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駿 府 は 96 か 町

駿府はちぃっと覇気がないけぇが,御所(ごせ)っぽくていいじゃん【ごせっぽい≒平穏でせいせいしている様】

西日が暑い

2009年05月13日 23時59分59秒 | 街かどのラプソディー
きょうも5月にしては、とても暑い一日でした。
それでも湿度が低く、風もあったためか
外を歩いている分には
存外、すごしやすかったのですが・・・・





市庁舎の横を通ったら
1階ラウンジに
あまりこぎれいでない紙がべたべた
貼ってあります。





何事かと思って玄関から
中をちょいとのぞくと
そこでは定額給付金の相談コーナーが
臨時に開設されていました。

相談コーナーの担当者が並んだ背中に向けて
西日が当たり
とても暑さに耐えかねて
(冷房はまだ入っていません)
ポスター等を貼ってある隙間を裏から
再生紙を包んであった紙を利用して
ふさいでいるのでした。

事情がのみこめて
思わず笑ってしまいました。

それにしても
思いつきのばらまき政治のために
西日に耐えなければならなくなった人がいるのですね(笑)
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府中・江尻間の立場 (たてば)  その4

2009年05月13日 05時30分00秒 | 駿府のバラード
立場:その3 のつづきです。

▽静岡鉄道、県総合運動場駅


県総合運動場駅の前の道をさらに進みます。
このあたりは、区画整理によって街区の形状が変えられてしまっているため
街道が100mほど途切れてなくなってしまっています。

そこで仕方がないので(笑)
駅前の道を進んで突き当りを右へ折れ、南幹線を渡ります。
この先の国吉田四丁目9番街区と10番街区の間が旧東海道です。
つまりここから旧東海道は、南幹線の1本南側の道を、ほぼ平行して進むことになります。
というより、旧東海道の北側に南幹線ができたというのが本来でしょうが(笑)

このあたりは住宅街というおもむきで
やはり街道らしき風景はほとんどありません。
それでも、このような店もあります。(国吉田四丁目12番)


500mほど進むと東名道の橋脚が見えてきます。
ここは、かつての吉田川が流れていたところです。

一応、ここで立場(たてば)の東側の終着点ということですが
その手前あたりは、江戸期には立場として最も賑(にぎ)わったところかもしれません。

というのは
現在アンドーというスーパーがある場所は
江戸期には「稲葉屋」という休憩茶屋があり
小吉田名物の「桶ずし(長門ずし)」が売られていたところだからです
往時をしのぶものが何もないのが少々残念ですが・・・・

余談ながら
それまで量り売りだけだったワサビ漬けを
鉄道開通後、小さな桶状の容器に入れて
静岡駅などで売りだしたのは
この桶ずしの桶がヒントになったのだということです。


▽スーパーアンドー(国吉田四丁目6番)


▽吉田川の西側のたもとにある稲葉屋(世界すし博での展示から)

▽同じ位置(東名道の下)から

▽300mほど東にある現在の吉田川

▽名物の小吉田の長門寿司の桶、直径10cmぐらいで存外小さい(世界すし博での展示から)

▽街道沿いの民家の下がり藤



<参考:山内政三著、静岡市の百年>

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