未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle






おいハンサム!!」を観ている。

なんで録画しようと思ったのか覚えていない。

今期始まって撮り始めたドラマやアニメから、時間が出来るとちょこちょこ観ていたのだが、「おいハンサム!!」というタイトルから連想されるドラマが、イマイチ、ピンと来ないの後回しになってた。

3話ぐらい溜まったところで観始めたのだが、面白いね。これ。

自分の好みに直球ど真ん中だ。

そして、キャスティングがまた素晴らしい。

ドラマの世界に皆が馴染んているので、妙なリアルがある。

驚いたのが「武田玲奈」だ。

始めて観た『監獄学園-プリズンスクール-』の時は、良くも悪くも人気の可愛いグラビアモデルが「ちょとドラマに出てみました。」程度の印象であった。

わずかな間に何があると、ここまで変貌出来るのか。

ちゃんとこの(素晴らしい)ドラマの中で、「美香」の役にハマっているというか、「美香」そのものである。

これを観てしまうと、「美香」は武田玲奈以外には考えられない。

こういうドラマが、もっと沢山観たいです。→誰?

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「Ado」のファーストアルバム『狂言』を購入した。

最近は1曲ごとにダウンロード購入ばかりしているので、CDを購入するのも、音楽を「アルバム」として購入するのも久しぶりだ。

先に言っておくが、今までシングルリリースされた曲を個別に購入していたとしても、今回のアルバムは「アルバム」としてまとめて再購入し直すことをお勧めしたい。

『Adoワンマンライブ「喜劇」チケット最速先行抽選応募シリアルナンバー』が封入されているのも魅力だが、「アルバム」という一つの音楽のカタチ、失われつつあるが失われてしまうにはあまりに尊い体験を、是非味わってみて欲しい。

リリースされるたびに、まずは YouTube で視聴し、単独でダウンロード購入して聴く。

個々の楽曲はYouTubeという媒体に相応しく、煌めくビジュアルに彩られており、それはそれで完結した一つの作品に仕上がっている。

個々のMVの個性が尖っているので、それを寄せ集めて一つのアルバムとなりうるのか。

そんな杞憂は全体的にロックな仕上がりをベースとして、Adoの唯一無二の歌声が吹き飛ばしてくれた。

1.レディメイド
 郷愁を誘う聞きなれた静かなイントロで開かれた扉が、すぐに全開となり「さぁ、始まったぞ」と、聴く者を迎え入れてくれる。

2.
 2曲目にしていきなりの「踊」。1曲目2曲目で「Adoとは何ぞや」のおさらいになっている。

3.ドメスティックでバイオレンス【新曲】
 「おっ、新曲だな。」となる。「どうだっ!これぞAdoの新曲!」とばかりに、惑うことなくAdoの魅力が迸る。

4.FREEDOM【新曲】
 これはもう、ライブ向けに書き下ろしたノリノリ(?)でゴキゲン(?)な曲。
 私の趣味では「Ado X jon-YAKITORI」(蝸旋/イート/シカバネーゼ)が地上最強。
 ライブ行きたい。

5.花火【新曲】
 乙女なAdoに出会える。ある意味新鮮な感じ。

6.会いたくて
 正直今までは「(曲の感じが)Adoらしくないな」と、余り聞いていなかった曲だが、こうしてアルバムとして花火の後に入っていると、俄然Adoが歌うことによる深みが感じられる。完全に彼女の曲になっていることに改めて気付かされた。乙女なAdoの切なさがヒシヒシと伝わる。

7.ラッキー・ブルート【新曲】
 ちょうど折り返しでこの変わったテイストの曲が、Adoの世界に没入し過ぎた者の心をリフレッシュさせてくれる。
 シングルリリースが難しいような、こんな楽しい曲が入ってるのもアルバムの魅力。

8.ギラギラ
 これ、イントロ始まっただけでゾクゾクしてくる。アルバムのここで「Ado」のイメージを再喚起してくれる。

9.阿修羅ちゃん
 アルバムのどこ入れるのかちょっと難しい曲。といってもボーカルはAdoそのものであるので、一連の流れの中に溶け込んでいる。

10.心という名の不可解
 ちょっと前にリリースされているので、「既知の新曲」というどっち付かずの(いやどちらの気持ちも持ち合わせた)フワフワ感が、ドキドキを増す。

11.うっせぇわ
 懐かしい感が否めないが「MVの強烈なイメージがなかったとしてもロックな曲」であったのを再実感。

12.マザーランド【新曲】
 軽快なイントロが「おや?」と思わせる。未知の曲であるせいもあるが、今まで知らなかったアーティストに出会った時の「キュンとする喜び」がある。

13.過学習【新曲】
 悪くないんだが、ここまでAdoでガーッと来た後だと、大人しく感じる。そろそろ終わりなのか?との不安が射す。

14.夜のピエロ
 一番身近に(現実的に)感じる曲であることもあり、アルバムの最後に入れることにより「さぁ、そろそろ終いだ。現実に戻る時間ですよ。」と告げられているかのような、さよなら感がある。
 余韻に浸る感じではなく、ぱっと終わりを迎えてしまうのだが、その潔さが「さぁ、明日からもガンバって行こーか」と、アルバムから貰った心の高ぶりを、このどーしようもない現実に生きる自分に、受け渡してくれる。

一人の女神に捧げられた十四の「珠玉」

その一つ一つの全てが「Ado」という女神に捧げることを目的に創造されているので、アルバムとしてそれらが一つにまとめられた時、そこには緻密に配置された十四の「珠玉」から放たれた光が織りなす「奇跡」が生み出される。

日々の喧騒から逃れ、廻りの騒音から遮断された空間で「狂言」を聴くためだけに、どこか遠い地へと旅したくなった。

それが叶わぬ夢であったとしても、「狂言」に聴き入ることにより「挨答」に導かれ、しばしの「憂き世」からの離脱を、堪能させてくれる。

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最近の(いや、結構経つが)「マジギライ」があまり面白くないと感じているあなたへ

あくまで私見であるが、最近の「ゴッドタン」の「マジギライ1/○」が余り面白くない。

「ゴッドタン」の中でも特に好きな企画であったがゆえに「大きくなり過ぎた期待」に対する「得られる満足感」の度合いが低く感じられるだけかもしれない。

その理由を並べてみると、こんな感じだ。

・女の子が、どの娘も皆同じに見える。個性が感じられない。
・大抵「お前よぉ!」の罵倒から始まる。など、語彙やセリフ廻しが皆同じに感じられる。
・単純にオーディションしている人の選考基準によって、偏っているだけなのかもしれない。
・または演技指導(?)とか、番組の求める「色」が偏っているだけなのかもしれない。
・だが、他の企画からの連想もあり、「誰かが裏で指示しているのを、そのまま言っているだけではないのか?」と、どうしても思ってしまう。感じてしまう。
・個性が感じられないので「この娘、面白いね」との印象が全く残らない。
・毎回3人くらいの娘が出て来ても、どの娘も同じでは興味が薄れる。女の子、3人必要?
・毎回違う娘が出て来るので、リセットされて、毎回同じことの繰り返しになってしまう。
・誰がやっても、誰が出ていても同じ。
・これって、いわゆる、「マンネリ」ってやつじゃね?
・ゴッドタンに一番似つかわしくない「マンネリ」がまかり通っている。
・番組的には嫌われる側の芸人さんのリアクション(?)をメインに推しているようだが、可愛い娘が突っ込む姿にエクスタシーを感じる視聴者から観ると、毎回同じ「マンネリ」感が拭えない。
・「あいな」の活躍が見られなくなったことも大きい。

ゴッドタンの最大の魅力は、「いかにその企画を面白くするか」ではなく、企画はあくまでも番組進行のための「お題」であり、そこからどんどんあらぬ方向に逸脱して行き、誰も想像すらしなかった番組(?)に(良い意味で)破綻して行くことだ。

その到達した結果が素晴らしいのはもちろんだが、「破綻して行く経過」を一緒に追体験する、そのワクワク感、光悦感が、観る者の延髄に至福の喜びをもたらす。

私の場合、たぶん、そんな楽しみ方をしているのだと思う。

私の考えに賛同し、悲嘆している方がいらっしゃったら朗報だ。

始まったのは知っていたが、あまり期待していなかったので観ていなかった「 佐久間宣行のNOBROCK TV」
ゴッドタンの合間のCMで、「これ、思ったより面白そうだね。」と、最近見始めたのだが、いきなりハマった。

ゴッドタン、いや、佐久間さんならではの(常人には面白いのか面白くないのかピント来ない)企画の上に「あいな」越えの逸材が登場している。

【実験企画】大喜利中にギャルが罵倒!芸人たちの心はズタズタに!?


まだ4・5本ぐらいしか見ていないが、どれも傑作である。

「操り系」であっても、こらは見事に面白い。

【ドッキリ検証】「エロくないSM女王決定戦」インパルス板倉vsアルピー酒井


【ドッキリ検証】美人エステティシャンを板倉が操ったらザ・マミィ酒井がスケベ犬に変身!?


今すぐチャンネル登録だ!

佐久間宣行のNOBROCK TV
https://www.youtube.com/channel/UCaPJaMy0_OZlNjq7BVyTnkA


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まずは、第1弾のこちらを観て欲しい。

MONDO GROSSO / ラビリンス


とても素敵なMVだ。

だが、そのいかにも「ラビリンス」なロケ地の印象が強烈なのと、夜景であることもあり、満島ひかりがあまり目立ち過ぎないように抑えられている。

MVとしてバランスを考えると完成度は非常に高く、満島でなかったとしても凄く好きな作品なのだが、満島ひかりファンとしては、若干の物足りなさを感じる。

さて、そこで最近発表された第2弾だ。

MONDO GROSSO / IN THIS WORLD feat. 坂本龍一[Vocal:満島ひかり]


無人の劇場に一台のピアノ。そして宙を舞う満島。

このシンプルな構成でありながら、いやシンプルであるからこそ、そこに無限の広がりが感じられる。

Actor X Singer X Dancer

ひとつひとつが輝きに満ちた3つの輪が交わった中心から、神々しいほどの光の奔流が迸る。

坂本龍一のピアノをベースにした静謐な曲調ながらも、活力に満ちた躍動的なダンス、自由奔放に飛び回る満島とそれを追うカメラ。

もうこれは、満島ひかりの魅力全開だし、満島ひかり以外の、いや今の満島ひかり以外の誰にも演じることの出来ない奇跡だ。

コロナ禍の現状を暗示させながらも、その不死鳥の炎が放つような敬虔な光は、観る者の明日の希望を照らし、乾いた世界に輝きを与える。


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満島ひかり「最初は物まねした方がいいのかなって」 初代ペネロ-プ役・黒柳徹子からの言葉に感激 | Daily News | Billboard JAPAN


日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』先行上映会『大新年会だ!GOGO』に行って来た。

お目当ては「主演」の『満島ひかり』だ。

今回の『サンダーバード55』絡みでは、満島の番宣での出演が多い。

今年に入ってからも、
1/1(土) 00:10 NHK 「あけましてねほりんぱほりん2022
1/5(水) 16:50 NHK 「ニュース シブ5時 ▽満島ひかりさんの宝物
1/6(木) 18:30 YouTube 「サンダーバード55 先行上映イベント生配信
1/7(金) 13:00 テレ朝 「徹子の部屋
1/7(金) 23:00 TBS 「A-Studio+
1/8(土) 22:00 日テレ 「マツコ会議 新春拡大SP
1/8(土) 23:45 NHK 「おやすみ日本 眠いいね!
と、続いている。

満島ひかり(@hikarimitsushima) - Instagram


昨年の乱歩の時は、ラジオに2本出演しただけではなかったか。
あー、見逃してしまった、ねほりんぱほりんにも出ていた。

いや、今まではあまり丁寧に出演番組を追っていなかったから、見落としていただけかもしれない。

そう思っていたら、マツコが『そんなことする人じゃなかった』と、驚きを隠せぬ様子であったので、精力的に番宣に臨むのは、最近の傾向のようだ。

満島ひかり(@hikarimitsushima) - Instagram


しかもMCに何か聞かれて答えるだけの簡単な仕事ではなく、どの番組でも全力だ。

確かに、主演女優が「観に来て下さい!」と、興行に関する(金に関する)呼びかけをするのは、あまり格好の良いものではないと、感じる人もまだまだ多い。

「女優は素材(監督のイメージを映像化させるための素材)」と語っていたこともあるので、素材がしゃしゃり出て「観に来てください」と言うことにも、ためらいがあったのかもしれない。

独立して、演じる以外の仕事をしてみて、観客動員数(興行収入とはちょっと別の観点で)というものの持つ意味が、今までとは違った見え方をする様になって来たのであろう。

それは、事務所に雇われていた時には「やらされて」いたものが、独立して「やらせる」方の立場にもなったからという単純な理由ではなく、そういったものがなぜ必要なのかを直感し、他局で紹介してもらえるありがたさを噛み締め、そして番宣のみして大人しくしているのではなく、出演させてもらっているからには「今回の満島の回、面白かったよね。」と言ってもらえるように、とは言え、番組の趣向やMCの顔を潰さないようにとの配慮も怠らず、かなり「器用に」振る舞っている。

『A-STUDIO』で「そちらの(アシスタントの)席、狙ってます」との発言は、かなり本気のアピールであったようだし、『おやすみ日本』では、さかんに話題を振る方に回っていた。

満島ひかり(@hikarimitsushima) - Instagram


『マツコ会議』でのMX時代の映像は初めて観た。「苦労話が嫌い」と言っていたが、私も苦労話(大半が単なる貧乏自慢)は好きではないのだが、この時の満島の映像は「おっ、頑張ってるな、満島」と、好意的に観れるものであった。

今の地位(?)から見れば「下積み時代」とも取れるが、それを公開することを厭わない心の余裕と言うのか、その辺りも心境の変化を感じる。

『私の知らない満島ひかり』、彼女の色々な側面が見れることが、素直に楽しいし嬉しい。

満島ひかり(@hikarimitsushima) - Instagram


さて、映画はまたやってしまったのだが、冒頭の編集で導入された部分は観ていたのだが、本編始まってから10分ぐらいから後の記憶がない。

「映画観て、眠ってしまったことありますか?」と聞かれたら、「ちょうど一昨日観た満島さん主演の映画がそうでした。」と答えるところであった。

「サンダーバード」自体は丁度世代であり、大好きな作品だ。特にちょっと前に放映されていたCG版に落胆していたので、今回の「スーパーマリオネット実写による完全新作」には、「そ、そんなことが可能なのか?」と、かなりワクワクしていた。

にも、関わらずだ。

年々ひどくなっている気がする。

何度か目が覚めたのだが、その度に覚めてすぐにエンドクレジット×3回(3話構成)というパターンであった。なぜか終わるちょっと前に目が覚める。

こちらもかなり期待して観に行った『マトリックス レザレクションズ』もかろうじてトリニティが出て来るところまでは起きていたのだが、ふと気づくと「なんか、そろそろ終わりって感じだな?」と思っているとすぐにエンディングになった。

寝ているのか気を失っているのかは良く解らないのだが、どうも意識の一つ下のレベルは覚醒していて、終わりに近づくと目が覚めるようだ。今の所「目が覚めたら劇場に誰もいなくなっていた。」とかのホラーな体験はない。

もしかすると、映画を観ている間だけ、5分以上前のことが記憶に残らない「前向性健忘症」になっているんじゃないかとも思える。

ずっとちゃんと観ていたのだが、上映中の記憶は直近5分しか残っていないので、ちょうど終わる前に目が覚めたと、そう信じ込んでいるのではないのか。

帰りの電車で、なぜか急に、虚しさと言うのか、負の感情に打ちのめされた。

夏季休暇や「計画年休」と呼ばれて全社一斉で強制的に有休を取得させられる以外での、平日で休みを取得したのはいつ以来か覚えていない。

「あー、楽しかった」と余韻に浸るよりも、久々の楽しい時間があっと言う間に過ぎ去ってしまい、また明日から日常に戻ることに対しての儚さや不安の方が勝ってしまったようだ。

そんな荒んだ心を、番宣で出演している満島が癒してくれる。


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