夏休み日程も最後となり、やはり横浜の中華街で食事を！ということになりました。
しかし、現在の中華街は、海外観光客の目玉観光地であるとともに、地方からの首都圏観光の目玉でもあって、メインストリートはどこも人！人！人！でゴッタ返しております。しかも、多くの観光客を奪い合う傾向からか、安易に「食べ放題」に走る、かつての名店が多く、ちょっと悲しい限りであります。豪華中華料理を「2290円食べ放題」「1980円食べ放題」などで奪い合っていますが、こういうやり方は料理の品質を落とすことになっていくので、結果的には横浜中華街のブランドを凋落させる行為に他なりません。ぜひ見直して欲しいものです。ちゃんと品質と利益を確保できないやり方は、けしてサステナブルなビジネスとして成り立ちません。
そんな状況下、絶対にやり方を変えないのが「萬珍楼」と「聘珍楼」です。個人的には圧倒的に「萬珍楼」をお奨めいたします。ここは主に横浜在住の方々の固定客(港が見える丘の、てっぺん周辺に家を持っている方々です)が営業基盤なので、安易な道に入って、彼らからの御贔屓を失うような愚を犯しません。だからこそ、品質勝負・サービス勝負に邁進できるのだと思います。
横浜にお出かけの際は、ぜひ萬珍楼、聘珍楼をお試しあれ！
