マンタマンタに告ぐ

映画・政治経済・日常生活などの観察日記。

酒気帯び運転ではクビにならないのだ

2009-07-19 21:44:33 | Weblog
●自分も交通事故の被害者だけに、見過ごせない判決が多発しているようだ。無事故でも、飲酒運転をした場合、懲戒処分は重いようだ。

自治体の職員をクビにしても、職員である加害者は、処分が過酷すぎると反論している。減給1ヶ月が妥当なのか。これは、一般企業の職員でも同じ結果になるのかな。

一般企業では、下らないことでも、即クビになる。「飲酒運転を無くそう」と、警察や自治体が叫んでいる。行政としては、当然の行為だ。

しかし、司法の判断は違うらしい。クビは、重すぎる。となると、「…無くそう」の後に、「飲酒運転をしても、無事故であれば、クビにはなりません」と看板に明記するのかな。

この判決で喜ぶのは、飲食店か。飲酒運転を、大いに進めそうだ。

司法の判決は、飲酒運転を進めているようなものだ。最近の裁判官は、頭がおかしくないか。常識から逸しているのは、自治体規則や被害者たちか。

立法、司法、行政。三権分立だ。司法は、判決を下すだけだ。執行するのは、行政だ。裁判所がふざけた判決を下しても、行政(知事・市町村長)がそれを無視すればよい。

行政は、条例・規則に従って、職員をクビにすればよい。判決なんか、関係ない。司法から、行政行為に文句を言われる筋合いはない。

これからは、ふざけた裁判官をリストラにする時期がきたようだな。効率化、合理化を求めるのであれば、「民間の裁判所」を設置しよう。





映画訪問者に告ぐ

2009-07-19 10:13:35 | Weblog
●これも、上映4館から大ヒットを飛ばしているようだ。知名度のない映画は、アメリカでは最初4館から上映するのか。役者も、知らない人ばかりだな。

それにしても、この教授の演技は上手いな。受賞して欲しかったな。今年の主演男優賞は、誰だっけ? 教授よりもっと、上手い男優が受賞したのか。

編集もカメラワークも、印象的だな。この作品、扉なんか、全然叩いてないじゃないか。日本の配給会社が、勝手につけたタイトルか。タイコを叩いているだけだ。

コネチカットの大学の教授。学会の発表で、2ヶ月ぶりに、NYのマンションに戻ってくる。ところがところが、そこには男女の住人がいた。

友人に騙されて、住んでしまったようだ。心優しい教授は、2人の住居を許してしまう。そこから、信用と友情が生まれ始める。

男性は、不法滞在だ。ささいなことから、逮捕されてしまった。収容所に入れられてしまう。教授と女性とその母親は、男性を救おうと奮闘する。法の壁が立ちはだかる。

果たして、どうやって男性を救うのであろうか。日本でも不法滞在の家族が、問題になったな。子供には、罪はない。不法に入国しておきながら、両親は反省もしていない。

それどころか、子供をダシに使って、開き直って滞在の特別許可をもらおうとしている。図々しいにも、ほどがある。狭い日本、そんなに外国人が入ってきてどうする。

アメリカの国土は広い。正当な手続きにもとづいて入国するなら、問題はない。ホームレスでも、居住できる。その苦労は少ない。但し、就職では苦労する。

不法入国しても、教育・保険・年金・税金などの手続きが適正に申請できないと、困るのは本人ではなく、子供たちだ。

永住権が欲しければ、子供を愛したければ、まじめに申請しよう。とは言え、アメリカも9.11以後、その規制も厳しくなってきたかな。

この3人は、イスラム教徒か。皆、テロリストに見えてくる。タリバンが悪いのか、アメリカが悪いのか。

で、この映画のテーマは、何なのかな。友情か。信頼か。老後か。ドンデン返しは、特になし。当然の結末かな。