未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle




※2021/8/29更新 動画を探している方は、こちらの記事をどうぞ

【それって!?実際どうなの課】 次回予告(2021年4月28日放送)


hulu で2週間の無料トライアル で全編が観れる。
森川葵の知られざる世界SP「アーチェリー+過去の偉業編」
しばらくすると、古いのから消えて行くので、過去の活躍を観たい人はお早めに。
「スポーツスタッキング」「カード投げ」「アーティスティックビリヤード」「ヨーヨー」「皿回し」「デビルスティック」「フォーク曲げ」「レインボースプリング」はまだ観れる。


昨夜のことだが、寝ようと思いベッドに入り、スマホを手に twitter を開く。

「#おつかれ森川」がトレンド1位に輝いていた。

しまった。今日だったのか。リアタイで観そびれた。

連休前の仕事の追い込みで、twitter もインスタもチェックしていなかった。

リアタイでのお祭り騒ぎに参加したくて、起きて録画を観ようかと思ったが、既にトレンド1位になっているし、自分が観終わった頃には誰もいなくなっていそうなので、諦めて寝てしまった。

痛恨のミスであった。今回の森川の活躍は、今までのそれからまた一つ次元が上がった、改心の神回であった。

今回は「ワイルドスピード森川」の特集回であった。

今までの軌跡を振り返りつつ、後半は新たなる敵「アーチェリートリックショット」に挑む。

いつもはすぐにプロ用の道具で挑戦を始める森川だが、流石に肉体的に無理であることを悟り、プロ用の大型の弓を恨めしそうに見送りながらも、ここは素直に初心者用の弓を手に取る。

隠し芸など、芸能人が挑戦する時には、殆どの場合10mの距離から的を狙うとの説明があるも、ここは森川、正式競技の最短距離である18mにこだわる。

レベル1、レベル2の技は、難なくクリア。

最後のレベル3「ロビン・フッド」に挑む。師匠と崇める堺正章がこの技に成功していると聞くと、ライバル心を燃え上がらせる森川。

だが、流石にこの技は、そんなに簡単に出来るものではなかった。

250射を超え、あたりが暗くなって来る。

完全に真っ暗になり、会場が借りられる時間の終了1時間前になり、スタッフが声を掛ける。

「10mでどうですか?」

「やらせてください。」

暗闇に光る鋭い眼差し、一見不敵にも見える笑みを浮かべながらも、決心のほどが伺えるその顔つきは、もう「漢」のそれであった。

18mにこだわる必要はない。舐めていた自分を素直に反省し、何が優先事項なのかを決断する。

「入れるんで、お付き合いください。」

最高にカッコイイ言葉だ。

「絶対入れたいです。」でも「やらせて下さい。」でもない。

「入れるんで、お付き合いください。」

その凛とした重い言葉には、決心が漲る。

映画やドラマの中ではあるかも知れないが、かつて現実の世界で、この言葉を言い放った者がいたであろうか。

そこからの惹き込まれ方がもう、半端ない。

普通に考えて、もう、弓を引くことすらままならぬはずであるが、全くそんな素振りを見せず、その真剣な表情からは、ただならぬ集中力が伺える。

だが、やはり、ちょっとした風向きなど、運にも左右されるような技が、そう簡単に決まるはずもない。

淡々と、無心に矢を放ち続けるも、残り時間がどんどん消費され、「そろそろ時間です。」とスタッフから声が掛かる。

「実質最後のチャンス」のナレーションと共に放たれた渾身の一矢。

スタジオで皆が見守る中、見事に成功する。

的に走り寄り、成功を確認する森川。

今まで見せたことのない感涙に打ち震える。

「本当に皆さんもお寒い中、お付き合い頂きありがとうございました。」

普通であれば、スタッフに迷惑をかけるのでは?と、諦めてしまいがちなシチュエーションであっても、「入れるんで、お付き合いください。」と、己を通した森川。

今の自分があるのは、それを許し協力してくれたスタッフのおかげてあることを痛いほどに感じ、そしてそれにちゃんと応えることが出来た安堵から、自然に出て来た言葉であろう。

森川葵を「ワイルドスピード森川」ならしめているのは「ピュアな執着心」である。

誰かを見返すためとか、自らの力を誇示するためとか、そういった段階を超えて、これはもう純粋に「技を成功させる」その一点に、人並み外れた執着心を集中させ、運をも味方に引き込み、結果を出してしまう。

わがままを許してくれたスタッフに、かつてない番組を収録出来たという、最高の結果でお返しをしている。

最後は「嬉しぃー」と、笑顔を見せる森川。

必ず勝者の居るスポーツと違い、技がなるかどうかは、森川一人の奮闘により、「ピュアな執着心」で結果を出し続ける森川。

「諦めなければ夢は叶う」という、イマイチ共感を持ちにくい曖昧な言葉を超え、一心不乱に、自分を信じて、純粋なる執着新を持って物事に取り組めば、到底無理に思えるような事であっても、結果を出せるんだと、そう観る者に勇気を与える。

ワイルドスピード森川の、終わりのない孤高の戦いは続く。

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