「篠田麻里子“ドM宣言”「イジられるの好き」
http://news.goo.ne.jp/article/sanspo/entertainment/ssp20111103035.html
AKB48の篠田麻里子(25)が2日、都内でファッションブック「MARIKO magazine」(集英社、980円)の発売記念握手会を開催。見た目のイメージを一変させる“ドM宣言”が飛び出した。
最近のテレビは便利である。
スイッチを入れると、現在放映中の番組と、次の番組の案内が表示される。
「おっ、次、『麻里子さまのおりこうさま!』だな。」
この番組は5分ぐらいしかないので、準備が必要だ。
タイトルに何か引っかかるものがあったのだが、その時には解らなかった。
番組が始まって、「あぁ、そーだったのか・・・」と気付いたが手遅れだった。
『真理子さまのおりこうさま!!』
画面に現れたのは麻里子ならぬ『林真理子』だった。
何故か、ビックリマークが2つに増えていた。
せっかくの準備が無駄になってしまった。
茫然自失の思いでスクリーンを眺めていても、何も頭に入って来ない。
「せめて、パチャだけでも。。。」と、画面を探したが、『真理子』はペットは飼っていないようだ。
何が『せめて』なのか。
『せめて』と思うのであれば、「せめて、AKBの他のメンバーでは?」と、思うところであろう。
『優子さまのおゆこうさま!』でも、『友美さまのおともうさま!』でも、『麻友さまのおまゆうさま!』でも、良いではないか。
どんな番組を作って良いのか、全く思いつかなかったNHKのスタッフを恨んだ。
始めて「おりこうさま」を見たのは『デンキのかわりにゲンキをあげる!夏の節電スペシャル』であった。
「ピカチュウかよ、おまえわっ!」
深夜に一人、つぶやいてみたが、誰かが突っ込んでくれるワケでもなく、寂しさが一層増した。
「いーなぁー。オレも、『おりこうさま!』して欲しいなぁ~」と、頭をディスプレイにすりすりしてみようと思ったが、思い留まった。
「確か『タッちゃん』が、ブラウン管の下から、アイドルのスカートの中を覗いていたよな。」
大人になると、何か行動をする前に、「それは、して良いことなのか?してはいけないことなのか?」と考えてしまう。
彼のような無邪気さが、オレにもあればと、悔やまれた。
ふと、気付くと、いつのまにか番組は終わっており、何かのドキュメンタリー番組をやっていた。
昭和の時代と思われる服装の人々が、何かの行列に並んでいる。
凄い長さにも関わらず、行列を待つ人々の顔は、楽しそうだ。
「『月の石』?いや、『モナリザ』か?オレも、あの、行列の中にいたんだよな。」
あの頃はまだ、人々が未来に希望を持って生きていたような気がする。
それとも自分が子供だったので、親の苦労が解らなかっただけなのか。
「生きるのに精一杯」という言葉があるが、生きることが『精一杯』の中に収まりきらない。
削られているのは、未来なのか、命なのか。
そんな中、今ひとつの気がかりが増えた。
なぜ、カタカナ表記なのか?
「上からマリコ」
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