最近、ぜ~んぜん日記を書いていなかった・・・、反省。
忙しかったりバタバタしてたりして、つい書きそびれてしまった。やはり mixiで
書いていると、こっちに書くことってなかなかなくなってしまう。
最近面白かったことといえば、やはり世界フィギュアでのミキティーの金メダル
でしょう。ミキティー、よく頑張ったね、おめでとう。手前味噌だけど、
今回はミキティーが優勝するんじゃないかな、と思っていた。直前練習の映像を
見ていると、ミキティーが一番安定していたし、表情に固さが見られなかったから
「これはいけそうかな」と直感したのだが、そのとおりになった。
SP前の6分間練習でも表情が変化せず、淡々としていた。今までのミキティー
であれば、やけに緊張していたり、気合が入りまくっていたりということが多かった
のだが、今回はそんなことがまったくなかった。まるでいつもの練習に向かうかの
ような落ち着き払った表情をしていたので、これは問題ないな、と。しかし、本番でも
あれだけの平常心を持てるようになるまでには、どれほどの苦痛や挫折を経験したの
だろう。何事にも動じない精神力というのは、そう簡単に養えるものではない。
金メダリストといえども、実は本当の喜びは小さく、日々いばらの道の連続なのだ。
だからこそ心身ともに強くなれるし、だからこそ結果に結びつく。それを思うと、
本当に「おめでとう」と言ってあげたい。
対するマオちゃん、SPで会場入りしたときから変でしたね。いつもポワンとした
表情のマオちゃんが、珍しく会場入りしたときから眉間にしわを寄せてました。
何かにイラついているかのような感じで、「これはまずいかな」と思ったのは
私だけではないでしょう。そのとおりに、SPではコンビネーションジャンプを
失敗。フリーでは挽回したものの、銀に終わった。あれが、スポーツなのだと思う。
すべてのスポーツは、メンタル面での充実が、ときには肉体面での充実よりも
大切なのだ、ということを如実に示した残酷な例と言えると思う。靴が合わずに
痛み止めを打ちながらも金メダルを取ったミキティー、アメリカでの強化トレーニングを
終えてコンディション万全で現地入りしたはずのマオちゃん。でも勝ったのはミキティー。
でもこの二人は、キムちゃん・キミちゃんと4人で、これからも女子フィギュアで
数々の名勝負を繰り広げるのだろう。そのキムちゃんことキム・ヨナ、あいかわらず
腰の調子がいまいちのようだ。あれは一生のおつきあいのようなので、このまま
現役続行中はだましだましやっていくことになるのだろう。爆弾をかかえた状態での
演技をしなければいけないというのは可哀相だけど、しかたない。せめてあの荒川
静香さんのようなイナバウアーや、ビールマンスピンをやめたほうがいいのでは
ないのか。でもそうすると高得点が狙えないし、微妙なところだ。
キミちゃんこと、キミー・マイズナー。今回はまだ本調子ではなかったようで、
SP、フリーともいまいちだった。しかも、マオちゃん、ミキティー、キムちゃんと
比較すると、演技の内容がやや地味に見える。この3人は、もう完全に次世代の
演技をしているので、キミちゃんも来シーズンはかなり高度な内容の演技をする
ようにしないと、高得点を狙えなくなってしまいそうだ。
さて男子、大ちゃん、おめでとう!演技が終わって緊張から開放されたときに
見せたあの涙、感動しましたよ。うまくても安定しなかった、ガラスの大ちゃんは
もういなかったね。NHK杯くらいから、勝負強い、腹の据わったところを見せる
ようになっていたけど、今回は世界フィギュアという大舞台。緊張度も桁違い
だったと思うけど、よく乗り越えることができたと思う。もう、あとはどんどん
場数を踏み、演技に磨きをかけて、本当に金メダルを取ってほしい。4回転を
いつでも完全に決められるようになったら、夢ではないはずだ。
金メダルのジュベくんも、おめでとう。オリンピックのときはあまりいい結果に
つながらなくて、きっと腐っていたんじゃないかと思うけど、でも今回の金メダルで
溜飲を下げたのではないだろうか。しかし、今回はランビくんの不調に助けられた
とも言えるので、気の抜けないシーズンが続きそうだ。ランビくんはモチベーションが
あがらない状態で、よく銅メダルを取れたと思う。あれは相撲でいうところの、
「稽古の貯金」というやつだろう。これまでのハードなトレーニングやレッスンの
おかげで取れた銅メダルなのだと思う。ところで、あのフリーで見せた演技、すごく
かっこいいのだけど、あれは今回だけなんだろうか。できれば、来シーズンも使って
ほしい。ランビくんの雰囲気に合っているので、磨きをかけてほしい。
今回の大会でびっくりしたのは、カロリーナ・コストナーとトマシュ・ベルネル。
コストナーはこれまで何度か見たけど、どのときも割りと安定感がなくて
今回も期待していなかったのだが、SPは「え!?」というくらいよかった。
あれでフリーでも体力と精神力が続くようになれば、鬼に金棒ではないのか。
もともと手足が長くて見栄えがする体型なので、精進しだいでは大化けするかも。
あとベルネル、この人については名前も記憶になかったくらいでインパクトが
大きかった。4回転以外の演技構成要素もそれなりによかったので、彼は先が
かなり楽しみだ。エキシビションでのピンクパンサーの踊りでは、ああいう
表現力もあることを示したので、割と幅のある選手であることもわかった。
今後どれだけ伸びるのだろう、まだ伸びしろがあるように見えたので、次に見る
ときにどれくらい成長しているか楽しみだ。
残念なのは、中国の申雪・趙宏博組と、ブルガリアのデンコワ・スタビスキー組が
引退してしまうこと。あの2組はもう、芸術のレベルにまで達してしまっている
ので、あの二人がいなくなるというのは、フィギュア界にとって大きな損失だ。
まだデュブレイユ・ローゾン組がいるのでアイスダンスはいいのだが、ペアは
しばらく寂しい時期が続きそうだと思う。
忙しかったりバタバタしてたりして、つい書きそびれてしまった。やはり mixiで
書いていると、こっちに書くことってなかなかなくなってしまう。
最近面白かったことといえば、やはり世界フィギュアでのミキティーの金メダル
でしょう。ミキティー、よく頑張ったね、おめでとう。手前味噌だけど、
今回はミキティーが優勝するんじゃないかな、と思っていた。直前練習の映像を
見ていると、ミキティーが一番安定していたし、表情に固さが見られなかったから
「これはいけそうかな」と直感したのだが、そのとおりになった。
SP前の6分間練習でも表情が変化せず、淡々としていた。今までのミキティー
であれば、やけに緊張していたり、気合が入りまくっていたりということが多かった
のだが、今回はそんなことがまったくなかった。まるでいつもの練習に向かうかの
ような落ち着き払った表情をしていたので、これは問題ないな、と。しかし、本番でも
あれだけの平常心を持てるようになるまでには、どれほどの苦痛や挫折を経験したの
だろう。何事にも動じない精神力というのは、そう簡単に養えるものではない。
金メダリストといえども、実は本当の喜びは小さく、日々いばらの道の連続なのだ。
だからこそ心身ともに強くなれるし、だからこそ結果に結びつく。それを思うと、
本当に「おめでとう」と言ってあげたい。
対するマオちゃん、SPで会場入りしたときから変でしたね。いつもポワンとした
表情のマオちゃんが、珍しく会場入りしたときから眉間にしわを寄せてました。
何かにイラついているかのような感じで、「これはまずいかな」と思ったのは
私だけではないでしょう。そのとおりに、SPではコンビネーションジャンプを
失敗。フリーでは挽回したものの、銀に終わった。あれが、スポーツなのだと思う。
すべてのスポーツは、メンタル面での充実が、ときには肉体面での充実よりも
大切なのだ、ということを如実に示した残酷な例と言えると思う。靴が合わずに
痛み止めを打ちながらも金メダルを取ったミキティー、アメリカでの強化トレーニングを
終えてコンディション万全で現地入りしたはずのマオちゃん。でも勝ったのはミキティー。
でもこの二人は、キムちゃん・キミちゃんと4人で、これからも女子フィギュアで
数々の名勝負を繰り広げるのだろう。そのキムちゃんことキム・ヨナ、あいかわらず
腰の調子がいまいちのようだ。あれは一生のおつきあいのようなので、このまま
現役続行中はだましだましやっていくことになるのだろう。爆弾をかかえた状態での
演技をしなければいけないというのは可哀相だけど、しかたない。せめてあの荒川
静香さんのようなイナバウアーや、ビールマンスピンをやめたほうがいいのでは
ないのか。でもそうすると高得点が狙えないし、微妙なところだ。
キミちゃんこと、キミー・マイズナー。今回はまだ本調子ではなかったようで、
SP、フリーともいまいちだった。しかも、マオちゃん、ミキティー、キムちゃんと
比較すると、演技の内容がやや地味に見える。この3人は、もう完全に次世代の
演技をしているので、キミちゃんも来シーズンはかなり高度な内容の演技をする
ようにしないと、高得点を狙えなくなってしまいそうだ。
さて男子、大ちゃん、おめでとう!演技が終わって緊張から開放されたときに
見せたあの涙、感動しましたよ。うまくても安定しなかった、ガラスの大ちゃんは
もういなかったね。NHK杯くらいから、勝負強い、腹の据わったところを見せる
ようになっていたけど、今回は世界フィギュアという大舞台。緊張度も桁違い
だったと思うけど、よく乗り越えることができたと思う。もう、あとはどんどん
場数を踏み、演技に磨きをかけて、本当に金メダルを取ってほしい。4回転を
いつでも完全に決められるようになったら、夢ではないはずだ。
金メダルのジュベくんも、おめでとう。オリンピックのときはあまりいい結果に
つながらなくて、きっと腐っていたんじゃないかと思うけど、でも今回の金メダルで
溜飲を下げたのではないだろうか。しかし、今回はランビくんの不調に助けられた
とも言えるので、気の抜けないシーズンが続きそうだ。ランビくんはモチベーションが
あがらない状態で、よく銅メダルを取れたと思う。あれは相撲でいうところの、
「稽古の貯金」というやつだろう。これまでのハードなトレーニングやレッスンの
おかげで取れた銅メダルなのだと思う。ところで、あのフリーで見せた演技、すごく
かっこいいのだけど、あれは今回だけなんだろうか。できれば、来シーズンも使って
ほしい。ランビくんの雰囲気に合っているので、磨きをかけてほしい。
今回の大会でびっくりしたのは、カロリーナ・コストナーとトマシュ・ベルネル。
コストナーはこれまで何度か見たけど、どのときも割りと安定感がなくて
今回も期待していなかったのだが、SPは「え!?」というくらいよかった。
あれでフリーでも体力と精神力が続くようになれば、鬼に金棒ではないのか。
もともと手足が長くて見栄えがする体型なので、精進しだいでは大化けするかも。
あとベルネル、この人については名前も記憶になかったくらいでインパクトが
大きかった。4回転以外の演技構成要素もそれなりによかったので、彼は先が
かなり楽しみだ。エキシビションでのピンクパンサーの踊りでは、ああいう
表現力もあることを示したので、割と幅のある選手であることもわかった。
今後どれだけ伸びるのだろう、まだ伸びしろがあるように見えたので、次に見る
ときにどれくらい成長しているか楽しみだ。
残念なのは、中国の申雪・趙宏博組と、ブルガリアのデンコワ・スタビスキー組が
引退してしまうこと。あの2組はもう、芸術のレベルにまで達してしまっている
ので、あの二人がいなくなるというのは、フィギュア界にとって大きな損失だ。
まだデュブレイユ・ローゾン組がいるのでアイスダンスはいいのだが、ペアは
しばらく寂しい時期が続きそうだと思う。