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PCゲームの攻略&レビュー。時々雑記

L4D2 距離で変化するスプレー作成

2014-08-15 15:51:23 | L4D2

L4D2用、距離で変化する多段階スプレー作成

現在、距離で画像が多段階に変化するスプレーを

作成し使用していますが、数年前から同じ物を使用

しているので新作スプレーを作成しました


◆ スプレー作成手順 ◆

スプレーの作成は以下の順番で行います

あくまでも私が作成した手順なので、必ずしも

この通りじゃないとダメということではありません

※64bit マシンでのスプレー作成になります

 作成日時は2014年8月15日

1) 前準備するもの

2) 画像編集 tgaファイル

3) ddsファイルの作成

4) 画像の合成

5) VTFファイルの作成

6) VTFファイル構成の変更

7) L4D2で確認しよう


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1) 前準備するもの

過去使用していた以下のソフトが諸事情により

使用できなくなったので、今回新たに入手しようと

思ったのですが、偉大なる先人さん達のHPでは

リンク切れになっているところが多かったです

、、、がなんとか探せば入手可能なものです

画像の加工は「Paint.net」だけで可能ですが

私は手馴れた「GIMP2」を使用しています

 

【必要なソフト】

 ・GIMP2 (2.6を使用しました)

  画像のサイズ変更やtga 形式でのファイル保存

 ・Paint.net

  dds 形式でのファイル保存

  ※64bit マシンではこのソフトを使用します

 ・DirectX Software Development Kit

  上記内に含まれる「DirectX Texture Tool 64-Bit」を

  使用しました。複数ファイルの合成に使用

 ・Quick and Dirty Bloodlines Tools V3.9a

  上記内に含まれる「VPKTool」を使用しました

  dds形式ファイルをVTF形式ファイルに変換するのに使用

 ・VTFEdit

  VTFファイルを読み込みファイルの設定変更をするために

  使用しました

 

【必要な画像】

 2段階の距離変化スプレーなら画像は2枚

 5以上の変化スプレーは少し見づらく感じるかもしれません

 私は4段階の距離変化スプレーまで作成しました

 

 スプレー用に画像サイズを512×512に加工する必要

 があります(以下参照)。


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2) 画像編集 tgaファイル

多段階での距離変化スプレー作成ですが、分かり易く

2段階で説明します

近距離用の画像 → tgaファイル

遠距離用の画像 → ddsファイル

以上2種類のファイルが必要になります

ここでは近距離用、遠距離用、両方の画像を加工し

tgaファイルで保存します(遠距離用は後作業3でdds

ファイルに変更保存します)

※3段階以上にする場合はtgaファイルで用意してください

ddsファイルは一番遠距離から見えるファイルだけで、

他は全てtgaファイルになります


・GIMP2を起動

・加工するファイルを開く

・メニュー「画像」→「画像の拡大縮小」を選択

・サイズ横の鎖マークを押して鎖を切る(下画像赤丸)

・512×512にサイズを変更(下画像オレンジ丸)

・下の拡大縮小を押す(下画像紫丸)

・メニュー「画像」→「キャンパスサイズをレイヤーに

 あわせる」を選択。512×512サイズになっている事を

 確認してください

Gimp2_01

 

・メニュー「ファイル」→「名前をつけて保存」を選択

・「ファイルタイプを選択」を押して展開(下画像赤丸)

・下にスクロールし「TarGA画像:拡張子tga」を選択

 (下画像紫丸)

・下の保存ボタンを押すと小さいウィンドウが表示される

・「RLF圧縮」のチェックを外して保存(下画像黒丸)

Gimp2_02

Gimp2_03

 

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3) ddsファイルの作成

 次に遠距離用の画像を作成します

 Paint.net V4.03 を使用。64bitマシンでも、このソフトを

 使用すれば大丈夫だと発見された先人に感謝です。。。

・Paint.netを起動

・さきほど作成した遠距離用のtgaファイルを開く

・メニュー「ファイル」→「名前をつけて保存」

・保存形式は「DirectDraw サーフェイスDDS」を選択

 (下画像赤丸)

Paintnet_01

 

・保存ボタンを押すと「構成の保存」というウィンドウが

 開きます(下画像)

・左上、「DXT5(補間アルファ)」を選択(下画像赤丸)

・追加オプションの「ミップマップの生成」にチェックを付ける

 (下画像紫丸)

この構成の意味はあまり理解していませんが、この設定で

うまくスプレーが作成されました

Paintnet_02

 

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4) 画像の合成

 2)と3)で作成した「近距離用tgaファイル」と

 「遠距離用ddsファイル」を合体させます

・DirectX Texture Tool (64-Bit)を起動

・ddsファイルを開く(一番遠距離で見える画像)

・メニュー「File」→「Open onto This Surface」を選択

・近距離用のtgaファイルを選択

・メニュー「View」→「Smaller Mip Level」を選択したら

 画像が近距離用になり小さく表示されれば成功!

 (下画像参照)

Directxtt_02

Directxtt_03

 

・この「Open onto ・・・」→「Smaller ・・・」を

 繰り返せば3段階、4段階と多段階距離変化の

 スプレーを作成することができます

・できたファイルをdds形式で保存

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5) VTFファイルの作成

 L4D2でスプレーとして使用するためにはVTFファイル

 に変換する必要があります

・VPKToolを起動

(Quick and dirty Bloodlines Tool v3.9a)内にあります

 

・メニュー「Texture tools」を押す

・左上「Open file」を押し画像合成したddsファイルを開く

 (下画像赤丸)

・右の「Convert DDS to VTF」を押す(下画像紫丸)

・ddsファイルがあった場所にvtfファイルが作成される

 ので確認しよう

Vpktool_02

 

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6) VTFファイル構成の変更

・VTFEdit を起動

・さきほど作成したvtfファイルを開く

・左下の「Flags」の中にある「No Level Of Detail」に

 チェックを入れる(下画像赤丸)

・上書き保存

Vtfedit_01

 

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7) L4D2で確認しよう

 距離で変化するスプレーが作成できたら、早速L4D2で

 確認してみましょう

・L4D2を起動

・「設定」→「マルチプレイヤー」→「スプレーをインポート」を選択

・作成したVTFファイルを選択

ゲーム内でスプレーを使用したらこんな感じです

3段階でテスト、上画像は近距離と中距離の変化

下画像は中距離と遠距離の変化。大体これくらいの

距離で変化するようですね

L4d2_02

L4d2_03



 

以上で距離で変化するスプレー作成は終了

このスプレー作成方法は偉大なる先人達を参考に

させていただきました。。ありがとう御座いました




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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
失敗する (暇人)
2016-12-27 14:54:22
なぜか合成のとき二枚目を開くと青線で表示される
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