マンタマンタに告ぐ

映画・政治経済・日常生活などの観察日記。

映画アマルフィに告ぐ

2009-07-20 10:39:34 | Weblog
●「ホワイトアウト」でも、織田は佐藤浩市と共演しているな。原作者も同じ。何だかなー。まさか、まさか、同じ展開になるのではないだろうなー。

冒頭から、佐藤は何者なのか、よく分からなかった。職業不明。天海(看護師)との関係が、あまりにも単純すぎる。都合のよい、知人だ。

ロンドンから飛行機で3時間とはいえ、クリスマスの時期ともなれば、2回も3回も往復できないだろう。なぜ、それができるのか。映画だから、可能なのだ。

織田は、本当に外交官(秘書官)なのか。外務大臣(平田)を守るため、警察庁の公安課かシークレットサービスにでも、所属しているのではないか。上司は、中井か。

クリスマスで庶民は多忙なのに、G8(外相会議)がイタリアで開催される。外務省もいい迷惑だ。そこへ、観光旅行中の天海の娘が、ホテルで誘拐される。

誘拐犯は、イタリア人。誰が犯人なのか、冒頭から予想がついた。電話で会話をするなら、誘拐犯は「音声かく乱機」を使用しなさい。素の声だと、すぐにばれるぞ。

電話も、周囲の音響から分析されて、居場所が特定されるぞ。アホなイタリア警察なら、そこまでできないかもしれないかな。誘拐犯は、静かな場所から電話をしよう。

この目的なら、誘拐する必要性はないと思う。素人に、この手の犯罪は無理だ。もっと仲間(傭兵)を集めて、直接実行したほうが、計画通りに進むであろう。

原作に、問題あり。誘拐犯たちの目的が核心に近づくと、何だか「相棒」を見ているようだ。原作のほうが、先なのかな。どっちが、パクッているのかな。

アマルフィは、キレイな海だな。景観がすばらしい。日本の漁村とは、比較にならない。それにしても、怖い道路だ。建築物だ。イタリアは、地震が少ない国なのかな。

アマルフィは、タイトルに起用するだけ、価値のある役割はなかったな。原作者は、何でアマルフィにこだわったのだ。舞台はローマだ。表題は、「ローマ」でいいだろう。

気になったのは、ソニー・NEC・シャープ・ドコモと色々なメーカーが協力をしている。通常、1社で製作に参加するものだ。

何で、「ヒュンダイ」(韓国製品)まで使用しているのだ。イタリアだから、あるがままの製品をそのまま使用したのかな。

戸田ちゃんは、可愛いなー。21歳で外交官の研修生か。21なら、まだ大学生だぞ。ドクターヘリの、医師にもなれないぞ。看護師だって、まだまだ新人であろう。

フジは、年齢に適した役者を起用してもらいたいものだ。可愛いければ、テレビも映画も、年齢は関係ないか。視聴率が取れれば、それでいいのだ。

天海は、タバコを吸うのか。幻滅、イメージダウン。おばさんだから、どうでもいか。戸田ちゃんは、吸わないよな。喫煙する女性は、嫌いだ。