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林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

思い出の音楽 その11 Elephant Talk  

2020年12月14日 08時45分30秒 | 思い出の音楽

みなさま、お元気でございましょうか??

新型コロナの感染者数が600人を超えるようになって、かなり心配ではございますが。

それでも、家に引きこもるわけにはいかないですからね、働かないと食っていけませんわ・・・

 

さて、前回は、おいらがアップルビデオ高津店でアルバイトをするようになって。

店長と一緒に仕事をしたら、ずっと、ダイアーストレイツの音楽を聴くことになった、というところまで。

 

その後、おいらと店長はどんどん仲良くなって、おいらが店長にギターを教わるようになり。

さらに、2人で池袋の芸術劇場の前で、路上ライブをやるようになります。

それが1995年の出来事ですね。

そして1995年の年末に、おいらは広島県三次市の実家に帰省します。

 

そこで、VROOOMと会って飲むんですわ。

その件については、これもバンドの歴史シリーズに書いたことがあるんですが。

VROOOMとおいらは2人で、酒を飲みつつ、朝方までファミコンをやります。

そしてそこで、VROOOMが広島から東京に出てくるということが決まるんですわ。

おいらと店長がやっているバンド?に、VROOOMも加わるということになったんです。

いやあ、これよく考えたら、店長の了解を取ってないのに、よくやるなあ、おいらも(笑)

 

 

ほんで年が明けて、1996年の3月に、VROOOMがバイクに乗って、上京します(驚愕)

そして、VROOOMの部屋が決まるまで、おいらの部屋に居候することになったわけですな。

 

当時のおいらの部屋は、川崎市高津区にあったんだけども、もんのすごく狭くて(笑)

その玄関というか、廊下というか、クローゼットの前というか・・・

とにかくフローリングの場所で、VROOOMが生活します。

 

VROOOMの部屋が見つかるまで、数週間の間、おいらの部屋で2人でよく飲んだもんです。

その時に話したのは、当然のことながら、ゲームと音楽のこと。

 

現在、おいらとVROOOMは、ゲーム実況やって、バンドをやっているわけですから。

20年以上前から、首尾一貫、というか、成長してないというか(笑)

 

 

もちろんその当時も、店長とVROOOMとおいらの3人で、路上ライブをやったりもしましたわ。

これが、現在のうちのバンド「アップルビデオ高津店」につながっていくわけですね。

 

そのころ、アップルビデオ高津店(勤め先の方)にあったビデオの中に・・・

 

冒頭の写真の、

これがあったわけです(笑)

とは言っても、このジャケットはDVD版の方なので、厳密にはちょっと違いますが。

 

キングクリムゾンの、東京でのライブ映像ですね。

それを借りてきて、2人で見たのを、よーく憶えていますわ。

 

というわけで、その時の映像の1部分を見てもらいましょうか。

おいらが大好きな曲ですわ。

King Crimson - Elephant Talk

どう考えても、異常な人たちですよね(驚愕)

この映像のころは、キングクリムゾンというバンドの歴史の中でも、かなり異質な時期でして。

 

ギター・ボーカルは、アメリカ人の、陽気な落ち武者(爆笑)

ギターにアームが付いているのに、ネックをへし曲げて、ベンドしたりしますからね~(他の曲)

この曲では、ゾウさんの鳴き声をギターで表現してます(笑)

こんなにニコニコしながら演奏するのは、キングクリムゾンらしくないと言えばそれまで。

でも、ギターもボーカルもとんでもなく上手すぎて、変態っぽくて、最高です!!

 

ベースは、スキンヘッドの芸達者(楽器が、これまた異常)

もくもくとベースを弾いたかと思うと、極低音でハモったりします(遠い目)

使っている楽器は、スティックと呼ばれていて、タッピングだけで音を出す楽器。

ベースとしても、ギターとしても、というか鍵盤楽器としても使える、万能楽器ですわ。

 

ギターは、いつもの、ロバート・フィリップ様ですけども。

陰に隠れて、恐ろしいフレーズを無表情で弾いてます(呆然)

この人を見て「ロックバンドでも、座ってギターを弾く人がいるんだ」と知りましたわ。

なんかもう、こんなにギターが弾けたら、人生楽しいだろうなあ、と思ってしまいます。

 

ドラムは、後ろに巨大な銅鑼をかけてるし・・・

ドラム・シンセサイザーで、ふざけたような音も出したりします(笑)

キングクリムゾンのドラマーの中でも、この人が一番好きだという人が結構いるのでは??

ちなみに、フィリップ様の次くらいに、このバンドの在籍期間が長いです(笑)

 

 

これを2人で見ながら、安酒を飲んだのが、良い思い出ですなあ。

んで、この変な人たちを、VROOOMがいたく気に入りまして(笑)

この後VROOOMは、キングクリムゾンのアルバムを収集するようになりますわ。

そもそも、このVROOOMというニックネームは、キングクリムゾンの曲名から取ってますからね。

ヤツの人生にとって、キングクリムゾンがいかに大きな存在になったか、っていうことがわかりますわ。

 

 

でもよく考えてみたら、うちのバンド全体も、なんだかんだと影響を受けてるな、と思うわけです。

いや、ここまでテクニックがあるバンドと、うちのバンドなんか、同次元では語れませんけども。

ただ、うちのバンドの3人とも、一目で「変わっている」とわかる楽器を持ってます。

 

おいらは、リゾネーター・ギター。

店長は、12弦ギター。

VROOOMは手作りのカホン。

 

やっぱり、見た目にインパクトがあるのって、大切なことですよな。

あとは、演奏の良さの問題ですな(それが1番大事・笑)

こう考えてみると、一見異常なことを、真剣に楽しくやるバンドというのは、良いですなあ。

 

 

 

というわけで、以下次号じゃ!!


思い出の音楽 その10 Calling Elvis

2020年12月07日 08時19分57秒 | 思い出の音楽

さて、みなさま、もはや師走・・・。

お元気でしょうか??

おいらは、なんとかやっておりまする。

VROOOMは仕事が忙しいらしく、ここ2週連続で練習をお休み。

その間、おいらと店長で、新曲の完成度を少しでも上げておこうと練習しておりまする。

 

さてそれはともかく、前回はヴァン・モリソン様について語りましたな。

ヴァン・モリソン様とニール・ヤング様の音楽が有れば、無人島でも耐えられるぜい。

それくらい、おいらはこの2人の音楽が大好きなわけですが。

それでも、1日に何回も、同じCDをかけたりはしませんよ(笑)

ところが、1日に何回も同じCDをかけまくる人と、おいらはこの後、出会うことになります(遠い目)

 

それは、おいらが大学2年生の時に、相模大野から高津に引っ越した後の話ですね。

なぜ引っ越したかというと、おいらの大学が1・2年の時と、3・4年の時で、通うキャンパスが違うからでした。

なので、通学に便利な場所に引っ越したわけです。

そして、新しい部屋の近くで、なにかアルバイトできるところはないかと探します。

 

すると・・・

アップルビデオ高津店

というお店が、おいらの借りた部屋から、5分くらいのところにあったのです(爆笑)

そして時給720円(笑)で、アルバイトを募集していたのですわ。

 

そこで応募しようと思い、電話して、履歴書を持って面接に行きましたわ。

その面接相手が、まさに、今現在の、うちのバンドの店長(大笑)

にこにこしながら応対してくれて、そのまま採用決定。

というわけで、おいらと店長は、朝の10時から夕方6時まで一緒に働くことになります。

このあたりのことは、このブログに「バンドの歴史」として書いたことがあるんですが。

 

とにかく、店長は、ずーーーーーーーーっと、同じCDをリピートでかけ続けるんですよ(爆笑)

そう、店内のBGMが、ずーーーーーーーーっと同じアルバムの曲なのです(呆然)

ホントにもう、1日に5回とか、平気でかけます(遠い目)

 

それが、冒頭の写真のアルバム、

ダイアー・ストレイツの「オン・エブリー・ストリート」ですね。

とは言っても、当時のおいらは、このアルバムのジャケットを見たことがありませんでした(笑)

というのは、このCDは、処分し忘れたもので、ジャケットが紛失していたのです。

レンタルビデオ屋は、店頭にジャケットが置いてあって、それをレジに持って行くと借りられるわけで。

ジャケットが店頭に無いということは、お客さんに借りられることが、永遠に無いわけで(遠い目)

店長が、毎日、毎日、毎日、永遠に、このCDをかけ続けることができたわけです(爆笑)

 

おいらは、それまで「ダイアーストレイツ」というバンドを、ちゃんと知りませんでした。

 

 

知っていたのは・・・

人名としてですね(しかも2人合わせて・爆笑)

 

ただ、何度も、何度も、何度も、聞かされたから、ということなのか、このアルバムは大好きです。

後から調べたら、ダイアーストレイツのスタジオ盤としては、最後の作品らしい。

それも1回解散した後、再結成してつくられたアルバムとのこと。

だから、ダイアーストレイツの全盛期のアルバムとは言えないらしいですな。

でも、そんなことは関係ないほどの、完成度の高いアルバムですわ。

 

 

当時、アップルビデオ高津店には、洋楽が置いてなかったので、店長が好きな音楽があまり無くて。

そこに何故か、処分し忘れた洋楽の、このCDが棚の中に1枚だけ有った。

という特殊な事情があったにせよ、店長が、勤務日にかけまくって、飽きなかったわけですから。

これは、間違いなく、名盤でしょう!!

 

 

というわけで、このアルバムの1曲目、このイントロがかかるたびに、おいらたち店員が、

「またかよっ!! 店長!?」

と思い続けた曲を聴いてもらいましょうか。

 

 

Dire Straits - Calling Elvis

プロモーションビデオなんで、曲の始まる前にサウンドエフェクトが入っていますが。

まさに、この曲、このイントロですなあ~(遠い目)

これを聴くと、今でもアップルビデオ高津店のカウンターの中にいるようですわ。

この独特のシブい歌声、ボブ・ディランの影響があるんでしょうな。

映像は、サンダーバードのパロディ有り、ちょっとしたお色気有りと、けっこう凝ってますな(驚愕)

MTVに勢いがあったころの感じがしますなあ~。

 

というわけで、以下次号じゃ!!


思い出の音楽 その9 Into the Mystic

2020年11月30日 07時03分46秒 | 思い出の音楽

だんだん、寒くなってきましたなあ。

新型コロナも増えてきているし、しんどい冬になるかもしれませんな・・・(遠い目)

そんな中、先週のバンド練習は、VROOOMが仕事のため、お休み。

ところが、店長から「2人だけでも練習しとくか?」というメールをもらって。

かなり久しぶりに、2人だけでバンド練習しましたわ。

ここ最近、ハードロックとヘヴィ・メタルにハマっていたので(笑)

新曲はもちろん、その系統の曲、まあ、簡単に言うと「深い紫」の関係の曲です(大笑)

店長の大好きのリッチー・ブラックモア様の曲ですからね、力も入るというものですわ。

 

さて、それはともかく、前回は愛しのニール・ヤング様について語りましたね。

おいらは大学1年生の春から秋くらいまで、ずーーーーっと、ニール・ヤングを聴いてました。

でも、その時にも書いた通り、ジャケ買いしたCDが、たまたま大当たりだっただけでして・・・(苦笑)

おいらとしては、新しいCDを買うにあたって、なんか参考になるものが欲しいと、ずっと思ってました。

 

 

 

んで、近くの書店で、

これらの本を発見して、購入したんですわ。

これが、おいらの洋楽の教科書になったわけですね。

 

下の文庫はカバーが無くなって、もはやボロボロですし・・・

上の本は、なんと2冊目です(大笑)

1冊目は読み過ぎて、ページがバラバラになってしまったので、新しく買いなおしたんです。

「90年代リスナーのための280アーティスト/500枚」

という副題が、時代を感じさせますなあ~。

もはや、2020年ですからね・・・30年前かよ・・・

 

 

そして、これらの本を読みまくって、

このページに突き当たります。

おいらは、ギターも好きだけど、ずっとヴォーカルに興味が有ったんですわ。

 

だから、この、

「あらゆる人に感動を与えるワン&オンリーの声と歌」

というフレーズにグッときまして・・・

 

 

即座に、オススメされている、

このCDを買いました!!

「アストラル・ウィークス」というアルバムですね。

このアルバムはヴァン・モリソンのアルバムの中でも、わりと難解な方でして。

長尺で神秘的な曲ばかりが入ってます。

たぶん一般受けするアルバムではないんだろうけども、おいらは一発で虜になりました(遠い目)

 

とにかく、その声、歌、抑揚、世界観、雰囲気・・・

 

こんなふうに歌えたら、人生楽しいだろうなあ、と(涙目)

 

あれから30年くらい経った現在でも、ニール・ヤングとヴァン・モリソンが、おいらの中では双璧です。

 

あまりにも好きすぎて、おいらのバンドでの名前は「つぁん」!

そう、これはもちろん「ヴァン」をもじってつけたわけですね。

一時期は「つぁん・もりすん」という名前で、いろんなライブハウスで歌ってました。

 

んで、ライブハウスなんかで、いろんな人と話していて、いつも思うのですが。

日本では、ニール・ヤングはわりと知られているんだけども・・・

ヴァン・モリソンの知名度は、けっして高くないんですな・・・(泣)

まあ、ヴァン様は飛行機が怖いらしくて、1度も来日したことがないから、というのもありますが・・・

 

それにさっきの本でも、1番にオススメされているアルバムが「アストラル・ウィークス」ですからねえ(苦笑)

ぜんぜん、メジャーじゃないアルバムです。

明るい曲もほとんど無いし(笑)

 

 

でも、ヴァン・モリソンのアルバムは、そういうアルバムばかりではありませんぞ??

 

 

冒頭に挙げた、

「ムーンダンス」というアルバムもあります!!(鼻息)

このアルバムは、明るくてわかりやすくて、凄い名曲ばかりです!!

 

このアルバムの曲は、どれも、大好きなんですが、特に好きな曲を聴いてもらいましょうか。

Into the Mystic (2013 Remaster)

この静謐な雰囲気から、一気に高音に駆け上がる瞬間が、たまらんす(泣)

 

いやあ、いつ聞いても、感動させられてしまうなあ(遠い目)

 

 

でも、ヴァン・モリソンの真骨頂は、ライブですよ!

この「ムーンダンス」に入っている曲を、「ザ・バンド」の「ラスト・ワルツ」で演奏しているのですが・・・

もはや、完全に主役を食っちゃって、会場を熱狂の渦に巻き込んでおります・・・

ヴァン様もノリノリで、奇妙な踊りまでやっております(笑)

 

これも、ぜひ見てくださいまし!

The Last Waltz - Van Morrison - Caravan

いやあ、もう、会場に居られたら、熱狂しただろうなあ~(遠い目)

 

でも、こうして考えてみると、おいらは18歳の時に東京に来て。

すぐに、ニール・ヤングとヴァン・モリソンの音楽に出会って。

それから、ずーーーーーーーーーっと、この2人の音楽が、根底にあるんですなあ(感涙)

 

というわけで、以下次号じゃ!!

 

 


思い出の音楽 その8 Like a Hurricane

2020年11月23日 09時51分09秒 | 思い出の音楽

さて、3連休ですが、新型コロナの感染者が増えてますな~。

というわけで、今週はバンド活動はお休み。

お出かけは散歩ぐらいにして、後は家で過ごしておりますよ~。

 

それはともかく、前回は、大学受験が終わった後に、VROOOM宅でガンズを聞いたというところまで。

おいらは、ガンズのアルバムを聴きまくりながら、新幹線で東京へ。

とは言っても正確には、当時住んでいたのは、神奈川県の相模原市というところ。

そこにアパートを借りて、貧乏生活をしながら、大学に通っておりましたわ。

 

VROOOMにオススメされて買った、

エレキ・ギターを毎日弾いておりました。

 

今みたいに、アドリブでギター・ソロを弾くなんてできなかったから、コードを弾いていただけですけどね。

それも、解放弦を使ったロー・コードだけでした(苦笑)

そう、せっかくのエレキなのに、まるでアコギのような弾き方をしていたわけです。

まあ、演奏力がなかったというだけのことなんですが、だんだん、ロー・コードの響きが好きになっていきます。

これは現在までも、続いておりますわ。

ギターの音をひずませて、リフを弾くという弾き方が、おいらにはあんまり合わなかったんでしょうな。

そのため、必然的にアコースティック・ギターに惹かれていくわけです。

 

 

そんなおいらの音楽の好みが固定したのは、冒頭に挙げた、

このアルバムを買ってからでしょうな。

 

ある時、相模大野駅のそばのレコード屋さんで、このCDを見かけたんですよ。

それまで、ニール・ヤングのことは全く知りませんでした。

今思えば、信じられないけれども、ジャケットを見て、買おうと決めたんですね。

薄くなった頭髪と、サングラスと、ヒゲと、ハーモニカだけなのに(爆笑)

このジャケットが、当時大学生だったおいらのハートをわしづかみにしたのですよ。

 

そして家に帰って聴いてみて、あっという間に大好きになりました・・・(遠い目)

雰囲気、曲、なんか魂が入ったような一生懸命さが、たまらんのですわ。

 

そして何より、

アコースティック・ギターの音色!!

当時はマーチンについてなんか知らなかったんだけども、何とも言えない枯れた音が素晴らしすぎて・・・

さらに、これなら、おいらでも演奏できるんじゃないかという、シンプルさもあるし。

いやあ、聴きまくったなあ・・・(遠い目)

今でもこのCDを持っているけども、聴きすぎて傷がついていて、音飛びします・・・(泣)

 

思えばこの時から、おいらの、アコギ・バンドへの道が始まったんですね。

毎日のようにこのCDを聴いて、楽譜を買って、コードを弾きながら歌って・・・

思い余って、安いアコギを買って、昼はアコギを弾いて、夜はエレキを弾いて。

ニール・ヤングみたいになりたいと望んで、ハーモニカまで始めました(笑)

 

余りにもニール・ヤングが好きでたまらず、

この変わったジャケットの、ベスト盤も買いました!!

すると、ニール・ヤングは、エレキも弾きまくっていることを知ります。

 

 

ここで、誤解を恐れず、はっきり言いましょう・・・。

 

これまで聴いてきた、ガンズとかシカゴとかブルース・スプリングスティーンとかと比べて・・・

 

ニール・ヤングには、

演奏技術は無いです(爆笑)

究極のヘタウマなんて言われたりもします。

 

歌も、か細い声で、けっしてきれいな歌声じゃないです(爆笑)

 

 

でも、すんごく、感情を揺さぶってくるんですよね・・・(遠い目)

 

 

なんだろう、あまりにも好きになりすぎて、冷静に語れないくらいの存在なんですわ。

実際、このCDたちを購入した後は、ガンズやシカゴはほとんど聴かなくなってしまいます・・・

朝から晩までニール・ヤング、という生活が半年くらい続きます・・・

 

というわけで、おいらにとってニール・ヤングの最高の曲を聴いてもらいましょうか。

今回は、アンプラグド版と、エレキ版と両方載せておきますね。

 

同じ曲だというのが信じられないくらい、アレンジが違いますが。

 

熱い魂は、通底しているんですなあ・・・(涙目)

 

まずは、アンプラグド版

Neil Young Like a Hurricane live with organ and harmonica

た、たまらん、感涙や・・・

 

そしてエレキ弾きまくり版

Neil Young & Crazy Horse - Like A Hurricane - Live 1986

もう、言うことないです(号泣)

 

おいらにとっては、この世で1番好きな曲であることは間違いなし!!

たぶん、これからも何度となく演奏するんだろうなあ~(遠い目)

そしておいらの葬式で、流してほしい曲ですなあ~。

 

というわけで、以下次号じゃ!!


思い出の音楽 その7  Dust N' Bones

2020年11月16日 07時28分05秒 | 思い出の音楽

はい、秋も深まってきましたが、いかがお過ごしですかな??

ここ最近、ハードロックにハマっている、つぁんでございますよ。

おいらは、大変飽きっぽい性格なもんでして、うわっと熱中して、さっと冷めます(大笑)

なもんで、うちのバンドでやる新曲の選曲作業も、ハード・ロックばっかりで探しております(遠い目)

 

さて、それはともかく、前回は、

受験勉強中に、シカゴの「21」というアルバムを聴きまくっていた

というお話でしたな。

 

そしておいらは、1月くらいに行なわれた、広島の地方入試で、東京の私立大学に合格します。

そのおかげで、2月・3月は、勉強しないでよくなったわけですね。

なもんで、2月・3月は、気楽に過ごすことが出来ました。

そこで、おいらは、現在まで続く趣味(ギター)を見つけることができたわけですね。

 

受験勉強が終わって、ある日、幼馴染のVROOOMの家に遊びに行ったのですよ。

おいらと、うちのバンドのカホン奏者、VROOOMは、保育園の時からの幼馴染。

VROOOMは地元の公立高校に進学していて、あまり会う機会がなかったのですが。

それでも長期休みの時などに、かなり定期的に会ってはいたのですよ。

 

そこでVROOOMから

俺、高校時代、バンドやっていたんだよ」

と聞かされます。

高校当時のVROOOMは、VROOOMの兄たちと、

BOØWYのカバーバンドをやっていました!

しかも、VROOOMの担当パートは、ヴォーカル(驚愕)

 

そんなVROOOMの部屋には、エレキ・ギターやベースなどが置いてあって、すっかりバンドマン。

 

受験勉強が終わって、暇を持て余していたおいらは、もちろん興味津々

そして、VROOOMのオススメで、

エレキ・ギターの購入も決めてしまいます。

テレキャスターのシンラインというモデルですね。

今思えば、おいらのギターの趣味は変わってないな~。

当時は、奇抜でカラフルなデザインのエレキ・ギターが全盛期だったころなのに。

大変地味で、渋いギターを選んでおりますな(笑)

このギターは我が家に15年くらい有りましたが、故障したので、処分してしまいました。

置く場所が無くなったからとはいえ、もったいないことしたなあ、と思ってしまいますね。

まあ、でもこのギターから、おいらの長いギター人生が始まったわけで、感慨深いですなあ。

 

こうして、VROOOMからバンドや音楽関係のことを、いろいろ教えてもらいつつ、

東京に行くまでの、2~3ヶ月を過ごせたことは、今考えてみると大きいですな。

これが、東京に出てからの、おいらの人生に大きな影響を与えますからな~。

 

そんな高校3年生の最後の時期に、VROOOM宅で紹介してもらった音楽が、

ガンズ・アンド・ローゼスのこのアルバムです。

このアルバムの中の「Get In The Ring」という曲を聞かせてくれたのを、よく憶えてますわ。

その曲は、音楽雑誌の記者にケンカを売っている歌で、とんでもなく好戦的(笑)

これまでシカゴのような、きれいな音楽ばかりを聴いてきた、おいらにとっては、衝撃的な内容でしたわ。

 

なもんで、広島県三次市のどこかのCD屋さんで、

このアルバムを買います(爆笑)

VROOOMが「Ⅱ」の方を持っていたので、おいらは「Ⅰ」を買ったわけです(単純)

このアルバムは、本当に思い出深いっす。

この曲をテープに入れて、それを聴きながら新幹線で東京に向かったわけですから。

東京での、新しい生活の始まりの音楽は、全てこれでしたわ。

 

今聴いてみると、名曲ももちろんたくさんあるけど、作りかけ、みたいな曲もけっこうあります(笑)

でも、すごいボリュームで、そこにあふれているエネルギーは、とんでもないものがあるっすなあ。

 

このアルバムの中で、おいらが1番好きな曲を聴いていただきましょうか。

GUNS N' ROSES • Dust N' Bones [720p HD Full Album Version] ♫ gMiXx'D ♫

これまた、渋い曲を選んでしまうんですな~。

なんと、メイン・ヴォーカルが、イジー・ストラドリンの曲・・・

やっぱり、この当時からブルースっぽい曲に惹かれていたんでしょうなあ。

しかも、この曲は、歌詞がやさぐれていて、良いんですわ。

人生に疲れた時とかに聴くと、元気になったりしますぞ。

ううむ、うちのバンドで、カバーするのもアリか(笑)

 

というわけで、以下次号じゃ!!


思い出の音楽 その6 Explain It to My Heart

2020年11月09日 07時04分11秒 | 思い出の音楽

さて、みなさま、お元気ですかな??

おいらは、仕事がすんごく忙しいけども、元気でございます。

今回も「思い出の音楽」の続きを書いていこうと思っているわけですが。

 

冒頭のアルバムジャケット、ご存知ですか??(笑)

 

おいらにとっては、青春時代の忘れられないジャケットだし、中身の音楽もよく憶えていますが・・・

 

おそらく、一般的には、ほとんど知られていないのではないかなと・・・(涙)

 

これは「シカゴ」というバンドの「21」というアルバムですわ。

シカゴというバンドは、わりと有名でして「素直になれなくて」なんていう名曲で知られてますね。

でも、どうやら、このアルバムは、そんなに評価されてないようですわ。

 

おいらがこのアルバムを購入したのは、本当に偶然

前回も書いた通り、おいらが高校生だったころは、インターネットなんてないし。

おいらの出身地は大田舎だし、名盤を教えてくれるような本も、入手しにくい状況でしたわ。

だから、全く情報がない状態で「良い音楽」を手当たり次第に探していたわけです。

しかも、手持ちのお金も限りがある・・・

 

そんな中、広島市内のCD屋さんで、新譜として、このCDが置かれていたんですわ。

あの、名バンドの待望の新作!!

みたいな煽り文句が書かれたところに、平積みで置かれていたような記憶が有ります。

今回、このブログを書くために、このアルバムの情報を再確認してみたら。

発表年は、1991年!!(遠い目)

おいらが高校生の時に、ぴったりハマってます。

 

そして、このCDをテープにダビングして、学校の行き帰りに聴きまくったなあ。

当時、おいらは受験勉強のため、学生寮を出て、実家から広島市内の学校に通ってました

なんで、学生寮を出たかというと、

まったく勉強できないから(笑)

寮にいると、毎晩、友人たちが部屋に遊びに来て、勉強なんてできたもんじゃないです(遠い目)

高校1・2年くらいなら、それでよかったんだけども、さすがに3年生になってくるとねえ。

 

そして実家から学校までは、電車(正確には汽車)で2時間以上かかりますわ。

その間、このアルバムを聴き続け、英単語を記憶したり、問題集を解いたり・・・

おいらの勉強は、ほとんど芸備線の車両の中で行われたといっても、過言ではないですな(笑)

 

なので、今でもこのアルバムの曲を聴くと、その時の車窓の風景とか、いろいろ浮かんできますわ。

 

で、その当時はよく知らなかったんだけども、このアルバムは、売れなかったらしいです(苦笑)

シカゴとしては、失敗作として、黒歴史に入れちゃっているような状態らしいっすわ・・・

シカゴのベスト盤には、このアルバムからの曲がほとんど入ってません・・・(泣)

 

でも、すごーく聴きこんだ、おいらに言わせると、名曲ばかりですよ??

良いメロディの曲、聴くと元気になる曲、しんみりするバラードも目白押し!!

1曲目のイントロがかかると、テンションが上がって「何かやらなきゃ」という気持ちになるし。

ブラスが鳴りまくるし、ハーモニーもきれいだし、アレンジも凝りまくってます!

というか、これといって、欠点が見つからないほどの完成度を誇ってると思いますわ。

 

当時お金が無くて、手元に音楽がそんなに無かったから、というのもあるけども、

受験勉強の1年間くらい、ほとんど毎日のように聴いていて、飽きなかったわけだから!

 

 

だけど、確かに考えてみると、このアルバムを聴きながら、ずっと受験勉強ができたわけで。

 

BGMとして、素晴らしかったんだ!

 

とも言えますわね・・・(遠い目)

 

確かに、今、このアルバムをかけながら、ブログを書いているんだけども、作業を邪魔しないです・・・

ほどよくテンションを上げてくれるし、これは、作業をするのに良い音楽とも言えるかも。

つまり、全てがまとまりすぎていて、インパクトに欠ける、なんてことも・・・

 

でも、やっぱりこのアルバムにしかない雰囲気があって、おいらにとっては大切な音楽ですわ。

このアルバムと芸備線のおかげか、おいらは無事に、東京の私立大学に合格することができたわけだし・・・

 

というわけで、このアルバムの1曲目を、聴いてもらいましょうか。

このイントロがかかると同時に、勉強を始めていたわけですからね~、懐かしいなあ。

 

Chicago- Explain It To My Heart (Music Video)

いやあ、名曲!!

 

しかし、当時は音でしか知らなかったわけで、バンドがどういう編成だったのか不明だったんだけども。

ベースの人が、メイン・ボーカルだったんだ~。

と、この映像を見て、初めて知りました(爆笑)

 

というわけで、以下次号じゃ!!


思い出の音楽 その5 One Night Love Affair

2020年11月02日 06時26分55秒 | 思い出の音楽

さて、みなさま、お元気でしょうか??

新しいギターを購入したから、そちらのことをブログに書いていたもので。

久しぶりに「思い出の音楽」の続きを書いていきましょうか。

 

今回はブライアン・アダムスの曲ですな。

これは、おいらが高校時代、ブルース・スプリングスティーンとか尾崎豊を聴いていたころ。

正月だか何だかで、うちのが実家に帰ってきたのですよ。

当時、姉は大学生で、オーストラリアに留学に行ってまして、ほとんど会うこともなかったのですが。

姉が持って帰ってきたのが、冒頭の写真、ブライアン・アダムスの「レックレス」というレコードでしたわ。

当時、相当売れたレコードでしたが、おいらは全く知らなかったっす(汗)

 

そして姉はそれを、でっかい音で聴いていたんですわ、それはもう、でっかい音(驚愕)

こんな大きな音でステレオを鳴らしたことがない、というくらいの音量でしたわ。

 

おいらの実家は山奥の一軒家でして、どんなに大きな音を出そうとも、苦情は来ません(笑)

なんたって1番近くの家まで、100メートル以上は離れてますし、そのあいだは森林(大笑)

音なんて、きれいさっぱり消してくれます。

というか、実家で誰かが大声で叫んでも、絶対、誰も駆けつけてこないだろうなあ・・・(遠い目)

なもんで、近所からは苦情が来なかったけど、姉の敵は家庭内に居たのですよ(苦笑)

 

激怒した兄姉の部屋に怒鳴り込み、それはもう、大ゲンカ、大ゲンカ、大変な騒ぎでした・・・

前にも書いた通り、父はおいらが小学生の時に亡くなっており、母は仕事で家を空けがち。

おいらは居るけども、かなり年が離れているもんで、とてもとても、ケンカの仲裁なんてできませんわ。

うちの兄と姉は、この後も、仲が悪いまんまで、現在まで過ごしてます(苦笑)

もちろん、この時のケンカが全ての原因ではなく、まあ、そりが合わないんでしょうな(遠い目)

 

 

んで、そのケンカが終わった後、おいらは姉の居ない間に、姉のレコードから、テープにダビング(笑)

そう、姉がデカい音で聴いていたその曲が、すんげえカッコいいと思ったからなんですわ(笑)

当時はレコードを買うお金もそうそう無いし、音楽の情報も限られている。

なので「これはカッコいい!!」と思ったら、貪欲に吸収していたもんです。

 

そして、テープにダビングして繰り返し聞いてみたら、名曲だらけですわ。

とくにA面の曲は全曲最高です(遠い目)

この「A面」という言い方も、若い人には、もうわからないんだろうねえ(苦笑)

 

さらにこの時の経験で、姉から学んだことは、

ロックは大音量で聴け!!

ということですわ(爆笑)

 

それ以降、実家で1人きりの時には、ステレオをガンガン鳴らして、音楽を味わったり。

ヘッドホンを使って、大音量で音楽を楽しむという趣味が出来たわけですわ。

 

 

そして、10年くらい経って、お盆だか正月だかに実家に帰って、何かのことで兄の部屋に入ったんですわ。

ちなみに、我が家は兄も姉も実家を出ているので、無人の兄の部屋に入ったわけですね。

 

そしてふと、兄のCDの棚を見たら、

このアルバムが有りました(爆笑)

 

つまりあの時、怒鳴り込んだ兄も、

「この曲、良い曲だな」

と思っていたらしい、ということが判明したわけです(笑)

 

さらに、このアルバムを学生寮で聴いていたら、おいらの部屋に遊びに来た友人が、

「何これ、マジでカッコいいじゃん! 貸して!!」

と言われて、テープを貸したのを記憶してます。

 

というわけで、その時に姉が聞いていた曲を聴いてみてくださいまし。

このアルバムの1曲目です。

ということは、兄は1曲目の段階で、我慢できずに怒鳴り込んできた、ということがわかりますね(笑)

 

今さらながら思うに、うちの兄には、けっこうアスペルガーっぽいところが有ったみたいで。

大きな音に、すごく過敏に反応してしまったんでしょうな。

おいらは仕事上、アスペルガーの人と接する機会が多いもんで。

アスペルガーの人で、大きな音に弱い人は、かなり多いですわ。

しかも、自分の気持ちをうまく伝えることも苦手なので、そのまま大ゲンカになったわけでしょうな。

まあ、今となっては、この壮大な兄妹ゲンカも、おいらにとっては、懐かしい思い出です(苦笑)

 

それでは、この名盤のA面の1曲目です!!

Bryan Adams - One Night Love Affair (Official Live Video)

いやあ、何度聞いても名曲!!

リフがシンプルなのにカッコよく、サビのメロディに哀愁が有りますなあ・・・(遠い目)

大学の音楽サークルでこの曲を演奏したら、女友達が「良い曲だねえ」と言ってましたなあ。

 

というわけで、以下次号じゃ!!


思い出の音楽 その4 Downbound Train

2020年09月14日 07時06分36秒 | 思い出の音楽

さて、みなさま、だんだんと涼しくなってきましたなあ~。

いかがお過ごしでしょうかな??

来週は連休ですからなあ、これから楽しみで仕方ない~。

 

それはともかく「思い出の音楽」の続きですぞ。

前回は、おいらが高校生になって、広島の学生寮に入って生活し始めたところまで。

その当時は、尾崎豊ばかり聴いておりましたわ。

そして、ある時、転機が訪れます。

 

それは、邦楽から洋楽への転換!!

 

尾崎豊関係の文章を、何かで読んだとき、

尾崎豊本人が、

「ブルース・スプリングスティーンの影響を受けた」

と発言していることを知ったのですね。

おいらは、この後もずっとそうなのですが、ルーツをさかのぼるのが大好き。

そして最終的には、戦前ブルースまで行きついてしまうわけですが(爆笑)

 

この時も「それならブルース・スプリングスティーンを聴いてみよう」と思ったのですわ。

 

んで、学生寮の近くにあったレコード屋さんで、冒頭の写真の、

このアルバムを買いました(遠い目)

もはや、説明不要の、大・大・大ヒットアルバム!!

そして、このアルバムも、滅茶苦茶、聴きこむことになるのですが・・・

 

ここで、だんだん、おいらの音楽的嗜好というヤツが、自分自身にも見えてきます。

このアルバムはすごーく売れたアルバムで、ヒット曲が満載です。

特に、表題曲なんて、バカ売れに売れましたからなあ、もちろん他の曲も名曲ばかりです。

 

ところが、今聞いてみると、当時流行りのシンセサイザーが多く使われていて。

明るくてキラキラしている曲が大半なのですわ。

とは言っても、そこはブルース・スプリングスティーンですからね。

それぞれの曲の詞に哀愁があって、うまくバランスが取れていて、売れるのも納得って感じ。

 

でも、おいらはこのアルバムの中の、かなりマイナーな曲に、強く惹きつけられます・・・(遠い目)

おいらは、人気のないという意味での「マイナーな曲が好き」というだけではなくて、

「マイナー(短調)」の曲が好きなんですね(うっとり)

 

そして、TMネットワークが好きだったにもかかわらず、生の楽器の音が好き!!

ということも、だんだん自分自身で意識できるようになってきます。

そして、やっぱり、詞ですね!!

哀愁が漂い、人生を考えさせられるような、そういう詞に、惹きつけられるんですよ・・・(遠い目)

 

ここ最近、うちのバンドでは、なるべく明るくてメジャーな曲をやって、お客さんに楽しんでもらおう!

という考え方が主流になりつつありますが、おいらが基本的に好きな曲は、

マイナー(不人気)で、

マイナー(短調)で、

詞が泣かせる曲(爆笑)

 

というわけで、この大人気アルバムの中にひっそりと収められた、おいらが大好きな曲の、詞を見てみましょう。

 

 

 

仕事もあったし女もいた。すべてが順調だった。

それから木材置き場の仕事が無くなって、女との間もまずくなり・・・

厳しい時代が始まった。

今俺は車を洗う仕事をしている。そこはいつも雨ばっかりだ。

落ち目の列車に乗っている気がしないかい??

 

彼女は言った「ジョー、私は行くわ。昔は良かったけど、今はもう何もない」

そして荷物をまとめて出て行った。

彼女はセントラル・ラインの切符を買った。

夜寝ていると、その物悲しい汽笛の音が聞こえる。

霧雨の夜の、彼女とのキスを思いだす。

落ち目の列車に乗っている気がするよ。

 

昨夜、お前の声が聞こえた。お前は泣いていた。

お前は一人ぼっちで、今でも俺を愛していると言った。

家で俺を待っているとも言った。俺は上着を着て森を走り抜けた。

胸が破裂しそうになるほど走った。

高速道路の向こう側に、俺たちの新婚時代の家が、月明かりに照らされていた。

庭をつっきって、玄関のドアを勢いよく開けた。

頭がガンガンした。階段を上り二階へ行った。

部屋は暗くて、ベッドには誰もいなかった。

その時に、あの長くて、物悲しい汽笛の音が聞こえたんだ。

俺はひざまずき、頭を垂れて、そして泣いた。

 

今、俺は線路工夫で、毎日ハンマーを打ち下ろして、

雨の中、枕木を解体している。

なあ、落ち目の列車に乗っている気がしないかい??

 

 

自分なりに訳しながら、打ちこんでみて思うんだけども・・・

高校生が好きになるとは思えんほど、暗い(爆笑)

でも、こういうのが、おいら、たまらなく好きなんですわ。

 

この曲、当時はそんなに注目されてなかったんだけど、ここ最近は、本人もライブでよくやっているみたい。

スプリングスティーンも、年をとったからねえ~。

 

というわけで、ここ最近のライブ映像で、

当時の(今も)おいらが大好きな曲を聴いてもらいましょうか。

 

Bruce Springsteen - Downbound Train (from Born In The U.S.A. Live: London 2013)

いやあ、今聞いても泣ける・・・(遠い目)

 

というわけで、以下次号じゃ!!

 

 


思い出の音楽 その3 15の夜

2020年08月31日 07時04分35秒 | 思い出の音楽

だいぶ、涼しくなったかと思ったら、また暑さがぶり返してきて・・・

寝るのがしんどいですな~(遠い目)

でも、まあ、暑さ寒さも彼岸まで!

あと1ヶ月弱の辛抱ですぞ~。

 

今週末には、立川の音楽酒場「農家」でうちのバンドのライブをやるので、その告知もしようかと思ったのですが。

出演者も含めて、限定10名で行われるので、告知しても意味なし・・・(ため息)

まあ、そこで良い演奏が出来れば、またYoutubeに上げたりしたいものですわ。

 

それはともかく、思い出の音楽の続きをば。

前回はTMネットワーク「CAROL」についてのお話をしましたな。

それが、おいらの中学生時代のことですわ。

なので、中学生時代はファンタジー系の小説やら漫画やらゲームやらに熱中しておりまして。

今思えば、楽しい時間を過ごしましたなあ~(遠い目)

 

でも、そんな時間も長くは続きません。

中学3年になると、受験というものがありますからね。

 

おいらの出身地は、何度も言うように、広島県の三次市。

当時の地方は、公立と私立の逆転現象が起こってまして。

現在の東京だと、生徒(と保護者)が進学を希望するのは、圧倒的に公立。

偏差値も高いし、何より学費が安いからですね。

ところが、30年くらい前の地方では、公立高校はかなり荒れてまして・・・

とてもとても、勉強して大学を目指すような雰囲気はなかったのです。

しかも、広島市内の公立高校を受験しようと思っても、システム的に、(ほぼ)出来なかったのです。

 

なので、おいらが行ける高校としては、実家のすぐそばにある三次高校

もしくは、くじ引き(笑)によって決められる、かなり遠くの日彰館高校

実質的には、この2校だったわけです。

これらの高校は今は落ち着いていて、しっかり勉強もしているみたいだけども、当時はひどいもんでした(笑)

 

なので、うちの兄は、広島市内の私立高校に入学。

おいらもそのまねをして、広島市内の私立高校を受験することにします。

そう、兄はおいらの目標でもあったわけですわ。

 

そんな兄が、その当時聞いていたのが、冒頭の写真にある、

尾崎豊「17歳の地図」ですね!!

兄はオフコースが好きだったんだけども、だんだん、ロックっぽい音楽を聴くようになっていたわけですな。

 

当時、兄はもう高校を卒業していて、東京の大学に行っていまして。

おいらが広島市内の私立高校を受験するために、進学塾に通っていると聞いて、

つぁん、これを聴け、この詞はかなり良いぞ。

と言って「17歳の地図」のレコードを貸してくれたのです。

 

さっそく、レコードからテープにダビングして(うわあ、なつかしい作業・笑)

聴いてみたら、すごいすごい・・・

これまで聴いていた、ファンタジー的な音楽とは打って変わって。

現実世界の大人への反抗や、孤独感や、思春期のやりきれない気持ち赤裸々に歌われているわけです(仰天)

いやあ、もう、それこそテープが擦り切れて、歌詞とメロディを完全に暗記するほど聴きましたな。

 

おいらは、兄が通った高校は不合格だったけども(笑)

なんとか広島市内の私立高校に合格しまして、学生寮に入って生活することになります。

その期間、ずーーーーーーーっと、尾崎豊ばかり聴いてました。

だから、おいらにとって尾崎豊は、いまでも青春の音楽

歳をとってから、聴くのが辛くなって聴かなかった時期もあったけども。

やっぱり、この世界観と歌唱力はすごいわあ、と思っております。

 

というわけで、おいらが尾崎豊の曲の中で1番好きな曲を聴いてもらいましょう。

 

尾崎豊 15の夜 

え、尾崎豊って、こんなにかっこよかったの!!(びっくり)

おいらは田舎で曲を聴いていただけで、ライブとかにも行ったことがないし。

尾崎は、テレビにはほとんど出なかったから、ジャケットの写真しか見たことなかったんだけども。

動く尾崎、めちゃめちゃかっこいいな・・・(遠い目)

 

というわけで、以下次号じゃ!!


思い出の音楽 その2 Gia Corm Fillippo Dia

2020年08月24日 10時29分41秒 | 思い出の音楽

やっと、暑さが落ち着いてきた感じが、いたしますなあ~(安堵)

さて、みなさまお元気でしょうかな?

前回は、おいらが1番初めに意識した音楽が、安全地帯の「ワインレッドの心」であったというお話。

それが、小学校の3~4年生くらいの頃でしたわ。

その頃は、とにかく外で遊ぶのが大好きでございまして。

おいらの実家は、広島県三次市の、さらに山の中の一軒家だったもんで。

近くに誰も寄り付かない広い池があったし、もあったし、もあったし・・・

毎日のようにザリガニを取ったり、棒を振り回して草を切ったり、森の中を歩き回ったり・・・

完全に、原始人のような生活をしておりました(大笑)

 

そしておいらは中学生になります。

ある時、前回も登場した電器屋「第一産業」に行ったところ・・・

 

冒頭にもある、TMネットワークの、

という作品のカセット・テープを見かけたのです。

はい、CDでもDVDでもMDでもレコードでもないですよ(笑)

カセット・テープです(爆笑)

そのジャケットのカッコよさ、というか、近未来ファンタジーみたいなところに惹かれて・・・

TMネットワークのことをほとんど全く知らないのに、買ったのです。

まさに、人生初の「ジャケ買い」というヤツでしたな。

んで、結果的には大成功、どハマりにハマりましたなあ(遠い目)

 

この作品はTMネットワークの作品の中でも、かなり変わった作品だったらしく。

ストーリー仕立てになっているという、コンセプトアルバム。

1人の女の子が異世界に取り込まれて、悪の魔王的な存在と音楽で戦う、みたいな内容。

ただ、そういう魔王が出てくるような楽曲は数曲しかなくて、ヒット曲もたくさん入っている。

なので、TMネットワークを知らないおいらにとっても、絶好の入門アルバムでもあったわけです。

しかも、この音楽の影響だったか、おいらはズブズブとファンタジー系の作品にハマっていきます。

 

ファンタジー系が好きだったからこの作品を買ったのか、

この作品を聴きこんだからファンタジー系が好きになったのか、

どちらが先だったのかは、今となっては鶏と卵の関係みたいに完全に不明(大笑)

 

ここからおいらは、ファンタジー系の小説やら漫画やらゲームやらに、どんどん、のめりこんでいき。

家の外の大自然で遊ぶ少年が、家の中で本を読む少年に変わっていったのですよ。

 

さて、このアルバムは、聴きこんだからというのもあるけど、全曲大好きですわ。

最初から最後まで通して聴いて、とても楽しいアルバムです。

そんな中、おいらが当時から1番好きだった曲が「Gia Corm Fillippo Dia」

これ、この作品の魔王たちが使う、架空の言語なんですな。

魔王たちのカーニバルみたいなシーンを演出する曲でございますわ。

 

しかも、作曲が木根尚登!!!

 

いやあ、おいらはもちろん小室哲哉の曲も好きだけど、木根さんの曲が大好きなんだなあ~(遠い目)

木根さんというとバラードのイメージが強いけども、こんな曲も書くんですな~。

そして、大人になって、当時のTMネットワークのツアーの映像を見て・・・

 

びっくり仰天しましたわ・・・

 

というわけで、見てください、おいらが好きな曲のライブ映像です。

 

TM Network - Gia Corm Fillippo Dia [CAROL TOUR FINAL]

劇団四季???(爆笑)

ものすごくお金かけてるぞ、これ・・・(遠い目)

ちょっと、ゾウの鳴き声が多すぎる気もするけど(苦笑)

木根さんのギターの音が、小さすぎる気も・・・(涙目)

それにしても、すごく画期的で面白いライブをやってたんだな~、行きたかったな~!!

 

こうして、おいらの中学生時代は、ほとんどファンタジーとともにあることになるのですわ。

 

というわけで、以下次号じゃ!!