金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【競馬】 東京スポーツ杯 2歳牡馬に新エースが現れるか?

2019-11-16 09:13:28 | 競馬

 今年の2歳牝馬はリアアメリアとウーマンズハートの2頭、2歳牡馬はサリオスの力が抜けているのが現在の情勢ですが、本日の東京スポーツ杯2歳ステークスでは、デビュー前からの評判馬が集結するレースとなっています。

 まずはデビューから2連勝中のラインベック。父ディープインパクト、母アパパネという12冠ベイビーで、6月7月に2勝して休養しておりました。いよいよ主役が始動するといったところ。次に、9月デビューのアルジャンナ。この馬は日本競馬界のドンである吉田勝己氏の個人名義で、栗東の池江泰寿厩舎の今年の1番手と言われています。デビュー戦では、素質馬だけを集めた5頭立てのレースを完勝しました(というより、アルジャンナが出るので、普通の馬達は登録を避けたと言われています)。そして、同じく9月デビューのコントレイル。こちらも栗東の矢作芳人厩舎の1番手と言われています。前走で見せたレース運びの上手さと最後の伸びはクラシック級と言われておりました。

 今回のレースを見れば、この3頭のレベルが分かると思います。サリオスを超えるようなパフォーマンスを見せてくれるのか? あるいは、ひ弱さを露呈してしまうのか? 来年のクラシックを占う上で、注目のレースです。ちなみに、ラインベックとコントレイルの主戦は福永騎手。騎乗停止のため、今週と来週は乗れません。JCのワグネリアンも悔しいでしょうが、今週のラインベックも悔しいはずです。

 さて馬券ですが、自分は人気薄のマイネルデステリョの単勝で。この馬は2戦目で勝ち上がった馬ですが、稍重の東京2000mを1分59秒8のレコードで差し切りました。前半から淀みなく流れた厳しい展開でも、最後までバテずに走り切りました。上記3頭のエリート馬たちにとって、今度は初めての厳しい流れの競馬。ここはマイネルの逞しさに賭けてみたいと思います。


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