金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【金融】隣国の自由と民主主義の危機 その2

2019-08-30 06:59:24 | 金融マーケット

 いまだ民主主義が確立したとは言えない未成熟な段階、これが今の隣国の姿だと思います。

 それでも、現在の国民は、自由と民主的な空気を満喫して、それが当たり前の権利として受け止められていることでしょう。しかし、今は、その自由と民主主義が危険な状態に入りつつあります。この状況を脱して、真の民主国家に昇華していくためには、急がば回れで、民主国家の基盤であるノブレスオブリュージュを数多く育て上げなければなりません。

 その前に、北に飲み込まれてしまえば、それで隣国の民主主義は死滅してしまいます。こればかりは、隣国の国民の力を信じるしかありません。気が付いたら、自由は奪われ、家族や友人が数多く粛清されるような世界に変わってしまった!とならないために、今は正念場だと思います。失くしてから改めて自覚するのが、自由とデモクラシーの素晴らしさです。

 こうした市民の権利は天から降ってくるものではなく、自らの力で、強い意志を持って守らなければなりません。他国は結局のところ、全く頼りにはなりません。自由とデモクラシーを守るためには、今何をするべきなのかを、権力者に煽動されるのではなく、自らの頭で考えてみて下さい。正に正念場です。頑張れ、韓国の人達!

 世界では、近代民主主義の賞味期限が切れたのでは? と言われて久しい状況下ですが、その趨勢は朝鮮半島にかかっていると言っても過言ではありません。日本のマスコミ各紙も無責任に嫌韓ニュースを流している場合じゃありませんよ! 民主主義と非民主主義の境界線が、38度線から対馬沖に変わった瞬間から、今度は我々が、非民主主義勢力からの圧力を一身に受けざるをえなくなるのです。そのリスクをもっと論じるべきだと思います。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする