私達が初めてプリンスエドワード島に住んだのは2008年5月のことでしたが、その時は愛犬がいたためシャーロットタウン市内のアパートや一軒家は借りられず(ペット不可が多かった。)、何とか郊外の一軒家を借りることが出来ました。その時のお隣さんがユーニスとダグで、彼らはアイランダーの典型のような優しく人を思いやることが出来る人たちで直ぐに友達になりました。
ユーニスはFacebookに記事を書くことがマメなので、今でも毎日のようにFacebookをチェックすると彼女の記事が見られます。今朝はWinter Wonderland!と称して一昨日降った雪とその後の青空の写真が数枚アップされていました。今、北海道の家にいながらにして15年前の「我が家」の様子が見られて懐かしく思いましたが、その中でお向かいのトレントがいつも雪が降ると彼の大型除雪機を動かして彼らの家のドライブウェイの除雪をしてくれることに感謝をしていました。
これも私達が15年前に経験したことで、出会って直ぐだったのにトレントは私達の家のドライブウェイもきれいに除雪してくれたものでした。ある時ユーニスに「どうしてトレントは我が家の除雪もしてくれるのだろう?」と聞いたところ、我が家から200mくらい先に住んでいる我が家の大家のジムがトレントの従妹だから頼んでいるのじゃない?ということで、てっきり私達はジムがトレントにお金を払って頼んでいるのだと思っていました。
しかし、大家のジムと妻のパムともその後もずっと友人になって良く家に遊びに行きましたが一度もそういう話は聞いたことがなく、またユーニスもトレントにお金を払っている話もないようで、結局今になって思えば単にトレントの人の良さから来ているものだと思っています。
人が皆暖かくて助け合う、しかし言われるように田舎の深過ぎる人間関係などには陥らず心地良い関係を保っている、そういうプリンスエドワード島ノースウィンズロー地区の人たちが懐かしいです。
もうカードを送ることはありませんが、近々いつものようにメールに写真を添えてクリスマスメッセージをユーニスとダグに送ることにします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます