あみの3ブログ

能登半島地震 珠洲市・寺家 ランプの宿

今回のまとめは→こちら


珠洲市正院地区から「ランプの宿」がある寺家地区を目指します。



【寺家地区、三崎地区】は能登半島最北端に近い海岸沿いの集落で、震源地にも近く大きな被害を受けています。


















津波で防波堤まで打ち上げられた漁船


海岸の様子が一変しています
左側の波消しブロックですが、白く見える辺りまでが本来の海水面の高さだったと思われます。
一帯の海底が隆起して白い岩肌をさらしているのです。


まるで「鬼の洗濯板」のような奇景が露出
参考で示した青島の「鬼の洗濯岩」とそっくりの景観です。


※参考 宮崎県青島の景勝「鬼の洗濯岩」、、、webより



近づいてよく見ると
白い砂岩のような多孔性の岩石で構成されています。


また海洋微生物の死骸がたくさん堆積して白く見えています。



【ランプの宿】
断崖絶壁の上に築かれた「聖域の岬」自然環境保護センター
ここから眼下の「ランプの宿」を観ることができます。


まるで飛び込み台のような展望台
高所恐怖症の自分にはムリです。現在閉鎖中なので助かった(笑)



「ランプの宿」
断崖絶壁の海岸に建てられた奥能登の一軒家
昔は船でしか行けなかった温泉宿で、電気もガスもなくランプの灯りだけで夜を過ごしたそうです。
「ミシュラン3星+」の予約の取れない超難関宿としても有名です。

しかしながらライフラインの復旧のめどが立たない状況で、現在は休業中となっています。
webページは→こちら



入り江の海岸の隆起
白く見えているところは元の海底


寺家方向の海岸隆起
隆起して白い岩肌が露出しています





「奥能登絶景海道」
珠洲から輪島まで、能登半島の外海を回る県道28号線・国道249号線のルートは
震災による土砂崩れや津波の被害で数カ所で通行できなくなっています。



なので珠洲から輪島に行くには内陸ルートでのと里山海道の「空港IC」までもどるしかありません。




今は行くことができない「奥能登絶景海道」からの記憶を
過去の写真で振り返ってみましょう

能登半島最北端に建つ「禄剛崎灯台」、、2015年5月1日撮影


禄剛崎の海(こちらにも鬼の洗濯岩)、遠く佐渡島まで見渡せる



「大谷川鯉のぼりの川渡」
珠洲市大谷地区は5月連休になると流れる大谷川に大量の鯉のぼりを渡します。、、、2015年5月1日撮影





「しお・cafe」
珠洲市片岩町
2023年10月を持って閉店しました。、、、2015年5月1日撮影



「小さい港のゲストハウス・長橋食堂」
珠洲市長橋町、、、2015年8月8日撮影



「曽々木海岸・窓岩」
岩の真ん中に穴が開いていて、窓のよう見える奇岩
能登の外海には「ゴジラ岩」「千畳敷」など波と風が造りだした、自然の景観がたくさん観られます。
2015年1月25日撮影



「恋人の聖地・せっぷんとんねる」
なんてのもありました♥


能登珠洲・輪島は揚げ浜式製塩でも有名です。
「塩の駅・輪島」とか「道の駅・すず塩田村」
2013年7月21日撮影



「輪島白米千枚田」
この年世界遺産に登録されました。
「道の駅千枚田ポケットパーク」がまだ整備中でした。
2013年7月21日撮影



2015年1月25日撮影
ライトアップ「あぜのきらめき」



紹介した施設や景勝地については、現在休業中や立ち入りが困難なところが有ります。また震災で相当な被害が出ているものと思われます。
訪問する際は、必ず各HPやwebページで状況を確認して、安全を確かめてからにしていただきたいと思います。




被災した方々にお見舞い申し上げ、一日も早い復旧・復興をお祈りいたします。


次は輪島に向かいます。
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