未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle




ひどかった。

久しぶりにちゃんと2連休になった。

家に引き籠っているのも何なので、たまには外出してみようかと思ったが、これと言って見たい映画をやっていない。

Wiredで紹介されていた展覧会を思い出したので、それに行ってみることにした。

ひどかった。これで、金を取るのか?と。

「世界が認めたデジタルアート集団日本初の展覧会」

との振れ込みであったが、公式HPを見ても彼らの過去の実績紹介へのリンクのみで、今回の展示の様子が伺えない。

場所も場所だし、正直あまり期待してはいなかったのだが、それであってすら、びどいものであった。

4フロアのうち、展示が3フロア。2フロアはスクリーンに手を翳すと反応するのだが、1フロアは映像がちょっとごにょごにょする程度。2フロア目はアイコンを選択すると、テキストの解説が表示されるだけ。

もし、前述のビデオを見て、ちょっとでも期待しようものなら、高校生の学園祭レベルとしか思えないであろう。

いやいや、今時、高専であれば、もっとマシな展示が出来たと思う。

3フロア目は準備中であったので見ていない。「復旧の目途不明。再入場は出来ない。」と、念を押されたが、そこまでして見る気が全くしない。

こんなの、払戻すか、入場券を渡すのが定石だと思うが、仮に期間中に復旧しない場合、売上0になってしまうので、踏み切れなかったものと思われる。

朝一で行ったこともあり、展示を回るのに殆ど時間を要さなかったこともあり、4フロア目はまだ準備中感が満載であり、食にあまり興味がないので、チケット代に含まれている特典のみ受領。

ひょっとすると、「食」の部分は素晴らしかったのかもしれない。

だが、「デジタルアート」を期待するなら、ましてや公式HPの映像を見て何かを期待するのであれば、それは憤りにすら達しない、虚しさのみが残る酷い結果になるであろう。

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