Andyの日記

不定期更新が自慢の日記でございます。

パイ生地

2007-03-06 10:54:37 | よしなしごと
最近はまっている、パイ生地作り。いや、はまっているというよりは、どつぼに
はまっている、というほうが正しい。うまくいかない、本当に。粉関係のものを
作っていて、これほどまでに失敗を繰り返したのはうどん以来だ。パイ生地は
けっこう奥が深くて難しいという言葉を、どこかのお菓子作りのサイトで読んだ
記憶があるが、まさにそのとおりだと思う。

やることは造作もない。中力粉200gくらいに対して水100cc程度と砂糖
40gくらいをまぜてしばらく冷蔵庫で寝かせ、寝かせたら取り出して伸ばし、
伸ばしたらたたみ、また冷蔵庫で寝かせてまた伸ばしてたたみ、を2~3回ほど
繰り返すだけ。寝かせている間にほかの事をして遊んでいればいいので、疲労度の
少ないお菓子の1つだと思う。

ところが、これがうまくいかない。できあがった生地を焼いてみると、源氏パイの
ようなふんわりさくっとした食感にならず、ガリゴリの歯ざわりになるのだ。
なぜ?どうして?このパイ生地のレシピというのは、けっこう人によって材料が
まちまちで、薄力粉100%の人もいれば中力粉100%の人もいて、強力粉
80%に薄力粉20%くらいの人もいる。

私の場合は巨大源氏パイを作ることが目的なので、アップルパイのようなふわふわ
生地にする必要がないため、薄力粉100%でいいだろうと思って最初は薄力粉
100%で作ってみたら、見事にガリゴリになった。「やはり薄力粉100%だと
おせんべいみたいになるのか」と思ったので次は中力粉100%でやってみたが、
まったく同じ結果に。

現時点でこの原因と考えられるのが、伸ばすときに時間をかけすぎているのでは
ないか、ということ。我が家では麺棒というのがなくてすりこぎ棒で代用していた
のだが、これだと一発でずずっと伸ばせないので、あっちを伸ばし、こっちを縮め、
とやっているうちに生地の中でグルテンが生成されてしまって、そのために焼き
上がりがガリゴリになってしまうのではないか、という仮説にたどり着いた。

ということで、100円ショップで麺棒を買ってきましたよ。今度こそ、時間を
かけずにさっと生地を伸ばして、さっくさくのパイ生地を作ってみせる!