新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

医師復職支援の取り組み:重要だと思います

2018-09-17 22:18:08 | 医療

こんばんは

 

昨日、土地探しの話を書きましたが、新たな土地を探して下見をしてきました。数日前に出たばかりで、まだ買い手がいなさそうという話もあり、前向き検討中です。

 

そのあとは娘が「焼肉が食べたい」といったため、敬老の日でもあり親戚一同で夕食を食べました。

そこで土地の話などもしましたが、場所的には悪くないという話で落ち着きました。

 

今後は具体化していくだけですが、土地購入の話も含め、来週相談予定です。

 

さて、今日は・・・昔、復職支援で「off the job training」をやるOSCE型の訓練施設を作れたらという記事を書いたりしました。

医師の労働時間規制の話:必要だけど、難しいですよね

女性医療職、復職のための講習会:新潟県の無料講習会の話

アンフェタミンのOSCEセンター構想(看護師、女医・・復職対策)

 

off the jobではないかもしれませんが、復職支援という話が出ていたので紹介いたします。

出産、育児、介護などで医療現場を離れていた医師向けに、都立病院が復職支援―東京都

https://www.medwatch.jp/?p=22484

 

 「出産、育児、介護などで長期間、医療現場を離れていたが、都内の医療機関で復職したい」と希望する医師を対象に、東京都立病院において、▼臨床能力の向上▼最新知見の習得—のための復職支援プログラム「東京医師アカデミー・復職支援プログラム」を東京都がスタートさせます。9月12日から、申込が随時受け付けられています(都のサイトはこちらこちら)。
 

都立病院で、臨床能力向上や最新知見修得のための復職支援研修を開始

 東京医師アカデミーは、都立病院・公社病院が一体となった「専門医取得のための組織的な後期臨床研修システム」で、もちろん今年(2018年)4月から全面スタートした新専門医制度にも対応しています。

(以下略)


重要な話だと思います。

 

僕が色々やり権限がある人間だったら、真っ先に取り組んでいると思います。で、そういった人たちを吸収できる病院にする。

 

実際に重要なのは人ですし、医師の人数、看護師の人数、医療従事者が十分にいることは「医療の質」だけではなく、医療従事者のQOLにも大きな影響を与えると思います。そうしてそのような病院には人がさらに集まる。

 

研修の仕方も重要です。この記事の続きにも色々書いておりますが、復職する医師がどのような医師になりたいかで、研修内容は色々変える必要があります。今後、クリニックで一般内科勤務をする(もしくは開業する)のであれば、それに対応する形でなくてはいけません。一方専門性の高い分野(自分で書くのもなんですが、血液内科など)で活動するのであれば、その分野の最新知識は確実に必要になります。

 

記事を読んで、良い試みだと思いましたので紹介いたしました。 

 

いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

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それでは、また

 

 

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土地さがし (女王様)
2018-09-18 19:22:08
前回の記事で えっ!まだそこ?! と少しびっくりしました。
とうに地鎮祭して基礎工事くらいは出来てるものとばかり。

いきなり100万とは‥職業見てふっかけてきたか、本当に近くにスーパーができたり拡幅工事でもあるのか。
事実はわからないけれど そういう時は「あの場所はやめとけ、と神様が告げてる」とか考えるようにしました。 方角が悪いとか 近くにヤバイやつが住んでるとか、地震のナントカ帯があるとか。
そこに縁がなかった=縁がなくてよかったね みたいなことが後後あるかも知れない。 そんな暗示だと思うと何か納得がいきます。
病気してから特にそんな思考に変わりました。

出来たら ご近所にどんな方がお住まいか とか 町内会とかチェックするといいですよ。 近隣つきあいは厄介だし賃貸と違って じゃ引っ越すか ともいかなくなります。
町内会に入らないとゴミも出せなかったり集積場所の掃除当番があったりしますし。

うちは隣は小さな事務職倉庫でしたが 3階建戸建てができちゃって。
デカイのは仕方ないけれど そのお宅との狭い隙間に、なんとまあ5つものエアコン室外機が!
2階ベランダにも2つ、どんだけエアコン大好きなんだろうかと飽きれてましたが 飽きれる以上に毎日毎日熱風が‥。
ただでさえ暑かったこの夏、うちは隣からの熱風で参りました。 しかも一晩中フル稼働。
我慢しなきゃご近所トラブルです。

何かの縁で近所になったからには うまくやりたいですよね。
ごあいさつもなかったので つきあいはありませんが、高校生の娘さんがいて毎晩いろんなカレシの車でご帰還。
「エンジンかけたまましゃべってんじゃないぞっ」と言いたいのを抑えてるオバサンです。

ナースや女医さんの復帰システム。
できたら何かと便利でしょうね。
働く女性が安心して妊娠 産休ができるためには、保育園や託児所の確保以上に 戻ってこれる職場の存在があります。医療に限らず。
気兼ねなく安心して休みをとり
生まれたら遠慮なく復帰できる場所があれば随分心強いはずです。

手技だけではない。
叔母(母の妹)は 中学出てから働きながら看護学校に通い准看護婦になり なんやかんや還暦までその生涯を白衣で過ごしました。
少し非常勤で残りましたが 今の医療現場はPCこなせないと勤まらないから と離職。
小児医療センターなので暫く外来補助職をしたりしていましたけれど、年齢が高いと何でもIDがなきゃ出来ない医療現場はむずかしいようです。
専門用語もややこしいですし。 基本の手技は変わらないはずですけどね。
私のお見舞いに来てくれたときに 点滴4本ぶらさがっていて管がからまってるのを見たときは「なんで直さないの?」と いい加減な仕事するナースねぇとか言いながらネジネジを戻してました(笑)。

老人の日 でしたか。そういえば。
100歳以上がすさまじく増えてますね、日本は。
本当の意味の健康で長生きならいいけれど、生かしておく技術が進んでいるだけのようで。
80過ぎたら 延命はいらないかな?と個人的には思います。 1日1日を大切にできますし。

焼肉 うらやましい。
タンパク質にタレの塩分、今の自分には飯テロです(笑)。
幼稚園児でも 焼肉屋リクエストするって時代なんですねえ。

北海道もまだまだ余震が続いてます。 かわいいお孫さんの声を電話で聞かせてさしあげてください。
喜ばれますよ。
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新たな候補地を見つけました (アンフェタミン)
2018-09-20 06:00:20
>女王様さん
おはようございます。コメントありがとうございます。

土地探し、そんな感じで進んでいます。新しい場所を見つけましたが、元のところがいいと娘が言い出し(笑

そりゃ立地はいいのだけどと思っております。

女王様さんの考え方を僕も取るようにしておりまして、ここの土地に縁がなかったことと、新しい土地候補がすぐ見つかったことは何か縁があったりなかったりするのだろうと。

町内会などは確認してみたいと思います。

予定外にいきなり3階建ての戸建てが立ったらビックリしますね。エアコンをつける時期にお隣から熱風が来るのもどうかと思いますし・・・。

さて、記事の内容に関してですが、おっしゃられるように復帰できる場所やシステムがあることは産休や育休に入っている「潜在的な医療従事者」の復帰をしやすくするだろうと思います。
うちの妻も数年から10年くらいは離れて、現場に復帰することになるでしょうし。

一度身につけた手技は意外と無くならないものですが、新たな知識やパソコンなどは使えるようになるといいですよね。病院ごとに電子カルテが違うから、それぞれの電子カルテに慣れるようなものもあると良いなと思いました。

焼肉屋、みんなで美味しく食べました。僕も久しぶりでした(食べ放題系のお店ですが)。

また、コメントいただければと存じます
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