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Andyの日記

不定期更新が自慢の日記でございます。

リゾット

2004-04-21 16:13:56 | 料理
最近は忙しいせいで手の込んだお料理を作っていなくて、ここに書けるような
ものがなく、更新が滞っておりました。今週末は特性ハンバーグを作る予定で
ありますが、その前に先日作ったリゾットのことを書こうと思います。

奥様は翻訳の勉強のために翻訳学校に通ったり、翻訳関連の様々な Web サイトを
閲覧したりしているのですが、その閲覧しているサイトの1つに、翻訳コンテストを
開催しているところがあります。そこではサイトからそれほど長くない英文が
課題として出されて、サイトに登録しているユーザーはその英文を翻訳して、
サイトに投稿できます。投稿された翻訳文は、一般の登録ユーザーによって
評価されるため、自分の翻訳がどの程度の評価を受けられるのかを客観的に
判断することができるのです。評価の高かった人にはプレゼントがあるので、
皆さん割と真剣に取り組んでおります。

さてその課題ですが、最近リゾットのレシピが課題として出されました。
リゾットの作り方と、そのレシピを試した人からの声が翻訳対象となって
いました。いつもは奥様が投稿しているのですが(課題がジョークのときは
私も参加)、今回はお料理ということで僭越ながら私が投稿いたしました。
翻訳している間、「これは作ってみたい。リゾットはまだ作ったことが
ないから、いい経験になるはず」という思いが強くなり、週末に作ってみました。

レシピではアルボリオ米1カップ、すりおろしたパルメザンチーズ1/4カップ、
わけぎ3本、そら豆400g、イタリアントマト2個、クリーム1/4カップ、
チキンスープ2カップ、ニンニク少量を用意するということでした。
「わけぎ」と書きましたが、正確には「Scallion」という日本にはないもので、
白い部分の長いわけぎのようなものです。ただ、これはこちらでは手に入らない
ので、たまねぎ1/4で代用しました。アルボリオ米というのはリゾットに
使われるお米らしいのですが、これもないので普通のお米を使いました。

さて作り方ですが、まずはたまねぎとニンニクをオリーブオイルで炒めます。
透き通るくらいまででオッケーで、次にお米をいれて全体にオリーブオイルが
からまるくらいに軽く炒めます。ここから、ひたひたになるくらいに少しずつ
チキンスープを入れていき、ときどきかきまぜて、ほとんど水分がなくなる
くらいになったらまたスープを追加する、という作業をスープをすべて使うまで
続けます。スープを使い切った状態のときにアルデンテになっていればオッケーです。

スープがなくなったらクリームを入れ、さいの目に切ったトマトと豆を入れます。
レシピではそら豆となっていましたけど、グリーンピースのほうが好みだった
ので、グリーンピースにしてみました。しばらく煮て味を含ませてから、
パルメザンチーズを半分まぜ、お皿に盛り付けてから残りのチーズを上から
ふりかけて出来上がりです。

さて味ですが、お米は柔らかくなったのですが、残念ながらアルデンテには
なりませんでした。ちょっとふやけた感じになってしまったのが残念です。
そして、トマトがすっぱかったです。作っているときも思ったのですが、
クリームを追加した時点の味がとてもマイルドでおいしかったので、このまま
出そうかと思ったほどでした。次に作るときは、クリームだけにしておくか、
そうでなければトマトケチャップを使ってみようと思います。本当は乾燥
トマトのような食材を使ったほうが、風味も味もよくなるのだと思います。

さて、週末に作るハンバーグですが、これは気合入ってます。普通、
ハンバーグは合挽きを使いますけど、今度作るのは違います。なんと、
豚バラと牛バラを細かく刻んで作るのです。先日シュウマイを作ったのですが、
そのときにひき肉ではなく豚バラを細かく刻んで作ったところ、非常に
おいしかったため、それを思い出してこの作り方をハンバーグで試して
みたくなったのでした。さ、どんな味になるやら楽しみです。


ピザ

2004-03-08 16:13:07 | 料理
昨日はひさしぶりにピザを作ったのですが、結果としてはぼちぼちでした。
ぼちぼち、というのは、石焼釜で作ろうとしたところ、大失敗してしまった
ためです。それ以外では、まぁまぁの出来ではあったのですが、しかし次回への
課題も多く残す結果ともなりました。

まずは、生地づくりです。本当に思うのですが、ピザ生地づくりに比べたら、
餃子の皮づくりなんて遊んでいるようなものです。餃子の皮は、ある程度時間を
かけてじっくりと押していれば、そこそこのものができるのですが、ピザ生地の
場合は、「ある程度」なんて生易しいものではなく、永遠に思えるほどの長い
時間をかけて、じっくりじっくり捏ねていかないと、本当にいい生地ができません。
正直言うと、もう少し分量より少な目の牛乳を入れれば、もう少し早くできる
のではないかな、とも思うのですけど、それで失敗してしまってはまた大泣きする
ことになると思うので、我慢してせっせと捏ねます。

トッピングですが、今回はオーソドックスにトマトソース、モッツァレッラチーズ、
黒オリーブ、アンチョビ、ベーコン、なす、エリンギ、ルッコラです。トマト
ソースは、クッキングトマトなる調理用トマトを使ってソースを作りました。
4個入りで298円と、なかなか話のわかるお値段。カルフールで売ってました。
ちなみにそのままで食べると、かな~りすっぱいです。でも、すっぱいトマト
でなければ食べた気がしない、という人にはいいかもしれません。トマトソースは
奥様が一生懸命、丁寧に作ってくれたおかげで、とってもおいしくなりました。

さて、生地もできてトッピングの準備もオッケー。ということで、石焼釜を
熱してピザへらに生地を載せて、せっせとトッピングします。まんべんなく
具を載せて、さ、釜の中にピザを・・・・・。ピザがへらにくっついて入らない。
いくらへらをゆすろうとも、生地はしっかりとへらにくっついてしまって、はがれ
ません。思わず「ふぇ~」と声を出してしまったところ、奥様が助けに来て
くれました。二人でなんとか無理やりはがして釜の中に入れてはみたましたけど、
もはやピザの形をとどめておらず、小麦粉に包まれた具、というような形になって
おり、ちいともおいしそうには見えませんでした。今回はパリパリピザを目指して
かなり薄く生地を作ったのが災いして、トマトソースをのせたときに生地が
へなへなになってへらにくっついてしまったのでした。

仕方がないので、残りの生地はオーブンで焼くことにしました。オーブンで焼いた
ところ、まぁそこそこのピザにはなりました。奥様は、一から作ったトマトソースは
やっぱりおいしい!と気に入っていました。確かに、トマトソースは酸味と甘みが
ほどよいバランスで、おいしかったです。また、モッツェレッラチーズは割りと
安いのを買ったはずだったのですけど、これが意外にもコクがあっておいしかった
です。う~ん、しかし・・・・・、次回こそはおいしいピザを作らなければ。
今度ピザを作るときは、この日記を読み返して、オーブンで焼くようにしよう。

魚&芋

2004-02-24 16:12:07 | 料理
2月6日は、私と奥様の結婚記念日です。私と奥様は2002年の2月6日(大安)に
籍をいれたので、その記念に、これから結婚記念日には2002年に生産された
ワインを買ってくることにしました。今はまだそれほど高価なワインにはなって
いませんけど、これが5年、10年と年月を経るほどに高級なワインが飲めるように
なるという按配です。その頃には、今よりも多少はましな経済状況になっているで
あろう、という期待のもと、これからは2002年のワインを結婚記念日に飲む
ことにいたしました。

今回買ってきたのは、オーストラリアのピノノワールという、なかなか変わったワイン
です。オーストラリアの赤ワインというと、カベルネシラーが定番ですが、珍しいことに
これはピノノワールの赤ワインでした。名前はBIN333というシンプルな名前で、
味はピノらしいまっすぐでシンプルなものでした。ただ、やはり新大陸のワインらしく、
味に力強さがありました。押しが強いといいますか、自己主張が激しいといいますか、
このあたりはフランスやアメリカのワインでは味わえない部分ですね。

さて、この自己主張の強いワインに合う料理は何か。奥様がちょうど見ていたお料理
番組で、「オーストラリアのピノはじゃがいもに合う」といっていたらしく、それでは
オーストラリアの新婚旅行で感動した、あのフィッシュアンドチップスを作ってみよう
ではないか、と思いました。フィッシュアンドチップスといえばもちろんイギリスが
本家ですが、イギリスのフィッシュアンドチップスがあまりおいしいものではないのに
対して、オーストラリアのは非常においしくて食べ応えがあります。白身魚の身は
新鮮でぴちぴちしていますし、チップスもさわやかな味わいでした。

これを作らぬわけにはいくまいと、早速やってみました。フィッシュの衣ですが、
薄力粉、ビール、サラダ油、七部立てした卵の白身をまぜます。これをくぐらせた
白身を、180度の油であげます。チップスは普通に一口大に切ったじゃがいもを、
狐色になるまであげます。しかし、卵を七部立てにするのは大変でした。といっても
私がやったわけではなくて奥様がやってくれたのですが、お勉強中の奥様に手伝って
もらって、感謝感謝です。私一人でやっていたら、も~っと時間がかかっていたこと
でしょう。

さて、食べてみたところ、正直もう少し油をよく切ればよかったかな、という印象
です。どうしてもキッチンペーパーで吸い取れる油の量には限界があって、少し油が
残ってしまうのでした。加えて、今回使った魚が甘塩鱈だったのですが、甘塩とは
言ってもやはり塩気が残っていたせいで、しょっぱくなってしまいました。ただ、奥様が
頑張ってくれた衣は、おいしかったです。ビールを七部立て卵のせいで、本当に
さっくりと衣があがったのには感動しました。今度こそ、もっと脂っこくないフィッシュを
あげるようにしなければ!

ひき肉の牛薄切りではさみ

2003-12-05 16:10:33 | 料理
予告した、ひき肉を牛薄切りではさんで揚げたものですが、失敗でした。
もう、これぞ失敗の見本、とでも言いたくなるような見事な失敗作でした。
まず最初に、牛薄切り肉ですが、冷凍してあったので電子レンジで解凍
しました。しかしこれが失敗。なぜか思ったよりも早く解凍できてしまい、
というか熱しすぎてしまったために、お肉にかなり熱が通ってしまいました。
おかげで、お肉のはしのところがすでに焼けた色になって、くるくる~と
巻きあがってしまいました。「やばい・・・・・、こんな状態でひき肉を
はさむことなぞ、できるのだろうか・・・」

次に、ひき肉にみじんぎりのたまねぎを入れてよくまぜます。これは
特に問題もなくできました。次に、そのひき肉を薄切り肉ではさみます。
・・・・・、よく見れば、レシピには『牛薄切り肉』と書いてあるのに、
お肉のラベルを見ると『牛切り落とし』と書いてあります。ということは、
肉を可能な限り広げて、つぎはぎ状態にひき肉にくっつけて揚げないと
いけないということです。うまくいくんだろうか・・・・・。

もう、ここまできたら、やるしかありません。ところどころ焼けてしまった
お肉をひろげて、シールでも貼るようにぺたぺたと、ひき肉にお肉を
貼り付けていきます。こんな状態で大丈夫かなぁと心配でしたけど、
その心配は後で的中します。

なんとかお肉がひき肉についたので、それに小麦粉をつけ、次に
卵にひたして、パン粉をつけます。小麦粉をつけるのは問題ありません
でした。まな板に小麦粉をふり、その上にタネをのせれば、それなりに
小麦粉はつきます。問題なのは卵をつけることです。じょうずに持ち上げ
ないと、卵の入ったお皿につけるまでに空中分解してしまいかねません。
そ~っと、そ~っと持ち上げて、くずれないように細心の注意を払いながら
卵をつけましたが、やはり2つほど見事に、ぐばっと割れてしまいました。
しかたがないので、それは力技でくっつけて修正しましたが。そして
最後にパン粉ですが、まだ十分にあるだろうと思っていたのが甘かった。
足りなくなってしまったのです。全部で4枚できたのですが、最後の4枚目
にはほとんどパン粉がつかなくて、ただの肉の油揚げになってしまいました。

とりあえず衣がついたので、揚げることにします。油の温度は、どれくらいが
いいのかわかりませんが、とりあえず奥様のやりかたを真似てみることに
しました。通常奥様は、揚げ物をするときは菜箸を油の中に入れて、泡が
どのように立つかで油の温度を判断しているようなので、私もその方法で
やることにしました。中華鍋に油をたぷたぷとたくさん入れて熱すること
数分、菜箸を入れてみました。まだぜんぜん泡が立たないので、もう少し
待ってみることにしました。その後数分、また菜箸を入れてみると、今度は
泡が立ちました。そこそこ泡が立つので、もういいだろうと思い、お肉を
入れてみました。じゅわ~~~~~~~~!!!と、すごい音が出ました。
これはいわゆる、奥様がいつも言っている「温度が高すぎるとこうなる」
状態だと思い、火力を弱めてみました。今度はぷちゅぷちゅぷちゅ、と静かな
音が出るようになりました。ふむ、これでいいに違いない。後は、すっと
浮かんでくるまで待てばよし。そのまましばらく待っていると、お肉が
浮かんできたので、お皿にとって、いよいよご飯です。

いただきます!ぱく、・・・・・・。何これ?
すっご~~~く脂っこい!なんでだろう・・・・・は!そうか、わかった。
油からあげたときに、キッチンペーパーで油を切るのを忘れてた!
おかげで、油がぎとぎとです。う~、胸焼けがする。あ~、大失敗。(x_x)
しかも、途中で油の温度を下げたのがよくなかったようで、パン粉が
べしゃべしゃになってしまいました。ぜんぜんさっくり感がありませぬ。
ということで、近年稀に見る大失敗となってしまいました。次回は
ラビオリ作りにチャンレンジする予定です。しかし奥様曰く、「最初から
100点を目指さなくてもいいんだよ」う~、頑張るのだ!


水餃子

2003-11-27 16:08:33 | 料理
先週末は、水餃子をつくりました。奥様からの催促があったこともあり、
私も何を作ろうか悩んでいたところだったので、早速我が家にある
ウー・ウェンさんの「北京の小麦粉料理」を読んで餡を決定しました。
今回は、豚肉と大根、鶏肉とピーマンとエリンギ、それにいり卵とセロリの
餡を作ることにしました。

まずは皮づくりです。水餃子の場合は強力粉だけで作ります。捏ねるのは
もうお手の物で、そんなにうまく作れるわけではありませんけど、割と
短時間で捏ねあがるようになってきました。じっくり、じっくりと押すように
捏ねると、割と短時間できれいに仕上ります。

生地を寝かせている間、餡づくりに取り掛かります。まずは豚肉と大根の
餡から。豚肉は普通のひき肉で、大根はスライサーでうんと細かくして
から塩をふってしばらくおき、しっかり絞って水気をきります。それに
塩、胡椒、紹興酒、ごま油を適量入れてよく混ぜます。鶏肉とピーマンと
エリンギの餡は、みじん切りにしたピーマンとエリンギを鶏肉のひき肉に
まぜ、さらに塩、胡椒、紹興酒、ごま油を適量入れてよく混ぜます。
入り卵とセロリの餡は、みじん切りにしたセロリを、ラードで炒めた
入り卵とあわせて塩、胡椒、紹興酒、ごま油を適量入れてよく混ぜます。

皮づくりの過程は前回の焼き餃子と一緒なので省きます。食べてみた結果、
驚きました。まず、間違いなくこれまでに作った皮で一番よくできたのでは
ないでしょうか。割としっかり茹でたにもかかわらず、皮がぐじゅぐじゅに
ならず、しかも歯ごたえがしっかりと残っていました。餡で以外だったのは、
入り卵とセロリのでした。どんな味になるのかちょっと不安だったのですが、
これが意外にも一番気に入ってしまいました。入り卵をラードで炒めると
こんなにも香ばしく深い味わいを醸し出すとは知りませんでした、非常に
勉強になりました。

明日は奥様がお友達と会社の帰りに外食をしてくる予定なので、またお料理が
できます。すでに実は作るものが決定していて、楽しみ楽しみ。牛薄切り肉に
豚ひき肉をはさんで、パン粉の衣をつけて揚げるという、なかなかおいしそう
なレシピを見つけてしまったので、試してみるつもりです。


ガッテン流ピザ

2003-11-20 16:07:36 | 料理
先週末は予定どおり、ピザを作りました。NHKでやっている試してガッテンを
見て、がぜんやる気になってしまった私は、早速作ってみることにしました。
試してガッテンでは、強力粉・塩・ドライイーストを水で溶いてまぜるだけ、
というような作り方をしていましたが、それではあまりに不安なので、ある程度
生地が固まってからは捏ねることにしました。しかし、ここ最近餃子の皮とか
うどんなどばかり作っていたため、ピザの生地って、こんなに作りづらかった
かな?というぐらい苦戦しました。なにせ手にこびりつくこびりつく。
こんなにべたべたくっついていたら、いつになったら捏ねられるようになるの
だろう、と不安になるくらいでした。しかし、材料をまぜてしばらく放置して
おいたら、ようやく少しずつ形になってきて、30分もするとそれなりに捏ねる
ことができるようになりました。

さて、次に上に乗せる具です。今回はテレビでやっていたのと同じように、
簡単な材料だけで作ることにしました。すなわち、とろけるチーズ、バジル、
モッツァレッラ、ベーコン、黒オリーブ、トマトソースです。トマトソースは
みじん切りにしたたまねぎとにんにくをオリーブオイルでいため、ある程度
いたまったらホールトマトとローリエを入れて20分ほど煮詰めてできあがり
です。ベーコンは適当に炒めて、お皿にとっておきます。バジル、とろけるチーズ、
モッツァレッラ、黒オリーブは、それぞれ適当な大きさに切っておきます。

ピザだけでは野菜不足なので、サラダも作りました。材料はゆで卵、きゅうり、
トマト、黒オリーブ、ツナです。これをオリーブオイルとバルサミコ、
クレイジーソルトで作ったドレッシングであえて出来上がりです。何の変哲も
ないサラダですが、カルフールのチラシにこのサラダの写真がでていて、すごく
おいしそうなので作ってしまいました。きっと本物はもっと違うドレッシングを
使っているのだと思いますが、でも、これでもまぁまぁでしょう。

以前ピザを作ったときはオーブンレンジで作ったのですが、今回はなんと
ガス台の魚焼き用グリルで焼きます。5分ほど余熱を加えてから、まずは
片面を1分ほど焼き、次に具を乗せて3分ほど焼く、という手順です。まずは
生地を4等分して麺棒で伸ばすのですが・・・・・、伸びません。
伸びては縮み、伸びては縮みの繰り返しで、なかなかガス台のサイズに合う
ような形になってくれません。うどんでも餃子の皮でも、スイスイ伸びてくれる
というのに、これはぜんぜん違います。えらい苦労しました。しかしなんとか
生地を伸ばしてガス台で片面を焼きます。すると、まるでインドカレーのナンの
ように、あちこちがぷく~~~、と膨らんでしまいました。これはこれで
おいしそうなのですが、ピザっぽくはないので取り出してつぶします。そして
生地の上に具を乗せて、再び焼きます。今度は具が乗っているせいで、それほど
ふくらんできません。具はいい具合に焼けているようです。チーズが溶け、
ベーコンがちゅぷちゅぷと焼けています。おぉ、なかなかではないですか。
そろそろ取り出そうとグリルをあけ、フライパン返しでピザを取り出そうと
したところ、少し持ち上げたときに手がすべってピザがひっくり返ってグリルに
落ち、上に乗っていた具がほとんどグリルに落っこちてしまいました。
「今まで何時間も苦労して作ってきたのに・・・・・」そう思うと悲しくて、
うえ~~~ん、と泣いてしまいました。奥様がそれを聞きつけて飛んできて
「泣かないの!!」と私をしかりつけました。「ほら、ほとんど落ちてない
でしょ!大丈夫だよ」と私を慰めてくれたおかげで、なんとか気を取り直し
ましたけど、しかし悲しかった・・・・・。先週末はなにかとついていない
ことばかりで、きっとバイオリズムが下がっていたのでしょう。

味ですが、確かにそこそこパリパリにはなるのですが、やはり石焼釜で焼いた
ピザに比べるともう少しパリッとした感じに欠けるようです。あと、これは
材料の関係でしかたがないのかもしれませんが、サクッとした食感がなく、
カリカリという感じでした。贅沢を言えばパイのような食感がほしかったの
ですが、これは今後の課題としておきます。結論としては、やはりピザ作りは
難しいです。いえ、うどんも餃子もどれも難しいのですけど、ピザというのは
うどんよりもさらに時間にせかされながら作るようなところがあって、
かなり大変だということを実感しました。今回の場合で言えば、グリルの熱が
下がってしまってはピザがさっくり焼けなくなってしまうので、グリルの熱が
下がらないうちに生地を載せたり取り出したりという作業を手早くやる必要が
あり、また1枚目を焼き始めたらもう2枚目の準備にとりかからなければいけない、
というまさに時間との戦いなのです。また、これは当然のことですが、そこら中
粉だらけになる、というのも大変です。(^^; 後で掃除するのが一苦労ですね。
イタリアのある程度大きなお家であれば、ピザ用の石焼釜付きの専用の部屋
などがあるのでしょうけど、日本の台所で威勢良くピザを作るというのは
かなり困難な作業です。でも、おいしいからいいですけどね。

久々焼き餃子

2003-11-11 16:06:33 | 料理
先週末は、ひさしぶりに餃子を作りました。皮から作ったのはこれで
二度目ですが、そこそこうまくいったように思えます。やはり、
毎週のようにうどんを作っていたのがよかったのでしょうか、生地を
捏ねるのがそれほど苦にならず、またなめらかに仕上げることが
できました。

まず粉ですが、レシピにしたがって薄力粉と強力粉をまぜます。
うどん作りの場合はこういうやりかたをしてはダメなのですが、
餃子の皮を作るには問題ないようです。100gずつの粉を
ふるいにかけ、よく混ぜ合わせてから熱湯を注いで菜箸でかきまぜます。
手で触れられるくらいに冷めたら、いよいよ捏ねます。今までは、
まな板に打ち粉をまいてから、ぐいぐいと伸ばしては丸めるような
捏ね方をしていたのですが、こうすると生地がある程度まとまって
からはぼろぼろに裂けるようになってしまうのが難点でした。そこで、
今回はうどんの生地を捏ねるときと同様に、上から押す方法で
捏ねました。これだと、生地が裂けることなくきれいに捏ねあがり
ます。表面が赤ちゃんのほっぺのようにしっとりプニプニして
きたら、出来上がり。このまま小一時間ほど寝かせます。

次に餡作りです。材料は豚ひき肉、ニラ、白菜、しいたけです。
ニラと白菜としいたけはそれぞれみじん切りにして、軽く塩を
ふってよく絞り、水分を搾り出しておきます。こうしておかないと、
餃子が水っぽくなってしまうのです。絞ったら、軽く紹興酒を
まぶしたひき肉とまぜ、さらにごま油とラードを加えてしっかり
まぜあわせます。

つけあわせには、酸辣湯も作りました。にんにくをみじんぎりに
して、お鍋に油をたらして火をつけ、あまり油が熱くならない
うちからにんにくを入れて炒めます。香りが立ってきたら、
紹興酒をまぶした牛ひき肉を入れ、完全にいたまったら中華スープ
を入れて、さらに水でもどしたスライスしいたけ、しょうがの
みじんぎり、中国黒酢、豆板醤、豆腐を入れて煮ます。湯だったら、
塩胡椒をして味をととのえ、水溶き片栗粉を入れます。沸騰
してきたら、黄身と白身が完全にまざった卵を小さいスプーンで
少しずつすくって、スープにたらします。

餃子の皮の生地がほどよく寝たところで、皮づくりに入ります。
少し伸ばした生地を、ソーセージのような形になるよう、縦に
四等分します。次にそれぞれをサイコロ状に小さく切り分けます。
それぞれのサイコロを、手の中で丸くなるように捏ねます。
丸くなったら、打ち粉をしいたまな板の上で麺棒で少しずつ
伸ばしていきます。今回は奥様から、「どうやってあんなに丸く
できたの?」と質問されてしまったほどなので、それなりに上手に
できたのではないでしょうか。

できた皮に餡を入れたら、あとは焼くだけです。フライパンに
油をしき、餃子を置いてキツネ色になるまで焼いたら、薄力粉を
溶いた水を入れて焼きます。じゅ~~~~~~~~~~~~。
水がなくなったら、フライパンを火からあげて濡れ布巾の上に
おきます。こうすると、フライパンが冷めることでフライパンの
表面積が縮み、餃子がフライパンからはがれてくれて、きれいに
餃子を取り出すことができます。

味のほうはというと、まぁそれなりでした。普段、ラーメン屋
さんですごく薄い皮の餃子を食べなれているので、こういう手作りの
皮の餃子はなんだか口の中でもこもこします。餡も、もう少し
味付けをしたほうがおいしくなったかもしれません。でもまぁ、
そこそこの出来であったのでよかったとしましょう。

次回は、ピザ作りの予定です。


うどんづくり再び

2003-10-20 15:56:49 | 料理
今週末は、2週間ぶりにうどん作りにチャレンジしました。
今回はちょいと気合が違います。手打ちうどん作りの本を
購入したのでした。土曜日に奥様と朝ご飯を食べていたところ、
奥様が新聞の中の新刊広告に「わが家はうどん主義!」なる本を
見つけて、私に教えてくれたのでした。これにはうどんの打ち方
などの詳しいノウハウが書かれている様子だったので、早速
買いに行ったのでした。本は2件ほど書店をまわって見つけました。
¥1200ですが、おいしいうどんの作り方に飢えている私としては、
まったく気にならない値段でありました。

さて、購入した本を読んでみると、実にためになるさまざまな
ことが書かれていました。まずは材料。今までは強力粉と薄力粉を
同じ分量ずつ混ぜて作っていたのですが、これがどうもよくないようです。
中力粉というのは、強力粉と薄力粉を混ぜればできあがる、という
ような簡単なものではなく、もしこのやり方をする場合はプロの技術が
必要になるのだとか。また、粉の味わいも強力粉と薄力粉では中力粉と
違うようで、できれば農協や製粉所に電話してでも取り寄せるように、
と書かれていたのでした。知らなかった。のっけからまったく論外な
ことを今までやっていたとは・・・。また打ち粉も片栗粉はだめで、
コーンスターチを使うように、そうしないと茹でているときにお湯が
どろどろになってしまう、ということでした。まったくそのとおりで、
市販の生うどんを茹でても少しもお湯がどろどろすることはないのに、
どうして私のはあんなにどろどろになるのだろう、とずっと疑問に思って
いたので、青天の霹靂という感じでした。

こうなれば、まずは材料を揃えに走るしかありません。不適切な材料で
作っていてもこれ以上おいしくなることはまずないので、本で推奨
されている材料を買い込むことにしました。まず中力粉。確かに普通の
スーパーにはないです、本に「農協や製粉所に電話してでも」とわざわざ
書いてあるのもわかります。しかし「農協」という言葉から、もしか
したら生協にあるのではないか、と思って行ってみると、見事にありました。
「地粉」と書いてある、まさにうどん作りのための中力粉でした。また、
コーンスターチも同じコーナーにあったので、大喜びして購入してきました。

帰宅して早速生地作りです。水と塩の分量は前回と同じにして、材料を
変えるだけでどれくらいの違いがあるのかを試してみることにしました。
あと、今回は生地を「踏む」工程もプラスすることにしました。購入して
きた本には、やはり「踏む」工程が事細かに記されていて、踏むことが
大変重要なことがわかったので、それもやってみることにします。
材料をしっかりと混ぜ合わせてから前回までと同様に上からしっかりと
押しながら捏ねます。この作業自体はすでに慣れたもので、疲れますけど
きちんとできるようになりました。しっかりと捏ねあがってから、いよいよ
踏みます。本で推奨されていた方法は、米袋に使われているあの厚手の
ビニール袋に入れて踏む方法でした。あれだと破れにくいということで、
ちょうど空になった袋が1つあったので使ってみることにしました。

ふみ、ふみ、ふみ。この感触、けっこう癖になりそうです。低反発
クッションにやや似た感じというとわかりやすいでしょうか。とっても
面白いです。途中で奥様が見に来たので、奥様にも踏んでもらいました。
時ならぬ愛の共同作業に、すっかりラブラブモードの私でありました。
ある程度踏んだので、生地を丸めてまた踏みなおすことにしました。
ここで、1つ発見がありました。強力粉と薄力粉をまぜた生地では、
ある程度捏ねたものでも手にくっつきそうになるものですが、これは
まったくくっつきません。やはり材料が違うのでしょうか、今までの
ような扱いづらさがありません。材料は大切なのだ、と気づかされました。
本に書かれているようにひととおり踏んだので、ビニール袋に入れて
寝かせます。

さ、寝かせてからはいよいよ「伸ばし」です。本によると、伸ばすときの
生地は真中が厚めになっていることが肝心、だそうです。これは、伸ばす
ときは自然と中心部に力が入りやすいので、中心部を厚めにしておけば、
自然と均一な厚さに伸ばせるのだから、だそうです。ということで、
寝かせた後の踏む作業に入ります。中心部にはあまり力をいれず、少し
中心が盛り上がったような形で踏み広げていきます。全体が直径30cm
ぐらいになったらオーケー。いよいよ伸ばしに入ります。本に書いてある
とおりに、打ち粉もつけずに麺棒に丸めて、手で生地を両脇に広げるように
して麺棒をまな板の上で転がします。今までの材料でこんなことをしたら、
麺棒にもまな板にも生地がくっついて大変なことになるところですが、
材料が違うのかまったくくっつきません。ちょうどいい厚さと大きさに
伸ばせたので、いよいよ打ち粉をつけて切ります。切るのは今までと同じで
特に気をつけることもありませんでした。お湯を沸かして、いざ茹でます!

ふ~ん、まったくお湯がどろどろになりません。さすがはコーンスターチ。
本によれば7~8分茹でる、ということなので、8分ほど茹でたところで
1本食べてみます。もぐもぐ、もぐもぐ・・・。ふむ、中心部にほのかに
コシがあって、いい感じです。でも、ねんのためにもう1分ほど茹でよう、
と思い、そのままにしました。1分ほど余計に茹でて、水でよく洗って
奥様と「いただきます!」

つるつる、つるつる・・・・・。固い。まだ固い。コリコリの固さです。
奥様にも「芯が残ってるね」としっかり指摘されてしまいました。
う~ん、おかしい!あんなにしっかり茹でたはずなのに、まだ芯が残って
いるとは・・・。もっとしっかりと茹でなければいけないということ
なのでしょう、次回の課題として覚えておきます。しかし、麺については
奥様から「味がいい」とお褒めの言葉をいただきました。確かに、
うどん独特の甘味があるようです。これはやはり、粉の違いなのでしょう。
が、しかし、かえすがえすも茹で時間が足りないのは残念でした。
あれさえなければ、今回はそこそこの味にはなったのではないかと・・・。

いや~、まだまだ修行が足りません。でも、材料は正しいものをそろえ
られたので、次こそは、もう少しおいしくできると思います。今日はここまで。

ビーフシチュー

2003-10-14 15:55:44 | 料理
今週末はうどんづくりは一休みして、ワインに舌鼓を打ちました。
味わったワインはジュブレー・シャンベルタン、なかなかのワインです。
週末に奥様とビーフシチューを作ったので、それに合うワインということで
このワインを開けたのでした。ビンテージは1999年、ほどよく
寝かされた状態です。

まずは奥様とビーフシチューづくりです。奥様はビーフシチューには
こだわりがあり、まずはたまねぎをみじん切りにして、電子レンジで
5分ほど加熱します。理由は、最初からフライパンで炒めていると
すさまじく時間がかかるためです。温まったたまねぎをお鍋に入れ、
バターでじっくりと狐色になるまで炒めます。しっかりと煮詰まったら、
じゃがいもとにんじんを入れます。にんじんは私が皮をむいたのですが、
奥様いわく「すごいむきかた」。やはり、にんじんの桂むきというのは
あまり見慣れないようです。

さて材料をすべて入れたところで、分量の水、デミグラスソース、
ワインを入れます。このワインに惜しげもなくジュブレー・サンベルタンを
使うあたりが我が奥様。先日はいくらの醤油漬けに、惜しげもなく
越乃寒梅を使っておりました。おかげで、とてつもなくおいしい
醤油漬けが出来上がりました。奥様の、こういうところが大好きです。
ちなみに栓を抜いたばかりのこのワインの味は、すごくしぶくて
固い味でした。いかにも「まだ寝てます」という味でした。

ワインが出来上がるまで1時間以上、じっくりと煮込んだシチューが
出来上がるころには、ワインも程よく花開いたようです。奥様と
ワイングラスにワインを注いで、まずは第一アロマを楽しみます。
ツンとした酸味のある香りと、ぶどうらしい華やかな香りが素晴らしい。
次にブーケ。まだ完全には花開いていないのか、少し固い感じがします。
さて、飲んでみましょう。

ふ~~~ん

ピノ・ノワールでできているとは信じがたいほどの、固くて芯のある
ややタンニンが強めの味わいです。しかし、ピノらしい華やかさも
しっかりと持っており、空気に触れさせたおかげで黒砂糖のような
コクのある甘味が口の中にうっすらと広がります。喉越しはまろやかで、
後味もいいです。さすがにカベルネほどの力強さはありませんので、
ビーフシチュー以上にコクのある料理だと負けてしまいそうですが、
ビーフシチューにはいいと思われます。一緒にブルーチーズも
食べたのですが、これもぴったりと合いました。

いや~、おいしいワインでした。今回はこんなところで。

うどんづくり

2003-10-06 15:50:11 | 料理
今週末は、2週間ぶりにうどん作りにチャレンジしました。
今回はちょいと気合が違います。手打ちうどん作りの本を
購入したのでした。土曜日に奥様と朝ご飯を食べていたところ、
奥様が新聞の中の新刊広告に「わが家はうどん主義!」なる本を
見つけて、私に教えてくれたのでした。これにはうどんの打ち方
などの詳しいノウハウが書かれている様子だったので、早速
買いに行ったのでした。本は2件ほど書店をまわって見つけました。
¥1200ですが、おいしいうどんの作り方に飢えている私としては、
まったく気にならない値段でありました。

さて、購入した本を読んでみると、実にためになるさまざまな
ことが書かれていました。まずは材料。今までは強力粉と薄力粉を
同じ分量ずつ混ぜて作っていたのですが、これがどうもよくないようです。
中力粉というのは、強力粉と薄力粉を混ぜればできあがる、という
ような簡単なものではなく、もしこのやり方をする場合はプロの技術が
必要になるのだとか。また、粉の味わいも強力粉と薄力粉では中力粉と
違うようで、できれば農協や製粉所に電話してでも取り寄せるように、
と書かれていたのでした。知らなかった。のっけからまったく論外な
ことを今までやっていたとは・・・。また打ち粉も片栗粉はだめで、
コーンスターチを使うように、そうしないと茹でているときにお湯が
どろどろになってしまう、ということでした。まったくそのとおりで、
市販の生うどんを茹でても少しもお湯がどろどろすることはないのに、
どうして私のはあんなにどろどろになるのだろう、とずっと疑問に思って
いたので、青天の霹靂という感じでした。

こうなれば、まずは材料を揃えに走るしかありません。不適切な材料で
作っていてもこれ以上おいしくなることはまずないので、本で推奨
されている材料を買い込むことにしました。まず中力粉。確かに普通の
スーパーにはないです、本に「農協や製粉所に電話してでも」とわざわざ
書いてあるのもわかります。しかし「農協」という言葉から、もしか
したら生協にあるのではないか、と思って行ってみると、見事にありました。
「地粉」と書いてある、まさにうどん作りのための中力粉でした。また、
コーンスターチも同じコーナーにあったので、大喜びして購入してきました。

帰宅して早速生地作りです。水と塩の分量は前回と同じにして、材料を
変えるだけでどれくらいの違いがあるのかを試してみることにしました。
あと、今回は生地を「踏む」工程もプラスすることにしました。購入して
きた本には、やはり「踏む」工程が事細かに記されていて、踏むことが
大変重要なことがわかったので、それもやってみることにします。
材料をしっかりと混ぜ合わせてから前回までと同様に上からしっかりと
押しながら捏ねます。この作業自体はすでに慣れたもので、疲れますけど
きちんとできるようになりました。しっかりと捏ねあがってから、いよいよ
踏みます。本で推奨されていた方法は、米袋に使われているあの厚手の
ビニール袋に入れて踏む方法でした。あれだと破れにくいということで、
ちょうど空になった袋が1つあったので使ってみることにしました。

ふみ、ふみ、ふみ。この感触、けっこう癖になりそうです。低反発
クッションにやや似た感じというとわかりやすいでしょうか。とっても
面白いです。途中で奥様が見に来たので、奥様にも踏んでもらいました。
時ならぬ愛の共同作業に、すっかりラブラブモードの私でありました。
ある程度踏んだので、生地を丸めてまた踏みなおすことにしました。
ここで、1つ発見がありました。強力粉と薄力粉をまぜた生地では、
ある程度捏ねたものでも手にくっつきそうになるものですが、これは
まったくくっつきません。やはり材料が違うのでしょうか、今までの
ような扱いづらさがありません。材料は大切なのだ、と気づかされました。
本に書かれているようにひととおり踏んだので、ビニール袋に入れて
寝かせます。

さ、寝かせてからはいよいよ「伸ばし」です。本によると、伸ばすときの
生地は真中が厚めになっていることが肝心、だそうです。これは、伸ばす
ときは自然と中心部に力が入りやすいので、中心部を厚めにしておけば、
自然と均一な厚さに伸ばせるのだから、だそうです。ということで、
寝かせた後の踏む作業に入ります。中心部にはあまり力をいれず、少し
中心が盛り上がったような形で踏み広げていきます。全体が直径30cm
ぐらいになったらオーケー。いよいよ伸ばしに入ります。本に書いてある
とおりに、打ち粉もつけずに麺棒に丸めて、手で生地を両脇に広げるように
して麺棒をまな板の上で転がします。今までの材料でこんなことをしたら、
麺棒にもまな板にも生地がくっついて大変なことになるところですが、
材料が違うのかまったくくっつきません。ちょうどいい厚さと大きさに
伸ばせたので、いよいよ打ち粉をつけて切ります。切るのは今までと同じで
特に気をつけることもありませんでした。お湯を沸かして、いざ茹でます!

ふ~ん、まったくお湯がどろどろになりません。さすがはコーンスターチ。
本によれば7~8分茹でる、ということなので、8分ほど茹でたところで
1本食べてみます。もぐもぐ、もぐもぐ・・・。ふむ、中心部にほのかに
コシがあって、いい感じです。でも、ねんのためにもう1分ほど茹でよう、
と思い、そのままにしました。1分ほど余計に茹でて、水でよく洗って
奥様と「いただきます!」

つるつる、つるつる・・・・・。固い。まだ固い。コリコリの固さです。
奥様にも「芯が残ってるね」としっかり指摘されてしまいました。
う~ん、おかしい!あんなにしっかり茹でたはずなのに、まだ芯が残って
いるとは・・・。もっとしっかりと茹でなければいけないということ
なのでしょう、次回の課題として覚えておきます。しかし、麺については
奥様から「味がいい」とお褒めの言葉をいただきました。確かに、
うどん独特の甘味があるようです。これはやはり、粉の違いなのでしょう。
が、しかし、かえすがえすも茹で時間が足りないのは残念でした。
あれさえなければ、今回はそこそこの味にはなったのではないかと・・・。

いや~、まだまだ修行が足りません。でも、材料は正しいものをそろえ
られたので、次こそは、もう少しおいしくできると思います。今日はここまで。

Posted by m-64_02739 at 14:12│Comments(0) | │TrackBack(0)
2003年10月14日
Andy の日記3
今週末はうどんづくりは一休みして、ワインに舌鼓を打ちました。
味わったワインはジュブレー・シャンベルタン、なかなかのワインです。
週末に奥様とビーフシチューを作ったので、それに合うワインということで
このワインを開けたのでした。ビンテージは1999年、ほどよく
寝かされた状態です。

まずは奥様とビーフシチューづくりです。奥様はビーフシチューには
こだわりがあり、まずはたまねぎをみじん切りにして、電子レンジで
5分ほど加熱します。理由は、最初からフライパンで炒めていると
すさまじく時間がかかるためです。温まったたまねぎをお鍋に入れ、
バターでじっくりと狐色になるまで炒めます。しっかりと煮詰まったら、
じゃがいもとにんじんを入れます。にんじんは私が皮をむいたのですが、
奥様いわく「すごいむきかた」。やはり、にんじんの桂むきというのは
あまり見慣れないようです。

さて材料をすべて入れたところで、分量の水、デミグラスソース、
ワインを入れます。このワインに惜しげもなくジュブレー・サンベルタンを
使うあたりが我が奥様。先日はいくらの醤油漬けに、惜しげもなく
越乃寒梅を使っておりました。おかげで、とてつもなくおいしい
醤油漬けが出来上がりました。奥様の、こういうところが大好きです。
ちなみに栓を抜いたばかりのこのワインの味は、すごくしぶくて
固い味でした。いかにも「まだ寝てます」という味でした。

ワインが出来上がるまで1時間以上、じっくりと煮込んだシチューが
出来上がるころには、ワインも程よく花開いたようです。奥様と
ワイングラスにワインを注いで、まずは第一アロマを楽しみます。
ツンとした酸味のある香りと、ぶどうらしい華やかな香りが素晴らしい。
次にブーケ。まだ完全には花開いていないのか、少し固い感じがします。
さて、飲んでみましょう。

ふ~~~ん

ピノ・ノワールでできているとは信じがたいほどの、固くて芯のある
ややタンニンが強めの味わいです。しかし、ピノらしい華やかさも
しっかりと持っており、空気に触れさせたおかげで黒砂糖のような
コクのある甘味が口の中にうっすらと広がります。喉越しはまろやかで、
後味もいいです。さすがにカベルネほどの力強さはありませんので、
ビーフシチュー以上にコクのある料理だと負けてしまいそうですが、
ビーフシチューにはいいと思われます。一緒にブルーチーズも
食べたのですが、これもぴったりと合いました。

いや~、おいしいワインでした。今回はこんなところで。


Posted by m-64_02739 at 18:56│Comments(0) | │TrackBack(0)
2003年10月06日
Andyの日記2
昨日も、うどんを作りました。今回は、それなりのできです。
「それなり」というのは、いわゆるガチガチに固くなることもなく、
ふにゃふにゃになることもなく、表面はそれなりにしなやかで、
歯ごたえもある、というものでした。

が、しかし、今回もまた1つの課題ができました。それは、
【厚さ】です。麺棒を使って生地を伸ばすのですが、これが
難しいんです。伸ばすこと自体はどうということはありませんが、
均等な厚さにするというのが難しいのです。なぜ均等にする
必要があるかというと、厚さがバラバラになってしまっている
場合、切った麺をゆでているときに問題が生じるのです。
厚く切れている麺に茹で時間をあわせると、薄く切れている
麺がふにゃふにゃになってしまいますし、薄く切れている麺に
茹で時間を合わせると、厚く切れている麺はしっかりと
茹であがりません。

これが今後の最大の課題ですが、あと1つ問題が発生しました。
それは、生地に気泡ができるということです。生地を伸ばして
いるときに気が付いたのですが、ごくわずかですが気泡が
できているのです。茹であがった麺を食べていると、どことなく
麺ががっしりと固まっていないような歯ごたえがあるのです。
これはもしかすると、まだ捏ねる時間が足りないのかもしれません。

うどんは本当に奥が深いです。やはり、職人さんのように
毎日気合を入れて打っていないと、本当においしいうどんは
できないのでしょうね。

話は違いますが、昨日近所のカルフールに行ってきました。
ワインフェアをやっていたのですが、そこで珍しいワインを
見つけました。「ガロE&Jシエラバレー」というもので、
ジンファンデルとメルローを試飲したのですが、メルローが
非常においしかったです。いままでメルローというと、
カベルネソービニョンほど辛くなく、ジンファンデルほど
香り豊かでないという、どっちつかずの印象があったの
ですが、これを飲んで印象が変わりました。このメルローは
アメリカのワインらしく若々しく鮮烈な印象の味がします。
味わいが非常に華やかで、すがすがしい香りが口の中に
さわやかに広がっていきます。メルローのファンのかたには、
新しい選択肢ができたと感じられるかもしれません。値段も
¥1000程度なので、お財布にもやさしいです。