新たな発掘～藤原宮跡で富本銭9枚

29日、発掘調査の進む藤原宮から、宮殿建設の際
の地鎮具が出土しました。
その平瓶の中につまっていたのが富本銭9枚と水晶が9個。


「…ん？富本銭って？」

という方は、今どきの中学生に聞いてみてください。


今の高校生くらいの子たちはすでに、日本最古の
お金は和同開珎ではなく、富本銭と習っています♪


藤原京遷都が持統8（694）年、富本銭が作りはじ
められたとされているのが日本書紀の記述により
天武12（683）年なので、天武天皇の即位のころか
らの天武、持統両天皇の願いであった都を作るに
あたって、貨幣システムが必要と考えらたと言わ
れています。


陰陽道において、”9”は縁起のよい奇数の極とさ
れているようですが…。


早々にも陰陽道の研究者であられる近所の”時の資料館”
の館長さんに真相をお尋ねしてみたいと思います♪


ほんと、奈良、明日香が今熱いですね☆




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