こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第7章・・空色の種を探す旅・・・私とルナと一緒に空色の種を探すのどかな旅に出ませんか~♪

秋田にお別れです・・・「こまちの里から」最終回

2016-03-20 22:13:17 | こまちの里から

ルナです。



今日、夕方になってから、
「ルナ、お散歩に行こうか~♪」
「行く~~



予定が少し変わって、明後日の午前中に引っ越しが来ることになった。
当日は、ゆっくりのはずが、早起きして最後の片付け。
ルナも、その前に「あんでるせん」さんへ行って、
秋田で最後のトリミングしながら時間を待つ予定。


この公園をゆっくり散策するのも今日が最後。。。
つくしが顔を出していたよ。









2年半・・・
東根では毎日月山を臨み、果物の木に囲まれた日々。
屋上のドッグランもルナは好きだった~♪
秋田へ来る前にお家を決めるとき、
ママさんはこのマンションの目の前の公園が気に入って、この家を選んだ。
四季折々の草木の語らいを感じ、
ベランダから見る夕陽が綺麗で、
そこに秋田のシンボルのような風車が回る景色。
「家」ってとても大事だなぁ~っていつも言っていた。


転勤が決まってから、パパさんが唯一のお休みの日。
2人で、歩いて行けるとんかつ屋さんへ夕飯を食べに行ってきた。
確か、ここへ引っ越して間もなくもそこへ行っていたよね。


「送別会で泣いてしまうかもしれない・・・・
こんなことは一度もなかったのに。。。」
パパさんがそんなことを話したそうだ。








実は、パパさんの会社はたくさんの店舗を持っていて年中無休の会社なんだよね。
新入社員で過ごした店舗での6年間以降、
人事部、商品部、営業部・・・ほぼ、そういう部署で働いてきたんだけど、
東根へいわゆる「飛ばされた~」らしい(笑)
でも、そこでの1年は、身体のためにはとても良い時間だったと今は思う!!
そこから仙台へ帰ると思っていたのに、またまた北へ。。。


でもね、この秋田での1年半。
お店に勤務して、約50人ほどの直属部下とそれはとても楽しそうに過ごしたよね。
仙台に居る頃は、ため息をついて出勤していたけれど、
秋田へ来てからはそれが無かった。
職場の仲間達と「ひとつの物」を作りながら過ごすって、
今までになかった活力だったのかもしれない。


もう決して若くもないのに、
閉店までお店にいるし、重い荷物を持ったり、脚立に乗ったり。。。
夜な夜な足はつるし、肩は痛い。
それでも、休みの日は、「休んだぁ~」っていう日になるように、
ルナとママさんとお出掛けしたよね。
お店はますます大変になって行く時代・・・
去ってゆく自分が申し訳が無い・・・そんな気持ちがあるみたい。
でも、パパさん、そんな身体でたくさん頑張ったよね。



とんかつ屋さんでお腹いっぱい食べて、
2人でゆっくり夜空を見ながら歩いて帰る。

 

「やっぱり、この2年半・・・楽しかったね~
2人とも、同じ気持ちで、ここから帰ること・・・よかったね。
ルナもそう思っているよ。



明日の送別会、いっぱい泣いてもいいんじゃない。
「ありがとう。楽しかったよ!!




身体の事8割、ママさんへの配慮2割で今回の帰還。
パパさんにとっては、居心地の良い環境を後にする切なさもある。
でも、元気になったらまた次の事を考えよう。
今できる最善を尽くす!!
そうだよね。










「こまちの里から」は今日が最終回。
秋田でのルナ達の生活にも沢山の応援、ありがとう~♪
秋田県の素晴らしい所もたくさん紹介できたと思うけど、どうだったかな?
いま、ルナの頭の中には、「秋田音頭」が鳴り響く。


次回の投稿は、仙台から・・・第4章が始まるよ。
また、ルナが元気に登場する日までしばしのお別れです



 



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16 コメント

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第3章、お疲れさまでした (ちっぷ)
2016-03-21 03:12:29
2年半の秋田生活では多くのモノを得たルナ・ファミリー。
去るのはまさしく後ろ髪を引かれる想いですね。
第4章も楽しみに待っています。
返信する
おはようございます。 (みちみち)
2016-03-21 08:00:22
ルナちゃん秋田での生活もいよいよお別れの日が近づきましたね。
秋田へ引っ越しが決まったときは、とっても遠くへ行ってしまいそうで寂しい気持ちになった私でしたよ~~。
いよいよルナちゃんとパパさん、ママさん仙台へお戻りですね。
お疲れ様でした。
東根でも秋田でも皆さんやさしい方に出会えることが出来たことは大切な心の財産になりますね。
パパさんも職場の皆様とのお別れは感慨深いものがあるかと思いますね、お別れ会には遠慮しないで涙を流して下さいね。
本当にお疲れさまでした。

返信する
こまちの里も楽しかった (うるうるママ)
2016-03-21 15:09:12
読んでて涙でうるうる。
パパさん闘病しながら、仕事して、そして奥様孝行も忘れず、何事も全力で向き合うご夫婦の姿に感動してるよ。
やっぱり尊敬すべきお兄ちゃんとお姉ちゃんだ!
パパさんと同じようなタイミングで新たな治療が始まった気がします、だから頑張れそうです。
引っ越しでお疲れがでないように。
返信する
Unknown (oldオードリー)
2016-03-21 21:20:19
お疲れさまでした。
パパさんにとっては、秋田は働きやすい職場
そこを離れる事は、学校を卒業するような気持ちになるのかもしれませんね。
私も、退職するとき、似たような気持ちになりました。遣り甲斐があって、人間関係もよかったのでしょうね。
東根も秋田もホントによい所でしたね。
秋田の事を、東北の事を、もっと知りたいなと思うようになり、いつかは、行ってみたい、そう思っています。
いよいよ、仙台にご帰還(笑)
しばらくは、大変でしょうけど、ペースがもどって、エンジョイできるといいですね。
blog復活楽しみにお待ちしています。
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ちっぷさんへ (アメリカン・ブルー)
2016-03-21 23:01:35
ちっぷさん    こんばんは~(*^▽^*)

ブログを始めたときは、まさかの第2・第3章があるなんて考えてもみませんでしたが、
再び青の家に戻って、
さて・・・第4章・・・・
春にふさわしい出だしになると良いと思っています。
また、次回からもよろしくお願い致します。
返信する
みちみちさんへ (アメリカン・ブルー)
2016-03-21 23:05:30
みちみちさん    こんばんは~(*´▽`*)

今日はまた少し寒さが戻ってきました。
今週は、雪マークも出ています。
仙台に戻っても、秋田の天気予報が気になる日がしばらく続きそうです。
ちなみに、明日はマークが出ています。
パパさん、せっかく帯状疱疹終息したのに、風邪を引かせないようにしなくては。。。
送別会・・・盛り上がっているのかしら?
まだ帰ってきません(笑)
返信する
うるうるママさんへ (アメリカン・ブルー)
2016-03-21 23:24:08
うるママ~    こんばんは~(*^▽^*)

秋田で過ごす夜も今夜で終わりです。
ベランダに雨が強く吹き付けています。
冬は大きなアラレに驚きながら、その先への不安を抱えたものですが、
間もなく、秋田は1年で最も美しい季節になります。
じっと耐えた分だけ、春はすべてが一気に芽吹く生きている感覚を得られます。
私達もうるママも耐えた分、新しい時間がやって来ることを信じて、頑張りましょうね。
次回は仙台。また会える希望が出てきましたね。
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oldオードリーさんへ (アメリカン・ブルー)
2016-03-21 23:42:26
オードリーさん    こんばんは~(*´▽`*)

何とか、明日、引っ越せる準備が出来ました。
3月末の引っ越しは相当混んでいるようで、
何度も時間の変更の連絡が来ます。
トラックのやりくりが思うように行かないのでしょうね。
秋田も山形も、とても良い時間を過ごせました。
オードリーさんにも、いつか東北へ来てほしいし、
ここがあそこね!! 
そんな記憶の一片になっていればと思います。
しばらくは、ぼ~っとして、
そこから再出発です。
返信する
Unknown (やっぴえろ)
2016-03-22 04:46:54
こんばんは、アメブルさん!

引っ越しの荷物、少しは片づいたでしょうか?
これを読む頃には、すでに青の家に戻っているのですね。
感慨深い。。。^^

仕事というのはシビアなものですが、
楽しみながら働ける雰囲気というのは、
本当にいいですよね。
パパさんがそう感じていたのなら、
同僚のみなさんもきっとその空気を上手に引き継いで頑張ってくれるのではないでしょうか^^

2年半、いろいろな景色を見せてもらった気がします。
良い気持ちで仙台に帰れるのは、
すごく素晴らしいことですよね^^
返信する
本当にお疲れさまでした (ぷぅまま)
2016-03-22 12:08:25
こまちの里最終回 感慨深く読ませていただきました。
秋田での1年半、
お二人の生活を拝見してきた私達は本当にいろいろな
楽しいこと、つらい事 存じ上げているけれど
大切な大切な貴重な時間を過ごされてきたこと、しっかと
受け止めております。

パパさん いつ何時でも感謝のお気持ちをもたれる所
尊敬しています。
涙があふれるかもれない、と言うことはお気持ちがその位こもった思いがおありということでしょう。
沢山の部下の皆様も 素晴らしい上司とのお別れ、おつらいでしょぅね。
上司にめぐまれていない?私、パパさんのような方のもとでならもっと力を発揮するんだけどなぁ~。

第4章もついて行きます!(のろのろとすみませぬ)


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