こころとからだ

アロママの日々感じた事、思った事。

体の力を抜こう!

2007-07-11 | からだ
前回の続きで、今日は体の力を抜く練習方法でいってみたいと思います。

まず、自分は体に力が入っているのかいないのか?それもよく解らないという方がいます。
私が『体に力が入ってますよ、抜いて下さいね。』というと
『えっ、入ってますか?』と驚かれる方が多いです。そして一生懸命抜こうと頑張ってくれるのですが、それでも抜けない方がいます。
力が抜けてる状態が解らないというのです。
かなりの重症ですよ。
そういう方は、まず息を思いっきり吸って、力が入っているのかいないのか、確かめたい筋肉を思いっきり収縮させて下さい。要するに力をあえて入れてみて下さい。
例えば、肩の状態を調べたいのなら、息を思いっきり吸いながら肩をすくませる様に上に引き上げてみて下さい。そして息を数秒間止めて下さい。そして肩の力を抜きながら思いっきり息を吐いてみて下さい。どうですか?さっきの肩の状態と比べて違いが解るでしょうか?
それでも良く解らないという方はその力の抜けた状態からまた肩を上に引き上げてみて下さい。
どうでしょうか?さっきよりも肩が動く範囲が大きくなっていませんか?
最初から力が入って持ち上がっている状態よりも力が抜け通常の状態から引き上げるほうが当然肩が上へ移動出来る距離が広がります。
いかがでしょうか?解りました?

では、ここから全身の力を抜く練習です。
イスに座るか、横になって下さい。
そして深呼吸を数回繰り替えします。
横になっている方は首をしっかり枕に支えてもらえるように枕の位置を調節して下さいね。
そして、どこからでもかまわないのですが、体の部分を意識しながら一ケ所づつ力を抜いていきます。例えばこうです。
「腕の力が抜けーる、腕の力がどんどん抜けてくるー」と心の中で唱えながら腕に意識を向けます。しっかりと意識できたら今度は場所を変えて
「脚の力が抜けーる、脚の力がどんどん抜けてくるー」「首の力が抜け-る、顔の筋肉の力が抜けてくる~」(結構お顔に力が入っている事って多いです。目の周りや眉間に意識を集中してみて下さい)
という具合にこんな感じで背中、肩甲骨、腰、お腹、お尻、とすべての体の部分に意識を集中して1つ1つしっかりと力を抜いていきます。
わかりずらいという方はもっと細かく感じていってもいいかましれません。
脚は足首、ふくらはぎ、ひざ、太もも。
顔は目の奥、口、あご、おでこ。
という具合に全身を一周したら、「体中の力が抜けて、とてもリラックスして落ち着いた気分だ。とても落ち着いている、落ち着いている。。。。」
と全身に意識を向けて唱えます。

力がちゃんと抜けているか解らなくなったら、先程のあえて力を入れてみて確かめてみるのもいいかもしれません。
最初は良く解らなくても大丈夫です。何度か練習するうちに解ってくると思います。また、意識的に力を抜こうと思わないで大丈夫です。体の部分をさりげなく意識してなんとなくそんな感じがする。ってな感じでOKです

この方法は自己暗示といって、自分で自分に暗示をかけていく方法です。
なので、リラックスして楽しんでやってみて下さいね。


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