金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【速報】 竜王戦第1局 激闘の頂上決戦! 初戦を制したのは藤井三冠!

2021-10-09 20:51:10 | 将棋

 将棋の竜王戦七番勝負の第1局は、東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂で行われ、先手の藤井聡太三冠が123手で、まず1勝を挙げました。

 

 注目の戦型については、先手の藤井三冠が「相掛かり」に誘導、その後、藤井三冠が研究手順を進めていきましたが、序盤の構想力に勝る豊島竜王が途中で主導権を奪い、そのまま中盤・終盤戦へ

 しかし、主導権を奪っていた豊島竜王が、なかなか最後までの詰め筋を見つけられない状況に陥り、徐々に藤井三冠のペースへ。そして、着実に詰み筋へ後手玉を誘って、寄り切る形で勝利となりました。

 

 ちなみに、1か月の準備期間で、豊島竜王の序盤の構想力は、明らかにまた一段と強力になっていたのは事実。藤井三冠の念入りの研究手順をあっけなくひっくり返して、後手ペースに引き込んでしまったのですから。それだけに、豊島竜王としては勝ちたかった一局だったと思います。

 でも、考え方次第。今回は後手番で、もともと落としても惜しくはありません。次の先手番こそ、序盤の構想力の差を見せつけての勝利が実現できれば、七番勝負としては、むしろ攻めこんだ感覚になれます

 

 第2局は、10月22日(金)23日(土)に京都市右京区の「総本山仁和寺」で行われます。将棋界の頂上決戦の第2局、また注目いたしましょう!


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【サウジアラビアRC(GⅢ)】 まさに雌雄を決する、クラシック登竜門!

2021-10-09 07:24:29 | 競馬

 秋の府中・阪神・新潟開催が始まります。本格的な秋競馬の季節になり、GⅠ戦線が続きます。競馬ファンとしては、たまらない気分でありまして、ウキウキ致します。

 

 さて、秋の府中の開幕戦は、2歳のマイル重賞、サウジアラビアロイヤルカップ(GⅢ)。過去の勝ち馬には、ダノンプレミアムグランアレグリアサリオスステラヴェローチェなどの蒼々たるメンバーが名を連ねており、これがクラシックの登竜門と呼ばれる所以でありますが、今回は、春の段階からPOGで話題をさらっていた牡馬の代表コマンドラインと、牝馬の代表ステルナティーアの2頭が出て参ります。

 両馬ともに、新馬戦は全くの楽勝で、ここもステップのつもりで出てきたら、何と雌雄のスター候補がかち合ってしまった。どちらも負けるつもりはないので、まぁいいか、という感じなんでしょうが、こういう対戦は、あとから「歴史的な対決」と呼ばれたりします。古くは、カブラヤオーテスコガビー共同通信杯(1975年)。最近では、グランアレグリアアドマイヤマーズ朝日杯FS(2018年)

 正直、見るレースです。この2頭と他の出走馬のレベルが違い過ぎるので、馬券は、この2頭からの三連単で3着付に何を選ぶかというだけ。一応、新馬戦で反応が良かったステルナティーアを本命エンジンの掛かりが遅かったコマンドラインを対抗、といたしますが、国枝栄厩舎のデビュー2戦目は本気で仕上げてきますので、コマンドラインの圧勝も十分に有り得ます。

 馬券は、③⑥の2頭を1着2着にした三連単4点 ③⑥⇒③⑥⇒①⑤

 

 本当に、来年のダービー馬とオークス馬が、ここで唯一の対戦をした、という歴史的なレースになるかも。注目いたしましょう!


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