駿 府 は 96 か 町

駿府はちぃっと覇気がないけぇが,御所(ごせ)っぽくていいじゃん【ごせっぽい≒平穏でせいせいしている様】

谷島屋書店呉服町本店 リニューアルオープン

2013年05月29日 21時22分23秒 | 街かどのメヌエット
▽ 葵区・呉服町二丁目・5番地
 




4月下旬から6月上旬までの予定で
リニューアルのため休業していた谷島屋書店呉服町本店が
予定より若干早く、きょう(13年5月29日)から再開

静岡の街中の商店街から書店が次々と撤退し
路面店は谷島屋ただ1店となっていたため
谷島屋休業中は商店街に書店が全くない状況でした。

リニューアルということで
どうなるのかと思っていたところ
従来B店と言われていた部分(向かって左側の部分)は閉鎖
売り場面積が半分ほどに縮小されたようです。

確認したわけではないのですが
B店部分は自社所有でなく賃貸で借りていたようで
家主(ふしみやのようです)に返還し
固定経費を縮小しようというものだと思われます。

リニューアルには違いないのですが
実態は売り場面積をほぼ半減して
東静岡駅近くの商業施設への出店を機に
軸足をむしろそちらへ移し
浜松の谷島屋同様に旧市街地に見切りをつけたとも
言えるかもしれません。

スクランブル交差点

2013年05月27日 21時00分00秒 | 街かどのメヌエット
▽ 葵区・御幸町(みゆきちょう)・7番地


スクランブル交差点における静岡名物と言えば
歩行者用信号から流れる「富士の山」のメロディーだけではありません。

というのは
本来は車両用信号に従うべき自転車の多くが
歩行者といっしょに横断してしまうので
歩行者は自転車を避けて歩かなければならないという
自転車が多い静岡特有の状況を呈しているからです。

こんな状況を警察も承知しているためか
1か月ほど前、一部のスクランブル交差点に
写真のような縦幕が歩行者用信号の支柱に取付けられました。

趣旨は分かるのですが
支柱に取付けられていますから
当然に湾曲していて真正面からでないと見づらく
気がつく人は少ないようです。

せっかくこのような表示をするのなら
 もう一工夫して分かりやすいものにしてほしいところです。

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サツキが咲くころ

2013年05月25日 20時20分20秒 | 街かどのメヌエット
▽ 葵区 追手町(おうてまち) 5番



今年は季節の行ったり来たりが例年になく激しいせいか
ツツジが4月上旬から咲き始めたのに比べ
ツツジの同類であるサツキが咲くのは遅いようです。

もっとも、サツキはもともと旧暦五月に咲くことからの命名のようですから
例年並みで格別遅いということもないのでしょうが・・・・



▽ 葵区 七間町(しちけんちょう) 14番地


サツキに比べると少々地味なヤマボウシの花です。

おなじ仲間のハナミズキと比べると
こちらもやや遅咲きですね。


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新茶おくる宣言

2013年05月20日 20時20分20秒 | 街かどのメヌエット
▽ 葵区 追手町(おうてまち) 9番



静岡県庁本館の玄関脇にある「新茶おくる宣言」の看板です。
(看板の下方に植えられているのはチャノキ)

言うまでもなく、この看板の趣旨は
 需要が低迷しているお茶
(ペットボトル入りのお茶もどきのことではありません)の需要を
喚起しようということなのでしょう。

それはともかく
 この看板で目を引くのは右下の健康寿命
(=健康で活動的に暮らせる期間)についての記載




 なんと静岡県は第1位なんですね。

(男女別では男性は2位)

県庁所在地と政令市における
 静岡市のお茶の消費量、消費金額ともに全国1位なのですが

(県ごとの統計がないので不明ですが、多分県別でも静岡県が1位は間違いないでしょう)
お茶との関係は明確ではないとしても
 お茶が健康にいいのはたしかでしょう。



※健康寿命
    女性         男性
1 静岡県  75.32歳  愛知県  71.74歳
2 群馬県  75.27歳  静岡県  71.68歳
3 愛知県  74.93歳  千葉県  71.62歳
4 沖縄県  74.86歳  茨城県  71.32歳
 5 栃木県  74.86歳  山梨県  71.20歳


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シズオカ×カンヌウィーク 2013

2013年05月18日 20時00分00秒 | まつり・イベント
▽ 葵区 七間町 1~10番地附近











静岡市と“ふらんす”のカンヌ市は姉妹都市
そのカンヌで行われる映画祭に呼応して
毎年この時期、静岡市でも「シズオカ×カンヌウィーク」と称して
いろいろなイベントが行われます。

そのひとつ、七間町では5月18日(土)、19日(日)
 通りにカンヌのマルシェを意識したカフェなどが出店しにぎわっています。
 



▽ 葵区 七間町 15番地




また、アトサキセブン 
(オリオン座跡)でも
アトサキマルシェと称していろいろなお店が出ていて
 昼は大道芸、夜は野外映画会も行われています。


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タチアオイの咲くころ

2013年05月17日 12時00分00秒 | 街かどのメヌエット
▽ 葵区 駿府城公園 1番

駿府城公園にタチアオイが咲き始めました。

 以前は内堀
 (中堀でなく一部発掘されている本丸堀の方) 附近にも
かなりの数のタチアオイがあったのですが
 静岡市の花
 (会津若松市の花でもある) にもかかわらず
積極的に公園内にタチアオイを増やそうという考えもないらしく
今では東御門附近だけになってしまったようです。
 





 
タチアオイが市の花に制定されているのは
もちろん徳川家の葵にちなんだものですが
徳川家の紋はこのフタバアオイがモチーフになっていて
タチアオイの葉とは異なるのですね。

なお、家康公が駿府城に在城当時
 京都の賀茂訳雷神社(上賀茂神社)から
 このフタバアオイが献上されたという故事があるようです。



 
※ 余談ながら、京都の葵まつりに使われるフタバアオイの葉は、
   静岡市の葵小学校の児童が育てたものも使われているそうです。






こちらは同じく駿府城公園内に咲いていた
フジの花の形に似た花

多分、ニセアカシアだと思うのですが・・・・


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葵まつりのころ

2013年05月13日 12時00分00秒 | まつり・イベント






5月になって
すがすがしい日が続くころ
 ミカンも花を付け、フジも満開となります。













 5月13、14日は七間町の別雷神社
わけいかずちじんじゃ:京都の賀茂別雷神社(上賀茂神社)の分霊社)の葵まつりです。

本祭に先立ち、その前の日曜日に当る12日に
猿田彦の巡行が行われていました。

15日に行われる京都の葵まつりの1キロにも及ぶ行列に比べれば
ささやかなものとは言え
 それなりに格調高く行われるのです。


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島流し (?) の家康公の像

2013年05月03日 12時00分00秒 | 街かどのメヌエット



静岡駅表口広場には家康公の像が二つあります。

いずれも2009年の
家康公駿府城入城400年を記念して設置されたもので
 ひとつは竹千代と言われた少年期の像

 (人生で最も多感な少年から青年にかけての12年間も駿府ですごした。)
 もうひとつは壮年期の像です。

 (駿府城公園には大御所時代の鷹狩の像もあります)

このうち、壮年期の像は駅前広場とは言っても
歩行者の動線からはずれた
信号を渡った離れ小島のようなところにあります。

この像が設置されたとき
どうしてこのような場所にと思ったのですが
あんのじょう、最近の報道によると
監査委員から「有効性が発揮されていない」と
 指摘されたそうです。

(南口の1億円を超える予算で設置されたルノアール像についても
  昨年、有効活用されていないと監査委員から指摘された)

どうも、静岡市は観光客に対し
静岡の観光資源を貪欲にアピールしようとする姿勢に
 欠けているようです。

(出世城の名のもとに、「家康くん」なるユルキャラまでつくって
  PRしている浜松市に比べ消極性がきわだっている)

それに監査委員ではなく
市職員や議員からは同様な指摘が全くなかったというのも
 不思議なことではあります。

 (と言うより、設置する際、指摘すべきでしょうが・・・(笑))



▽ はるかかなたに見えるは家康公か?


 ▽ 市美術館に置いてあったチラシ

(この図では初めて静岡を訪れる人にはかなり分かりづらい。
 右下の女性のイラストは不要、家康公の像が小さすぎる)


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風薫る五月

2013年05月01日 12時00分00秒 | 街かどのメヌエット
▽ 葵区 追手町 (おうてまち) 9番


“さつき”は早苗月からきている言葉なので
新暦の五月を“さつき”というのは
ちと違和感があるのかもしれません。

それはともかく
風薫る五月
風が本当にここちよい季節です。

気候のよさはもちろんですが
なんと言っても5月は
 秋と違って 日の入りが遅いので
 行楽にもってこいですね。


※ 静岡市の日の入り
・2013年 5月1日 18:32
・2013年10月1日 17:31
 (日の入りが最も遅いのは6月21日~7月7日の19:04)




こいのぼりの歌に
「大きい真鯉はおとうさん、小さい緋鯉は子どもたち」とあり
子どものころ、緋鯉はなぜ“おかあさん”ではないのか
疑問に思ったものです。

緋鯉をおかあさんとする考え方は戦後のもので
もともと、端午の節句は男の子の成長を祈るものなので
この歌が作られた昭和の初めごろには
鯉のぼりの鯉に女性のイメージを重ねることはなく
 緋鯉といえども当然男の子だったのですね。


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