未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle




マイケル・ジャクソンの外観
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%AF%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%A4%96%E8%A6%B3

私には大きな不満があった。

なぜ、白人になりたがるのか。

「黒人であることに、彼ほど大きな誇りを持っている者は、他にいないのではないか?」

今回調べて見て合点が入った。

病気だったんだ。と。

その一つの真実が鍵となって、様々な誤解が氷解し、彼の人生の全てが理解できた気がした。

「天才の孤独」

MTV時代の寵児と持て囃された彼の、それが真実の姿だったのではないか。

そうして見ると、彼の奇行と言われているものは、それほど異常なものではない。

ニュース映像で見たベルリンでの事件も、沢山のファン=自分と息子を祝福してくれている沢山の人々に囲まれて、思わず、今、自分が喜びで一杯である我が子を見てもらおうとしただけにしか見えない。

普通なら、下に降りて行って、皆に見てもらうところであるが、それが叶わぬので、あのような形になってしまった。結果的に危険な行為にはなってしまったが、シャイなスーパースターが本音を垣間見せた、数少ない瞬間であったはずだ。

どうか彼の慈善的な活動を、「金持ちの道楽」とか「偽善」と思わないで欲しい。

故意に物事をスキャンダラスに伝えようとするマスコミ、特に芸能関連の報道に惑わされず、彼の生涯を理解してあげること。

それが私にできる、ささやかな追悼の儀である。

これを書きながら傾けているグラスの中身は、はもちろんペプシだ。

80年代初頭。都会の洒落た店では、BGMとしてミュージックビデオが流されていた。

そんな中で、私の心を惹きつけたのは、「ビリージーン」であり、「ラッキースター」であった。

未だに彼らを超える者は出ていない。



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