新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

知識偏重・・・それが日本の悪いところ・・・

2008-12-02 00:00:22 | 医療
こんばんは。


今日も元気に明るく、患者さんに英気を吸い取られていましたw

本当に言われるんですよ
「先生から英気をもらっています」
「先生からエネルギー吸い取っていますから、私たちは元気です」

吸い取られてもな~w


まぁ、バカな話はともかく、何とかやっております。おおむね元気に・・・

今日の記事ですが毎日新聞から「知識偏重」に関してです。

<理科教育>知識偏重、育たぬ探究心 ノーベル賞科学者らが苦言…改善策は(2)批判浴びる検定制度
12月1日20時28分配信 毎日新聞

 教科書の執筆に約20年間携わっている渡辺正・東京大生産技術研究所教授は「教科書検定が元凶」と言い切る。教科書は出版社が作り、文部科学省の検定をパスしなければいけないが「学習指導要領の範囲を少しでも逸脱すると通らない」という。

 例えば小中学校の教科書。「電気」の章でエジソンの伝記を紹介しようとしたら「伝記は不要」と見送られた。渡辺教授は「理科は『なぜ?』と興味を持たせることが一番大切なのに、先進国に類のない検定で、どの教科書も同じような知識の『詰め込み型』になってしまう」と指摘する。

 探究心を刺激するために教科書を厚くすべきだとの指摘は、政府の教育再生懇談会でも出され、文科省は11月に教科用図書検定調査審議会に制度改定原案を示した。教科書にある程度の自由な記述を認め、学習指導要領の範囲を超えた内容も書けるようになる。だが、どの程度の「逸脱」が認められるのか、見通しは不明だ。 

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■記事の続き (3)入試

最終更新:12月1日20時35分
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実際のところ、知識は知識で大事ですが・・・自分で考えることを学ばないといけないとは思います。

現実的に問題になるのは知識よりもそういう面ではないかと思っています。

・・・・今日はこのあたりで失礼して、明日に備えます。ちょっといろいろありそうなので・・・

では、また。

コメント
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