ちょっぴりスピリチュアル・素顔のアリアな日常

精神世界と仲良しで、アメリカ帰り19歳の大学生ミドリと特出児11歳のハナを持つセラピストママの日常生活

感謝

2008-10-21 | 育児
 昨日の「八方塞」を書いてから、朝目覚めて(何か暗い文章はやめとくかな~)とPCを開いてみたら…暖かい応援のメールが届いていました。
 皆様、本当にいつもありがとうございます m(_ _)m
 うるうる涙物のメッセージなどもありました。
 いや~人間ひとりじゃないんだわ~(つくづく)嬉しいです~。



 ハナに対しても目下の悩みはトイレトレーニング遂行中だが、うんちをトイレで出来ない、ということと、野菜嫌いな偏食児ということ。
 まだ、保育園でも2歳なので無理やり食べさせたりはしていない。だから好きなものだけ食べてる感じ?のようである。
 家では基本的に野菜はスープや味噌汁で。ご飯と味噌汁中心なのである。それが良いと言っている栄養士さんもいるが…先々が少し心配。ふー。

 さて、そんな育児苦手な私であるが、数日前こんなことがあった。

 パートナーは仕事に行き、ミドリはバレエレッスン、ハナは就寝中という時間(8時半頃かな?)に、子供の泣き声が聞こえてきた。
 かなりヒステリックな男の子の泣き声。
 ものすごく大声で泣いているので気になって仕方が無くなり、ベランダに出てみた。

 何も見えないが、声は確かに聞こえる。
 そのうち、母親が怒鳴っている声も聞こえてきた。

 すごーく心配になった。
 叱っているだけ?と聞き耳をたてたが、どうやら子供は外に出ているようだ。親は家から叫んでいる。

 ハナは寝ているけど…ちょっとだけ、と私も外に行って見る事にした。
 だって、心配で。 

 少し家から声のする方に歩いてみた。
 角を曲がった所に、泣いている男の子が見えた。

 2・3年生の男の子かな…と暫く様子を見たが、親も誰も側にはいない。
 
 とにかく声をかけてみた。

 「どうしたの?」

 すると、坊主頭のかわいい男の子が目を丸くして泣き止んだ。
 びっくりしていた。

 「お家どこ?」と聞くとすぐ近くのマンションを指差した。
 
 家に帰れないの?と言っても何も言わない。

 うーん、どうしよう。これ、虐待じゃないよね。でもそうだったらどうしようと、色々な事が頭を巡った。

 マンションの方から声が聞こえてきた。

 「もう、ちょっと何やってんの!早く帰ってきなさい!!
 あーもう!あんた達、迎えに行ってきてよっ!!」

 怒っているのが母親らしい。

 そして、もう少し大きなお兄ちゃんとお姉ちゃんが迎えに来た。
「あの、すいません。もしかしてわざわざ出てきてくれたんですか?」とお兄ちゃん。しっかりしている感じだ。

 大声で泣いているから心配しちゃったのよ、と言うと、「あー、すみません。」と言いながら、弟に向かって、
「お前、いい加減にしろよ~。」と呆れた様子で諭していた。

 自転車の後ろに乗って(多分母親の)帰ってくる途中、アイスを落としてしまったらしい。それで、泣いて家から出てきたと言う話だった。

 あ、ホントだ、アイスが融けてる残骸が…。


 ああ、そんな事だったんだ。ああ、良かった。

 
 結構ありふれた日常の出来事だし。
 こういう事ってあるものね。あの母親も怒りたくなるわ。

 3人の兄弟に(じゃあね)、と伝えて家に帰ってみると、ハナはまだ、ぐっすり寝ていた。

 一人家に置いてってはいけなかったよな~と思いつつ、時間にして10分弱の出来事だった。
 子供の泣き声って、ちょっと放っておけなかったのよねえええ。



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