SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

クレパス技法・パノラマに描く~静物~〈1日目〉

2015年08月05日 | 一日教室

本日は短期講習会、水曜アートマニアの開催日でした。

田伏勉先生によるクレパス技法プレミア講習会

クレパス技法・パノラマに描く~静物~

4月・7月に開催されたプレミア講習会の第3弾です!

 (※プレミア講習会とは?

  ‥田伏先生による「日曜アートセミナー・クレパス技法」を受講された方限定の講習会です。

  クレパス技法での経験を活かして本格的に作品を仕上げる、少人数制の短期講習会です。)

 


先生の「パノラマで描く」参考作品です

今回の講習会ではこの静物画を描きます

 


それでは田伏先生、お願いします!


まずは講義です。前回「スクエアに描く」のときも構図に関する説明がありましたが、

数学的な計算と感覚的なもの、両方なければいい絵ができません。どちらかだけではだめなのです。

とくに今回のようなパノラマサイズという難しい比率では、数学的な計算をきちんとやることはとても重要になってきます

 


まずは構図をしっかり捉えて 、下描きからはじめます。

 

横長の画面の作品は、あまり至近距離で描かないようにします。

イーゼルを見下ろすぐらいの高さに調整し、少し引き気味で全体のバランスをよく見ながら描いていきます。

 


下描きができると色を入れていきます。

ここもモチーフの色をよく見ながら、画面上で混色しながら塗っていきます。


ある程度塗れたらオイルでのばしていきます。



すでにクレパス技法を何度も体験してる皆さん、作業も楽しそうです


オイルが乾いたらまた上から塗ったり削ったりしていきます。


今回の絵は一つ一つのモチーフを正確に描いていくために指導もとても細かいようにみえます。

「感覚だけで描かない」と先生もおっしゃっています。

 


色彩に関しては、基本的には写真のままでいいですが、自分の好きな色彩にしても大丈夫とのことです。

ここは、形を正確にとる「数学的」な作業に対して、自分がいいと思った「感覚的」な閃きを出すポイントでもありそうです。


オイルでのばす作業は進行具合に応じて何度も行います。

細かい部分には刷毛ではなく筆を使ったりします。


写真を見ながら丁寧な作業でもあります。

徐々に細部にも手を入れていき、だいぶ形が出来上がってきました


先生の指導もとても丁寧で、一人一人的確にアドバイスしながら進んでいきました

本日はここまでです

 

次回は8/19、作品の完成をお楽しみに~

 

                

 

そして、田伏先生の日曜アートセミナー「クレパス技法」、8月は2回開催します

 

8月9日(日) 「クレパス技法 絵画性の追求 構成作画 風景と花」

8月23日(日)「クレパス技法 絵画性の追求 構成作画 風景と静物」

 

こちらの両講座、まだ空きがあります‼

 

申込みは コチラ から・・・・

 

会員さまに限らず、どなたでもお申込みいただけます!

是非ともご参加くださいませ

 

(まりも)