マンタマンタに告ぐ

映画・政治経済・日常生活などの観察日記。

映画パラアクに告ぐ

2010-01-31 12:25:12 | Weblog
●テレビCMでは、試写会を観ているギャルが、ギャーギャー騒いでいた。ビクっとするようなシーンは、なかったな。それでも、ヒットする理由はあるかもしれない。

近年、「ブレアウィッチ」から、ビデオカメラによる映画化が多いな。低予算映画が、活性化されることはいいことだ。これで、若者たちに希望がもてる。

でもなー、ビデオに頼りすぎるのも問題がある。大手の製作・配給会社などは、原点に返ったほうがいいな。製作費が、高騰しすぎる。

だからといって日本も、韓国・中国・台湾・タイなどに、製作を依頼しないようにしてもらいたいな。次世代が、育成されなくなる。

同棲している男女。本名か。出演者は、3人だ。霊能力者が登場するが、役に立たない。男性が、ビデオカメラを購入したところから始まる。約30日間の物語。

夜な夜な、ポルターガイスト現象に襲わる。監督が、ベッドの下などに隠れて、色々な仕掛けをしているのだろうな。CGを使ったり、送風機も使っているのかな。

2時間くらい、じっとしている場面がある。本当に立っているのか。編集で、カメラの時間を早くしているよなー。日本版コックリさんのCGは、上手くできていたな。

就寝中、音が気こえる。これは監督が、編集して入れた効果音か音楽か? 心霊現象なのか、区別がつかなかった。

寝室の画面は、どこを見ればよいのか分からないから、目が疲れる。まるで、アハ体験を受けているみたいだ。注視する個所は、白いドア、廊下、シーツなど。

予告編でもやっていたが、人間がカメラに向かってくるこのシーンは、ワイヤーを使っているのかな。人形だよな。よく、この演出を考えたな。感服した。

どの映画もそうだけど、ビデオによるラストは、ちょっと中途半端に終わることが多い。この作品のラストは、笑顔で終わってくれて良かったな。




プールはトドだらけ

2010-01-30 09:33:43 | Weblog
●週に3回ぐらい、プールで泳いでいる。25メートルを、20往復している。以前から比べると、日ごとに上達している。継続は力なり。

上手になったら、少しづつ時間を短縮していこう。これが学生時代、勉強として培っていたらなー。ハーバード大学(?)へ、行っていたかもしれない。

それにしても、こいつは早い泳ぎだなー。ターンが上手い。お前、人間じゃねーな。メスか。トドだ。見渡すと、大勢いる。クラスが始まると、水が大量に減っていく。

しかも、水が汚染されている。分厚い化粧が、はがれている。この、トドどもめ。一匹は、コースを逆走しているトドもいる。考えられない。

突然、隣のコースから横入りして、正当なコースを泳いでいるおじさんを妨害している。あやうく、溺れかけている。

コースのど真ん中で、突然、立ち止まっているトドもいる。周囲を見ているだけで、徒歩でもいいから進もうとしない。ワザと、ぶつかりに行こうか。

それにしても、ラッコちゃんが、全然いない。マシンフロア・ジムフロア・スタジオには大勢いるのに、なぜかプールにはいない。

いたと思ったら、スタッフが休憩で泳いでいた。ラッコがたまにいても、太ももまでもある水着だ。

ラッコのビキニを、見たーい。コマネチを見たーい。ラッコに、癒されたい。気をつけないと、トドメの一発を喰らいそうだ。




腹筋台が死んでいるぞーと

2010-01-29 09:27:48 | Weblog
●H21年9月上旬頃、ネットで「腹筋台」を購入した。約7000円、送料込みだ。1日50回。約5分か。これで、腹筋が鍛えられるぞ。お腹が割れるぞー。

と思ったが、全然使わない。この時期、まだ昼間は暑い。腹筋をすれば、よけい熱くなる。汗をかく。嫌だ、汗をかきたくない。

使用回数は、週に1回ぐらいになってしまった。バカだなー。宝の持ち腐れ。さらに、同年11月からジムへ通うことになった。ジムにも、腹筋台がある。

キャアー、自宅にある腹筋台が、全然使われなくなってきたー。外出する前に腹筋でもすればよいのに、予定があるので、多忙につき使う時間がない。

冬の時期なら、汗はかかない。たかが5分間で、50回。いつになったら、毎日使うようになるのかなー。買い物依存症で、終わってしまった。



映画早春に告ぐ

2010-01-28 11:02:06 | Weblog
●いつも安心して見ていられる小津作品だけど、今回は、「浮気」が主題になっている。ドロドロかと思いきや、さすが小津映画、明るくおかしく浮気事情を描いている。

「サヨラナライツカ」とは、全然違うな。社内恋愛による、不倫だ。もう、会社内には知れ渡っているし、妻にもバレている。

妻の母親にも、バレている。最後は、ハッピーエンドで終わる。それにしても、衆が若い。それでも、50歳くらいかな。

それにしても、ここは東京駅・丸の内ではないよな。蒲田なども、出ている。駅舎に屋根がない。沿線が、草ボウボウだ。

巨大なビルがない。どこの田舎の町で、撮影したのだ? 良くできた、セットだ。当時のCG技術は、すすんでいるな。


映画監獄島に告ぐ

2010-01-27 10:40:42 | Weblog
●それなりに、面白い映画かな。オースチンという死刑囚が、主人公のようだ。レスラー業界では有名かもしれないが、個人的には全然知らない。

ネット会社のAが、南太平洋の孤島(旧日本軍)で、死刑囚10人を集めて殺人バトルを配信させる。30時間以内で1人だけ生き残れば、自由となり大金も手に入る。

Aたちは、アクセス数4000万人を目指す。番組を面白くするために、死刑囚の記録まで書き換えてしまう、ひどい男性だ。

香港人かと思ったら、日本人が登場していた。得意技は、空手か? それにしても、弱いなー。もう少し、強く描いて欲しかったな。

Aは、さらに面白くするために、1人に対してやたらと武器をヘリから供給する。ずるいなー。フェアではない。しだいにAの仲間たちは、良心の呵責が生まれてくる。

オースチンの情報を得たFBIは、昔つるんでいたようだ。国のために、愛する元妻のために戦った、勇敢な戦士だ。FBIは島を見つけて、救出に向かおうとするが…。

そして生き残った1人の死刑囚は、思わぬ行動をとり始めるのであった。バトルは、まだまだ続いた。物語は、簡単には終わらない。

自分が裁判員だったら、法務大臣だったら、無人島にでも終身刑者(島流しの刑)を送り込みたいと思案していた。近未来、現実に起きそうな映画でもある。

これを実施するには、厳格な法律が必要だろうな。ネット配信によるバトルは、人道上問題あるので、当然ありえない。月1回は、職員が島に訪問して現状を調査する。

島には、食料も住居も寝具もマッチも家屋も設置しない。生きたければ、自分で工夫してもらおう。ケガをしても、骨折しても、カゼをひいても医者はいない。薬もない。

1ヶ月間も生きていられれば、幸いだ。終身刑者同士で、協力して生きてもらおう。反面、自殺も殺人も許される。

死刑を廃止して終身刑を設けるのであれば、そのぐらいはしないとダメだろう。終身刑者を、一生涯、税金で食わせたくない。

そんな、国家予算などない。この提案は、ダメかな。また、妄想で終わってしまうのか。




映画完璧な逃走に告ぐ

2010-01-26 09:59:32 | Weblog
●ハワイを舞台にした作品は、珍しいな。しかも、推理サスペンスだ。この滝のシーンだけは、一時的にはよく撮影されている場所だな。

ハワイ諸島へは、行ったことがないので、島の名称はさっぱり分からない。ハワイへやってきた、新婚ホヤホヤのミラ夫婦。

ある島のビーチを、目指していた。行くには、徒歩かカヌーしかない。しかも、許可証が必要だ。その2日前、ホノルルで新婚夫婦が殺害された。

犯人は、カップルのようだ。この島には、ミラの他にも2組のカップルがいた。このカップルの中に、犯人がいる。なぜ、殺害したのか。成り行きの強盗か。

しかも犯人は、被害者の歯を抜いている。歯の治療跡から、被害者を特定させないためか。目的は、何か?

そして犯人は、ばれそうになると、他のカップルを殺害しようと企てる。果たして犯人は、誰なのか? まー、観ていて、予想通りの犯人だったな。

ハリウッドの場合、動機などがラストになって演出されるから、推理ができない。予測不可能だ。過去の推理映画の統計から、判断するしかない。

それにしても、3組の会話の仕方が理解できない。観客をかく乱する目的もあるのだろうが、犯人たちの会話に、問題があるな。普通、こういう会話はしない。

なぜ犯人は、この島へ来たのか? どうも、殺害された新婚旅行カップルと関係があるみたいだ。完璧に逃げるため、この島へ来るしかなかったのかな。

ラストのこの犯人、その後、どういう結果になったのかは説明不足だな。つまり、完璧に逃げ切ったということか。

この犯人を見逃したら、ハワイ警察は千葉県警みたいに、バカしかいないのか。何だか物足りない、演出方法だなー。否、完璧な演出を、求めてはいけないな。




映画イツカさよならはやってくるに告ぐ

2010-01-25 10:43:26 | Weblog
●大劇場で、上映をしている。1時間前に、チケットを買っても大丈夫だな。でも、近くに寄ったから、4時間前に買うことにした。えっ、ウソ? おいおい。小劇場かよー。

何でだー? この回だけ、小劇場に移されたようだ。犯人は、マイケルだ。このやろう、いつまでも上映しているんじゃねーよ。早めに買っておいて、良かったな。

上映10分前に行くと、やたらとロビーが混雑している。野郎ばかりだ。横文字が、読めないタイトルだ。アニメのようだ。アニメは、相変わらず、人気が高いな。

東京、バンコク、ニューヨーク? ニューヨークは、いつどこに出てきたのだ? 小説では、登場するのかな。「ニューヨークへ行く」という言葉だけで、終わっている。

大半は、タイ(首都バンコク)ロケだ。監督は、韓国人だ。スタッフも、韓国やタイ人だ。これは、製作費・人権費を抑えたな。エンディングでも、漢字ではなく横文字だ。

1975年、ベトナム戦争の終結頃。日航(?)がタイ支店を設置し、空港の乗り入れを計画していた。西島は、婚約者ゆり子を置いて、バンコクへ赴任する。

そこで、高校の同級生(同僚)の紹介で、美穂と知り合う。西島が素性を知ろうとしないから、美穂が何者なのか、よく分からない。

ホテルで暮らしているから、大金持ちなのは、確かだな。イケメンには、弱いみたいだ。男には、性的に飢えている。しかも、略奪愛が好きな女性だ。

Hシーンはあるが、パイパイは見せない。乳首には多分、絆創膏を貼っているな。後ろ姿のヌードシーン(?)はあるが、ここは吹き替え(代理人)を使っているだろうな。

キスシーンはあるが、濃厚だな。よくも亭主は、ここまで認めたな。嫉妬しないものか?
これで、R15だもんな。やるなら、全裸OKの女優を、起用して欲しかったな。

だが、いずれ別れがやってくる。西島も、けじめをつけなければいけない。いつまでも、ゆり子を騙すことはできない。しょせん不倫は、大人の恋。続いては、いけない。

それから25年後(2000年)、西島は副社長になっていた。55歳くらいか。ずいぶん、ふけているなー。もう少し、元気があってもいいと思う。

西島は、美穂を忘れられないでいる。西島は、あの思い出のタイへ行こうとする。この西島を見ていると、諸星あたるが脳裏をよぎるな。「愛している」とは、言えない。

このタイトルは、ゆり子が作った「詩」からきているみたいだな。花粉症は、劇場内には漂っていなかった。鼻水も涙も、出なかった。良かった、よかった。




映画エクトプラズムに告ぐ

2010-01-24 08:40:53 | Weblog
●実話とはいえ、どこまでが本当なのかなー。何で、日本のテレビ局などが、取材をしない。地元警察やFBIが、極秘扱いにしたのかな。

1987年、ガンを患った長男がいる。遠方に住んでいる。で、病院の近くに引っ越してきた。姪も一緒に、住んでいるみたいだ。

そこは昔、降霊術会を研究していた博士たちが、火災(?)で焼死したみたいだ。当時の少年が、長男に憑依したのだろうか。博士は、死体からマブタまでも採取している。

毎夜、幽霊が現れる。家内をウロウロしている。このへんの演出は、日本のホラーから引用しているな。

薬の副作用で、長男は幻覚を見るようになる。幻覚か幽霊か。判断ができなくなり、気が狂いそうになる。

生き残っている者たちが証言しているのだから、多少は実話なのかな。エクトプラズマとは、霊媒師に憑依した霊が、口からゼリー状のモヤモヤに変異して出現するらしい。

突然ライトなどを浴びると、霊媒師は苦しむようだ。光に弱い。暗闇の中で、降霊会を開催しないといけない。そういう写真を、昔本で見たな。

でも、日本ではそういうエクトプラズマ現象の話を聞いたことがない。昔の人が撮った写真だけど、何かトリックでもしているのではないか。

とりえず、このエクトプラズムを扱った作品が、ようやく製作されるようになったか。ホラー映画大好きなハリウッドにしては、遅い上映だな。

病弱な長男を呼び寄せた幽霊は、長男を殺害してしまうのだろうか。いずれ死ぬガン患者だ、死ぬ気で戦うことができる。

果たして、生き残ることはできるのだろうか。当時の道路工事の逸話も、本当なのかな。これも、事実だよな。

ラストのこいつらは、本当に出てきたのか? 警察は当然、調査したよな。だったら、新聞に掲載されてもいいはずだ。でも、「今度は愛妻家」のほうが怖かったな。



映画サロゲートに告ぐ

2010-01-23 10:18:25 | Weblog
●身代わりロボットが、開発された。全世界的に、販売されている。家にいながら、寝たまま外出できる。ニートには、嬉しいロボットだ。

登録すると、若き日の自分も作成できる。後日、整形も可能だ。他人のサロゲートの使用は、犯罪になる。但し、レンタルは可能だ。

このサロゲートに、反対している住居区がある。サロゲートは、一切入れない。そこに、撲滅を企む黒人のボスがいる。

ある日、2人の男女のサロゲートが破壊された。しかも、本人までもが殺害された。被害者は、元開発者(老人)の息子だった。孫だったら、設定が理解できるな。

武器は、強力な科学兵器だ。開発費に、数10億円も要するらしい。元々、軍事用に開発されたロボットだ。軍部に、黒幕がいるのか。

元開発者は、FBIで停職になったブルースに、犯人探しの依頼をする。元開発者だから、ロボットは何台でも所有している。

人間の妻は隣室にいるのに、人間のブルースとはまともに会話をしたことがない。しだいに、ブルースは寂しさを覚えてくる。

この兵器で、通信回線を操作すれば、サロゲート本体や、操作している人を全員、殺害することができる。

阻止しないといけない。黒幕は、別なところにいた。果たしてブルースは、阻止することができるのであろうか。

こういうロボットは、将来的には開発されそうだな。Hの擬似快感は、無理だろうな。それにしても、この若きブルースは、やっぱりCGだろうな。


映画ココとストラに告ぐ

2010-01-22 11:22:27 | Weblog
●この6ヶ月で、シャネルの映画が3本も上映されている。なぜだ? フランス映画だけど、ディズニーが協力している。

シャネル本人の自叙伝かと思ったら、原作があるみたいだな。どこまでが、本当なのかなー。このストラなる作曲家って、誰? 全然、知らないんだけど。

前2作のシャネルは、イギリス人とフラン人の愛人が登場し、フランス人が交通事故で死亡してほぼ、終わっている。この作品は、その後を描いているようだ。

1931年、ロシア人(?)のストラの演奏会に、シャネルが観覧する。大不評だ。突然、1920年に移る。その間、一度も、再会はなかったのか。

音楽に目覚めたシャネルは、ストラとその家族をも支援する。別荘を貸し、作曲に専念させる。

そこでシャネルは、Hにも目覚める。本当は、どっちが、先に誘惑したのかな。こういう表現をさせて、会社側が認めていいのか。シャネルを、淫乱扱いしているな。

一方、シャネルの5番の開発にも力を入れる。前2作では、突然5番が出てきたな。しかも、いつごろから開発されたのかは、不明だった。この映画も、怪しいなー。

ストラはHに目覚め、その妻は、当然不倫に苦しむ。シャネルとストラは、いつしか、破局を迎える。ラストは、よく分からんな。飛びすぎ。

2人とも、いきなり老人になっている。年齢も分からない。もっと、キレイなラストを描いて欲しかったな。ちゅっと、不満が残る映画だ。




肩こりにはプールに限るな

2010-01-21 10:22:23 | Weblog
●毎日、ジムへ行っている。以前は、日曜日だけだった。週3回くらい、プールで泳いでいる。少しずつだけど、時間が短縮されていく。

25メートルプールだ。片道だけで、バテている。往復なら、おぼれ死んでしまう。それでも、1回1回行くたびに、伸びているのが分かる。

ターンはできない。鼻に、水が入ってできない。10往復で30分。今、20往復で50分だ。やっと、45分にまで短縮できた。この先が、難しいな。

他人の泳ぎを見ていると、すごいなーと思う。何で、連続して数往復もできるのだ? 自分の場合、呼吸のタイミングを間違えると、沈んでしまう。

水圧に押され、ゲップが出ている。怖い。これだけでも、呼吸のタイミングが狂ってしまう。他の人は、ゲップはでないのかな。

肩を回すから、肩こり解消にはちょうどいいな。でも、すぐまた肩が凝る。この、パソコンのせいだ。首の神経が圧迫されているから、目もショボッショボしている。

溺れたら、美人スタッフに助けてもらおう。マウス・to・マウスだ。男性スタッフは、後ろで見ていなさい。




映画脱獄王に告ぐ

2010-01-20 09:40:27 | Weblog
●それなりに、面白く仕上がった作品かな。吉本もまた、板尾に託して映画産業に乗り出したか。第二次世界大戦中の刑務所を、描いている。

それにしても、全然、しゃべらない板尾だなー。歌声とわめくだけ。異色の主人公だ。しかもその歌は、当時まだ発表されてしないし。自分の、好みの歌を歌っているだけだ。

なぜ、脱獄を繰り返すのか。何から、逃げているのか。何を、追っているのか。なぜ、線路沿いを逃げるのか。ラストで、その答えが明らかになる。

看守長の国村は、とうとう、誰も逃亡できない監獄島へと送り込む。それでも、板尾は逃げようとする。ラストの逃亡方法は、奇抜だけど、ちょっと問題があるな。

素人には、これを一晩では作れない。俺だって、作れない。その道で食べている人に、失礼だ。板尾、「間違えているぞ」。マンガだと思って、鑑賞するしかないな。

予告編では、裸体の女性が登場していた。途中、ちょっとだけ眠ってしまった。その時に、出ていたのか? 見損ねてしまったぞ。

それにしても、食事ぐらいはきちんと摂れよ。脱獄するには、体力がもたないぞ。板尾は、あんなに、軽快な動きができる人なのか。日頃から、鍛えているのかな。





映画秋刀魚の味に告ぐ

2010-01-19 11:11:01 | Weblog
●小津作品は、安心して観れるなー。特に起伏もないし、ドンデン返しもない。それでいて、面白い。どこにでもある、家族風景だ。笑いがある分、救われる。

一流の役者が揃っているのに、脚本を棒読みにしている。同じ言葉を強調するように、2度も言っている。何か変な語り口だ。小津監督でなかったら、怒っているところだ。

岩下も、若いなー。岸田今日子も、若い。衆も若い。中学校の同級生が集まるから、55歳ぐらいの設定か。先生役の東野も、愉快だ。

みな、懐かしい人物だ。惜しい人を、名優を亡くしたなー。犯罪を描かない映像美。マンションの住人たちも、みな暖かい。こんな付き合い方を、当時はしていたのか。

信頼に満ち溢れ、ほのぼのとした、昭和の世界だ。現代とは、大違いだ。日本は、どこで道を踏み外したのかなー。

小沢や鳩山が、悪いのか。自民党が悪いのか。それにしても、秋刀魚はどこにも出てこなかったぞ。とんでもない、タイトルだ。




映画ミレニアムに告ぐ

2010-01-18 14:45:06 | Weblog
●スウェーデン映画か。珍しいな。北欧にも、映画制作は存在するのか。知らなかった。原作者は、処女作にして、出版前に心筋梗塞で他界している。もったいなー。

推理映画なのはいいが、登場人物が多すぎる。誰がだれなのか、よく分からない。記者が、名誉毀損罪で敗訴した。記者は幼少時、父がその依頼人の家で働いていた。

大会社の社長(子なし)は、40年前、姪が行方不明になり、迷宮入りになっていることを気にかけていた。どこかに、埋められているのか。その捜査を、記者に依頼した。

一方、調査会社の敏腕女性ハッカーが、その記者にハッキングし協力するようになる。ハッカーは、過去に、誰かを殺害したようだ。

出所後、後見人がついた。後見人は、ハッカーにセクハラをし、虐待をするようになる。

記者は、1枚の写真を手がかりに、次から次へと真相に近づいていく。社長の親族が、多すぎる。この中に、犯人がいる。

年齢から考慮すると、もう60歳ぐらいだろう。社長の兄弟が他に、3人(?)いる。ナチスと関係あるようだ。

社長の弟(姪の父)は、姪が行方不明になる前から溺死している。姪の兄は、当然悲しむ。姪の従姉も怪しい。なぜか、従妹の顔が中々出てこない。怪しい。

当時、担当した刑事も怪しい。だが、事件は1つだけではなかった。姪がいなくなる前から、その後からも、殺人事件が起きている。

そして、犯人が分かっても、簡単には終わらない。事件の結末は、意外な方向へと進む。記者自信の事件も、まだ解決していない。名誉を、回復せねばならない。

ハッカーは、なぜ鼻にピアスなどをしていたのか。ラストでは、その変身ぶりが披露される。生まれ変わった自分を、変えるためのようだ。

特に、アクションはなし。ハリウッドは、リメイクしかけているのかな。今後の北欧映画に、期待しよう。




映画今度は愛妻家

2010-01-17 09:35:37 | Weblog
●映画今も家にいる妻を愛しているに告ぐ

この映画は、ファンタジック・ホラーです。怖いです。ホラー大嫌いな人は、観ないほうがいいです。館内は、花粉症の季節か。涙と鼻水が、ちょくちょく出てくるぞ。

妻ひろ子が、箱根へ旅行に行く。役者志望のあさみが、有名カメラマン豊川の家へ、訪ねてくる。1年前、沖縄旅行で妻ひろ子を亡くしたと言って、家に招き入れ浮気をする。

ひどい男だ。娘を亡くしたオカマの石橋が、なぜか豊川と親しくしている。一年間、ストレスで豊川は仕事もしていない。それでも助手は、付き合ってくれている。

そしてクリスマス、ある人が亡くなった。幽霊が現れた。恐ろしいほどの、大ドンデン返しだ。やられたー。何気なく観ていた自分が、情けない。

昔みた、ハリウッド映画のマネかとも思ったが、かなりひねったホラー映画だ。原作者も、設定・構成を考えたなー。舞台劇が、原作なのかな。

この幽霊には、恐怖のどん底に落とされた。怖いよー。ホラーなのに、ギャグが多い。ラストでは、花粉症に襲われる。

今年は「沈まぬ太陽」が作品賞受賞かなと思ったが、この映画も候補に上げよう。監督・脚本・演技など、総なめしそうだな。

それでも、豊川の演技は、今一つだなー。コメディーが、さまになっていない。カッコつけのキャラのイメージが、強すぎる。

ひろ子は、上手いなー。石橋も、オカマ役が似合っている。テーマは、「前進」かな。それとも、「離婚活動」かな。前回も今度もない、今しかない。今を失う、恐ろしさ。

思い出を捨て、未来へ進むことにおびえる人たち。エクソシストとなったオカマは、除霊に奮闘する。幽霊を一番恐れているのは、本当はオカマだった。

この映画、ドンデン返しがすごいから、宣伝しづらいだろうなー。出演者の正体も、教えられない。これほど、悲しくも、除霊が難しいホラー映画はなかったな。

とはいえ、推理力のある人には、ネタバレをしてしまったかな。ホラー大好きなサム・ライミは、リメイクするかな。