未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle




それは突然、テレビから飛び込んで来た。

総勢760人がダンス!ポカリスエット新CM「青ダンス 魂の叫び」篇 60秒


ハレの装飾に溢れた校舎、大勢の仲間が群れ集う中を、3人の生徒が感情をムキ出しに、力強く切り進んで行く。

脳幹に叩き付けるようなテンポの良い楽曲に乗せて放たれた、シンプルながらもメッセージ性に富んだ「ことば」が、心を撃つ。

そして後半、全員が一堂に会して繰り広げるダンスがまた、熱狂を通り越し、魔物に取り憑かれたかのような凄まじさを伝えて来る。

狂喜乱舞。

荒れ狂う紙吹雪、エキストラと思われた廻りの学生も、皆も続けとばかりに、統制の取れた群舞に集約されて行く。

ダンスの力強さが半端ではない。全身からその感情が溢れ出し、魂の叫びが迸る。

「汗は君のために流れる。」

最後のキメポーズ。やり切った者のみに許される凛とした表情が、観る者の全ての煩悩を焼き尽くす。


圧巻だった。

常軌を逸している。

なんなんだ、この、神々しいまでの高揚感は。


前作の「キミの夢は、ボクの夢。」シリーズも好きであった。

そこには青春のプラスの感情が凝縮され、眩しさを通り越した圧倒的な輝きで、観る者の魂を照らす。


全体のアグレッシブなイメージから感じられるように、テーマが変わった。

前作が一体感から得られる高揚に重きを置いて展開されていたのに対し、今回は一歩進めて、各自が自分を切り開いて行くことを前面に打ち出している。

誰にでも不安はある。だが、そこで立ち止まっていてはもったいない。君たちには若さゆえの特権がある。

叫べ!踏み出せ!と。


家のテレビが、単体で YouTube が観れるので、早々に「ポカリスエットCM」で検索した。

そしてまた、凄いことに驚かされた。各自ワンカットで撮っている。

全力で挑む青ダンス・茅島みずき編/ポカリスエットCM「ポカリ青ダンス魂の叫び」篇60秒


ポカリスエットCM|「ポカリ青ダンス 魂の叫び(みり)」篇 60秒


ポカリスエットCM|「ポカリ青ダンス 魂の叫び(まもる)」篇 60秒


だが、まもる編あたりから、恐ろしい疑念が浮かんで来た。

「ひょとしたらこれ、3篇同時に撮っているのではないか?いやいや、いくらなんでも、そんなことはあり得ない。出来るはずがない。誰もそんなこと、実際にやってみようなんて、思うはずないよな・・・。」

だが、答えはここにあった。

ポカリスエットCM|「ポカリ青ダンス 魂の叫び(3画面)」篇 60秒


本編のかつて体験したことのない高揚感は、この3篇同時ワンカット。その極限にまでに高められた集中力からのみ、得られるものであったようだ。

センターの娘の変貌して行く様が素敵だ。皆も続け!!

ポカリスエットweb movie|「ポカリ青ダンス ドキュメンタリー完全版」篇




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映画版『賭ケグルイ初日舞台挨拶上映会を観てきた。

この映画の魅力を一言で伝えるなら、

デタラメなカッコ良さ」

だ。



ドラマ版をずっと観ているが、オープニングが大好きだ。

一か八か」の曲に載せて、カッコいいショットの連続が、テンポ良く切り替わる。

そして映画版だ。

驚いたことに、そのオープニングの小気味良いテンポが、そのまま2時間に渡って繰り広げられる。

そして出演者がみな、その過剰なまでの、ハイテンションの中で、誰一人負けていない。

映画版『賭ケグルイ

令和の幕開け、ハレの日に見るべき、デタラメにカッコいい映画だ。

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