林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

更に戦う猫

2018年09月07日 12時40分29秒 | VROOOM

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 蟲の苦手なブルームです。

優秀なハンターとして我が家に巣食う害虫を退治してくれるコトさん。
そう考えていたのですが、それは思い違いのようでした。

もっと優秀なハンターが人知れず我が家を守っていたのです。

  …いたのです(過去形)。


今朝も早くからコトさんのにゃにゃにゃという高く澄んだ声
激しい猫パンチ音で目が覚めました。
あぁ。また朝っぱらから何かと戦っているな…

台所に足を運ぶと、虫の肢が転がっております。

見回すと全部で6本ありました。
あぁ、バッタかコオロギと戦ってたか。
それとも、ウチのVo./Gつぁんの苦手とする便所コオロギこと竈馬(カマドウマ)でも出たか?

涼しくなってきたし、そろそろバッタとか秋の蟲どもの季節だ。
夜になると鳴声も聞こえるし、俺的には一番好きな季節だぜ、秋。
俺の好きな曲の、ブランキージェットシティ初期の名曲「小麦色の斜面」。
♪虫たちが優しく~ 囁くのが聞こえるぅ~
♪風は近づく~冬の気配を~感じさせてくれるし~
…ってフレーズが頭によぎります。


ところが、足しか見当たらんので、もしかして本体だけ食べたのかな?
って思ったら、リビングに肢がもう1本落ちてるではないですか。

バッタのツガイでも居たのかな?
バッタってツガイで行動する蟲だったっけ?
ムカデじゃあるまいし…

でも、そういえば今朝はやたらとカーペット裏をほじってたな…
なんか嫌な予感がするぜ…って、捲ってみましたところ、

はい。肢が7本もげたアシダカグモ(死体)が居ました。胴体長2センチほど。

※ややグロいので苦手な人はクリックしないように。


今までコトさんが害虫を退治しているものと思ってましたが、
どう考えてもこの御方の業績です。
5ミリくらいの小さいクモは我が家で日常的に見ますが、
このサイズのは初めて見ました。

ていうか、コトさんが害虫退治して呉れてるワケないですよね。
コトさんは基本的に倒したら食べずに放置だから。
上記の小っちゃいクモの死骸くらいしか見かけないし。


その大きなクモは、おそらく台所で運悪くコトさんに見つかり、
脚を6本もがれ、そのままリビングまで運ばれて嬲り殺しにされたのです。
優秀な狩人も、猫の前では獲物にすぎないのであった。
それもタチの悪いことに、イエネコの狩りってのは
食べるためではなく、純粋な好奇心によるものなのです。

我が家で「G」を見かけない理由が分かったと同時に
その守護神を失ったことを知りました。

前回のヤモリと戦ってた時は助けることが出来ました。
あれも何か守り神的な存在だったのかもしれませんが所詮は信仰とか概念的なモノ。
だがしかし、今回のは確実に物理的なウチの番人だった奴です。どうしてくれるんだよ。


今後現れるであろう「G」の脅威に震えて眠ることとなりました。