新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

5月は講演会が多い:医師は情報収拾が大事です

2018-05-20 08:15:58 | Weblog

おはようございます。

 

先週は講演会や歓迎会などいろいろ楽しく過ごしました。当直もありましたが・・・そこは相変わらずな感じです。

 

当直明けの昨日、都立駒込病院でありました移植の会に参加しました。そこで大学の後輩とも再会しました。流石にゆっくり話す時間はなかったので、そのうち飲みながら話しましょうという話になりました。ベスポンサの講演会には時間的に間に合わない(確か前半がベスポンサ、後半ボシュリフなので聞きたいことが聞けない)し、当直明けで眠いので帰りたかったわけです。

 

僕は金曜日と土曜日が比較的時間があるので、そこでは最近の情報収拾を行っています。簡単にいうとUpToDateで情報を確認しつつ、孫文献をダウンロードして必要なところを確認し、ファイルに分けて保存。孫文献を引いた時に気になる文献があれば、さらにそちらもチェック・・・。

 

そんなことをやりながら最近の情報の再確認(病院勤務とは違う場所におりましたので)と情報の整理、一般的に言われていることと、日本で行われていることの違いの確認、当院で行われていることとの違いの確認などを行っています。多分、数ヶ月くらいの時間をかけて行います。

 

情報はそれなりには整理されているという自信はありますが、今後のことを考えると定期的に整理するのは大事ですので。

 

そういえば先日、血液指導医になりました。指導医という肩書きがなくても指導はできるのですが、あったほうが大学病院勤務をするなら良いかなぁと。

 

来週も講演会などが多いので、それを聴講したり、輸血細胞治療学会に参加できるタイミングで参加(土曜日しかないけど)したりしながら情報収拾を続けたいと思っています。常に勉強ですよね。

 

いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

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2 コメント

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心配事 (MH)
2018-05-22 23:25:44
先生聞いて下さい。
私の入院時に知り合った友達が悪性リンパ腫で防大に入院していましたが、4月から兵庫に転院になりました(´;ω;`)ウッ…

悪性リンパ腫とは、どのような病気なんですか?
難治性ある為、転院になったんですか?
とても心配です。

転院前には移植の手術をしたらしいですが、上手くいかなかったのではともおもえます。
返信する
厳しい状況だと思います (アンフェタミン)
2018-05-23 22:30:12
>MHさん
こんばんは、コメントありがとうございます。

悪性リンパ腫で入院治療を行なっていて、おそらくですが自家末梢血幹細胞移植を行なったということでよろしいでしょうか?

それとも自家移植ができなくて、同種移植を行ったにも関わらず再燃、再発があったということでしょうか?

悪性リンパ腫に関しては次の記事も参考にしていただけると嬉しく思います。
https://blog.goo.ne.jp/amphetamin/e/41d4f993d596f8a4c2571823993a2bd6
https://blog.goo.ne.jp/amphetamin/e/78c4ed4a9aa554fffd9f6b867cdca755

悪性リンパ腫はある段階のリンパ球が悪性腫瘍になった病気で、リンパ節という場所を中心に腫瘤(塊)を形成して増えてくる病気です。
標準治療がある程度決まっており、CHOP±Rという治療が行われます。これでリスクで分かれますが、50~90%の患者さんが完治します。
完治しなかった患者さんは通常はこれより強い治療法(救援化学療法)を行い、自家移植という方法で完治を目指します。これも治療法などで分かれますが、再発した人の一定レベルの患者さんを完治に導きます。

それでも再発、もしくは治療に難航する場合、同種移植(他人から骨髄などをもらうやり方)を行います。リンパ腫でここまでくるケースは少ないのですが、僕も主治医としてやった患者さんも何名かいます。

兵庫医大に送ったということは「半合致移植(ハプロ移植)」のために紹介したと思います。北大などを中心に行っている「Post CY」というやり方ではなく、非常に難治の患者さんの完治を目指すために行っているグループが兵庫医大です。

直接関係していないので、細かいことは存じませんが、おそらく治療が難航しており、兵庫医大と調整をして完治を目指しているのだろうと思います。

厳しい状況なのだと思いますが、完治を目指して頑張られている友人の方を心の中で応援していただければと存じます。

また、コメントいただければと存じます
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