林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

ブルースマンへの道! その30

2019年06月10日 06時47分47秒 | ブルースマンへの道

さてさて、半月くらいに及ぶ闘病生活も何とか終わり・・・

先週土曜日は久しぶりに、うちのバンド3人で集まって、ミーティングをやり。

まだまだ身体がふらつくものの、とりあえず日常生活をこなせておりまする。

 

そして、かなり前に書いていたシリーズ「ブルースマンへの道」の続きですよ(笑)

前回までは、ブルース・ジャムに参加しようと決めて、準備を重ねてから、

店の入り口まで行ったところで、中断しておりましたな・・・

というか、このお店のブルース・ジャムに参加したのは、今年の3月のことですからね(爆笑)

あれからもう、3ヶ月くらい、たっちゃってますからなあ。

とはいっても、そこで行われたことは、しっかりと記憶しておりますよ。

そりゃあ、初めてのブルース・ジャムですからね、忘れられる訳がありませんわ。

そこで経験した出来事や会話の隅々まで、脳内で再現できるもんな~(笑)

 

さて、恐る恐るお店の中に入ったところ、なんと、ホスト・バンドの皆さんの演奏が始まっていました(汗)

おいらとしては、オープンと同時にお店に入るのは、あまりにもやる気満々みたいだから、5分くらい遅れて行ったのですが。

お店の中はもう10人以上のお客さんがひしめき合っていて、すごい熱気ですわ・・・

 

うわ、みなさん、そうとうやる気満々なんだな~

 

おいらも、今さらながら、力が入ります。

 

お店の入り口のカウンターに、ジャムに参加する人の参加表が置いてあります。

これについては、さんざん下調べしているので、落ち着いて記入します。

 

名前 つぁん

パート ギター・ヴォーカル

 

これで大丈夫なはずです。

初めて参加したジャムで、本名じゃなくて、芸名?の「つぁん」と書くことにちょっと躊躇したけども。

まあ、初心者ジャムだったからか、他の人はほとんど、本名で書いてらっしゃいましたけどね・・・(遠い目)

まだ初めてなんで、周りの空気をきちんと読めないおいら(汗)

 

そしてホスト・バンドの演奏が終わってから、いよいよジャム・セッションが始まります。

ホスト・バンドの方が、参加表を見ながら、誰と誰を組ませるか考えています。

そして参加するお客さんたちは、そわそわしながら、お互いを真剣に観察しています。

 

そう、持っている器材とか、外見的な雰囲気とか、お店の人との接し方とかを観察することで、

どれくらいの音楽的テクニックがあるか、とか、お店の常連度としてはどれくらいなのか・・・

なんかを推し量ろうとしているわけですね。

もちろん、おいらも、周りの人たちをきちんと観察した、と書きたいところですけども(笑)

初めてなのでテンパっちゃって、いきなりビールを頼んで飲みだす始末(爆笑)

 

ホスト・バンドの方は、ヴォーカルを担当できる参加者を軸にして、どういう即席バンドを作るか、考えているようです。

「~さんはベテランだから、そこに初心者の~くんを入れてみようか」

などと小声で話しているのが聞こえます。

 

おお~、いろいろとちゃんと配慮してくれるんだなあ~。

 

安心しちゃったおいらは、ビールがどんどん進みます(爆笑)

 

そして参加表の一番下に書かれている、おいらの名前でとまどうホスト・バンドの方(笑)

 

「『つぁん』さんでいいのかな? こちらの方は、どなた?」

「ああ、さっき来たばっかりで、入り口付近の席に座っている人ですよ」

という会話が聞こえてきます。

 

そして、後から考えれば、この時にホスト・バンドの方は、おいらの実力を推し量ってくださっていたのですわ。

つまり、ある程度実力があって、初心者の方と組ませても、ヴォーカルとしてバンドをリードできるのか。

それとも、本当に初心者で、まだやり方がよくわからない人だったら、ホスト・バンドの誰かが入ってサポートすべきなのか。

おいらはそのお店では、全くの新参者なので、おいらのことを知りうるすべがなかったからなんでしょうな。

 

そしてホスト・バンドの方がおいらにこう言います。

「『つぁん』さん、ギターも弾くんですよね? スタンバイしといてくださいね」

はい、ジャムに参加するのに、ギターも出さずに、ビール飲んでたバカはおいらです(遠い目)

言い訳になるけども、一番最後に来たから、出番も一番最後だろうなとタカをくくっていたところもありますわ。

おいらはあわてて「あ、すいません、すぐ準備します」と言って、ギター・ケースに向かいます。

 

んで、これは後から気づいたんですけども、ホスト・バンドの方は参加者が使っている楽器に注目するみたい。

特に新参者の場合は、その人がどんな楽器を使っているかによって、だいたいの実力を推し量るわけです。

これは非常に理にかなったやり方だと思うっす。

使い古した、ただ者じゃないギターを持ち出す人で、初心者はそうそう居ないですからね(笑)

それにギターを出して、それを準備する手際なんかを見るだけでも、だいたいの演奏歴くらいはわかるはずだし。

 

ほいで、おいらは、いつものように、

このギターを出します。

 

 

びっくり仰天する、ホスト・バンドの方々(笑)

 

 

「おいおいおい! まじかよ、ドブロだよ!!」

「なんだ、大ベテランか~、じゃあ、任せて大丈夫そうだね」

 

 

えええええ???

大ベテランどころか、ブルース・ジャムに参加するの、生まれて初めてなんですけど!!

 

という言葉が言えない、おいら(遠い目)

 

波乱万丈のブルース・ジャムが始まったのです(笑)

以下次号じゃ!!

 

 



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