こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第7章・・空色の種を探す旅・・・私とルナと一緒に空色の種を探すのどかな旅に出ませんか~♪

田沢湖・角館花紀行

2015-04-17 19:35:37 | こまちの里から

アメリカン・ブルーです。


昨日の夫の休みに合わせて、仙北市の「かたくり群生の郷」へ行く予定を立てていました。
直前になって、天気予報が突然
天候が大きく左右する花の見ごろは、とてもチェックが大変です。
最高の状態を見ないと、感動は半分になるのは、すでに何度も経験済み。
事前に西木町の観光協会に電話をしてみると、「咲いてはいるけれど、群生には至らない・・・」
見頃は、来週の半ばごろ・・・また電話をください・・と、とても親切に教えてもらいました。



せっかく出かけても、雨模様では、写真も輝かないし、
カタクリもまだ咲いてはいないのなら、今日はやめる!!と言うのが、私の感覚。
しかし、休みの日は「休んだ証」がほしい夫は、
「ルナと桜だって見ていないし~~」と、雨が降ろうが、目的を完遂したいタイプ。
得意の、「下見に行こう~♪」が始りました(笑)








角館経由で、私のお気に入りの蕎麦屋「手打ちそば さくらぎ」に寄るというし、
その頃、雨もだいぶ小降りになって、時折、青空も見え隠れする、まずまずの回復に喜びました。


角館は 秋の紅葉  冬の雪景色  春の枝垂桜で秋田市へ来てから3回目の訪問です。
四季折々の良さがある所と聞いているので、是非、新緑の初夏も見てみたいと思います。


2月に冬の角館を見に来た時に、このお蕎麦屋さんの中に貼ってあるポスター。
「田沢湖・角館花紀行」に紹介されていた、
田沢湖刺巻湿原 水ばしょうまつり 4月上旬~5月上旬
西木八津・鎌足 かたくり群生の郷 4月中旬~5月上旬
角館 桜まつり 4月20日~5月5日
それが目に留まり、雪解けを待つ最大の楽しみになっていました。


道すがら、沿道に延々と並んで咲くふきのとうは、秋田県の「県花」
お蕎麦に乗せられた小さなフキの葉と、自家製ふき味噌も添えられた天ざるそばに満足して、
今日一番の目的地、水芭蕉を訪ねることになりました。



先週、仙台へ行った折に足を延ばした東根でも浅い春の象徴のような水芭蕉を見ましたが、
毎年、恒例のように訪れている宮城県白石市の水芭蕉の森。
その広さと、美しさに魅了されてきましたが、
今回訪れた田沢湖刺巻湿原、
驚くなかれの圧巻の水芭蕉に感嘆符がいっぱいとなりました(笑)































そして、今回、ここで初めて見たものがありました。








↑上の写真の下の方、水が流れる手前中心辺りに、小さな赤い色のものが見えませんか?








こちら、座禅草(ザゼンソウ)と言うそうです。
近くで、いわなを焼いていたおばさんに花の名前を聞いてみたら教えてくれました。


仏焔苞(ぶつえんほう)を仏像の光背に見て、
その中にある花を座禅を組んだ「達磨大師」に見立てたことから、座禅草と呼ばれるそうです。
いつもは、座禅草も固まって咲く場所があるそうですが、
今年は、「クマが食べてしまったらしいよ~」って、本当に所々に、小さく見つけられる程度でした。
でも、ここで出会えて、とても嬉しい気持ちになりました。


霧雨が降る生憎のお天気でしたが、
ここは、雨も良く似合う景色で、およそ6万株と言う延々続く水芭蕉に、
「恐るべし 秋田県」の素晴らしく広大な自然環境に夫と言葉を失いました





 




さて、来週は、今回下見をしたので、かたくり群生の郷へ出かけてみたいと思っていますが、
角館の桜まつりのピークに重なりそうで、
全国から相当数のお客様が来られると思います。
お気に入りのお蕎麦屋さんへは立ち寄れないまま・・・・山の中のかたくりへまっしぐらかもしれません。




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8 コメント

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Unknown (やっぴえろ)
2015-04-18 04:03:36
こんばんは、アメブルさん!

凄いですね~水芭蕉!
これだけ群生していると、どこまでも水芭蕉の絨毯が続くんじゃないかな?
という幻想的な感覚にとらわれます。

途中、橋の上で振り返っているルナちゃんも、
そんなことを考えているのかな?
何かいい写真ですね^^

秋、冬とはまた違った感じで、日本の四季ここにありって感じで。
夏の景色も楽しみしておきます。

それにしても、座禅草。
僕もはじめて見ました。
一度見たら忘れない独特な形ですね^^
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おはようございます (ちっぷ)
2015-04-18 06:15:49
懐かしい感じのする水芭蕉。
想い出にあるのか、ないものなのか、よくわからないのに、なぜか懐かしくて‥。
角館には二度お邪魔しました。
まだ体がフル活動してた頃に。
枝垂桜がしなやかで綺麗だった記憶があるので、アメリカンブルーさんもまた訪れてみてはいかが?
そしたらブログにアップしてくださいね。。
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おはようございます。 (みちみち)
2015-04-18 07:06:44
お出かけって本当に、お天気次第ですよね。
パパさんの気持ちもママさんの気持ちも、どちらもわかるわ~~。
角館の桜とルナちゃんも
そして、この水芭蕉は凄いわ~~。
本当に凄いのね~~~~。
自然がいっぱいってこういうことなんでしょうね~~。
ザゼンソウも不思議な花ですよねっっっ!
そして私の好きなカタクリ、もう少しですね。
これから秋田をた~くさん楽しんでね~~。


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やっぴえろさんへ (アメリカン・ブルー)
2015-04-18 17:11:07
やっぴえろさん   こんにちは~(*^▽^*)

ご存知のように、ブログにもあちらこちらの水芭蕉の風景を載せてきましたが、
延々と続く群生地と、その密集度ではとても感動的な場所になりました。
木道は、意外に高いルートを取っていて、
雨に濡れていたのでいつかのドボン事件や、すってんコロリン事故を思い出して、あぶないあぶないと注意して歩きましたよ(笑)
座禅草には驚きました。見た途端にお釈迦様のイメージが浮かんだのですが、
これは、群生しないで、ぽつぽつと咲いている方が良いかなぁ~と思われます。
同じ風景も四季折々で違った趣を放つものです。
角館第4シーズンも楽しみです。
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ちっぷさんへ (アメリカン・ブルー)
2015-04-18 17:17:42
ちっぷさん    枝垂桜・・・お好きですか?

角館のメインはやはり春の枝垂桜の頃でしょうか!!
私も今回、枝垂桜の頃は2回目です。
一度目は、30代でしたので、そうね、私自身もいろんな意味で元気だったころと思います。
でも、同じ景色でも年齢をかさねると、その趣の感じ方が変わるものですね。
同じ映画を30年ぶりで観た感想と一緒のような気がしました。
きっと、若いころには、懐かしさとか振り返る想いとか・・・そこには至らないと思います。
GWはとても中まで入れる状態では無いそうなので、
ここのお花見は難しいのですが、また、初夏の新緑の角館、ご紹介できればと思っています。
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みちみちさんへ (アメリカン・ブルー)
2015-04-18 17:24:25
みちみちさん   こんにちは~('◇')ゞ

水芭蕉の湿原とカタクリの郷、そして、角館の枝垂桜は3か所回るのにちょうどよい距離ですが、
たぶん、例年はその最高の見ごろが少しずつずれていたと思われます。
それが、桜の開花が早くなったことで、この3つがしっかり重なったような気がします。
そうなると、忙しいんですよね(笑)
観光協会さんも大慌てじゃないのかしら~(;´∀`)
さて、次回に期待を寄せているカタクリは日本最大級だそうで、下見に行ってよかったです。
山二つ分ぐらいありそうで、栗林の下が全部カタクリらしいです。
道も狭い山合いだったので、来週は私のラパンで行く予定。
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Unknown (ぷぅまま)
2015-04-18 21:36:29
雨の中 おでかけの甲斐がありましたね!
こんなに群生している水芭蕉、圧巻です。
わたしもこの座禅草 確か野草園で初めて見たような気がしますが、神様の作品の中でも
なかなかの?もの、と感心した覚えがあります。

これからの季節 ブルー家のたっくさんのお出かけがまたブログを飾りますね。
わくわくします!
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ぷぅままさんへ (アメリカン・ブルー)
2015-04-18 21:53:05
ぷぅまま~   こんばんは~(≧▽≦)

雨の日の水芭蕉は、問題ない!!って思いました(笑)
でも、足元は悪かったので、
そっちこっちでコケてきた私は、思わず、いろんなことを思い出しました。
ここでまた、思い出つくったら大変ですからね(笑)
野草園は隅々まで見たことが無いので、
いつかゆっくりじっくり歩いてみたいものです。

こちらは、山に向かってまだ雪が残っていました。
これから、秋田の花紀行・・・楽しみです。
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