Aloha Spirit

古代ポノの教え、太古ハワイ・ムーの記憶、大自然からのメッセージ

チリにてシャーマン・エナジー・メディスン・コースを終えて

2019-12-02 12:12:57 | 先住民・シャーマニズム
アロハ ウハネ

今年の1月から始まり、間で練習・実践を重ねながら、最後の2週間をチリで受講して、300時間のコースを修了して来ました。5名の先生、アルベルト博士と奥さんのマルセラ、古株のマーサ先生と若手のセバスチャンとアントネラ。皆さん素晴らしい能力を開花させたシャーマンでした。



アルベルト・ヴィロルド博士(写真:左下)の記事は、以前にもGrow A New Body - 新しい体を育てる方法で紹介してますが、アルベルト氏は、医療人類学の博士ですが、20年間ペルーのアマゾンやインカのシャーマンのところに行き修行を重ね、体は、再生が可能であるという事を教えてもらったという事です。当時最先端の医療人類学を教える大学教授であり、また製薬会社から契約されて世界中のジャングルに入り、先住民のシャーマン達から薬草を学び、新しい薬を開発する為に薬草を持ち帰る仕事をしていました。その際に、アンデス山脈に行った時にあるシャーマンと出会いました。実際には、そのシャーマン、ドン・マニュエルが彼が来る事を予知し、姿を現したのです。そうでなければ、絶対に会う事の出来ない最高格のシャーマンだったのです。そして、アルベルト氏は、「君に全てを教えるから世界にこの叡智を広めて欲しい。今そいういう時代になった。」と言われたそうです。そこから素晴らしい高収入の名誉ある仕事を全て捨てて、20年間インカやアマゾンで修行を重ねました。そして、今や2〜3人しかいないと言われている7つのレベルの最高格のシャーマンの称号を得たのでした。

そこからヒーリング・スクールを開き、今では、世界中から多くの人々が彼のところに学びに来ています。

日本語では、本「ワン・スピリット・メディスン」が1冊だけ翻訳されていますが、著書も10冊くらいあります。

非常に深い本格的なシャーマニズムを教える学校です。

チリでの滞在は、アルベルト氏の自宅兼スクールになっている広大な敷地。元々はレモン畑だった場所で、今でもレモンの木が沢山。その他にもアボガトやオリーブの木があり、その三種は食べ放題でした!ハチミツも養蜂して自家製が出て来ますが、抗生物質を使っていない本当に純粋なハチミツでした。食事療法とヒーリングを同時進行させる事で、本格的なヒーリングと魂のレベル・アップを図る事が出来るという彼のやり方は、とても説得力があり、納得する内容でした。当然、出てくるお食事も全てオーガニック・ベジタリアン、グルテン_フリーでした。甘いものは果物だけ、いつでも食べられるようにボウルに盛ってありました。パンも朝から米粉や色々な粉が混ざっているようなとても美味しいパンでした。彼の教えでは、基本乳製品も控えるのが原則ですが、朝自家製のヨーグルトやコーヒーに入れる牛乳などは出ていましたが、豆乳もありました。




お部屋は、建物の中に8部屋と後はアフリカン・テントが10個くらい立っています。普通のお部屋はかなりのお値段だったので、最低のアフリカン・テントにしましたが、ベッドもマットレスも良く寝心地は良かったです。ただ夜はかなり冷えるので、毛糸の帽子を被って寝ました。一応暖房はあるのですが、寝る時には消すように言われていたので。。。かなり寒かったです。そして、トイレとシャワーは外にある為、夜も毎日9時半くらいまで授業があるので、帰った頃に寒すぎてシャワーを浴びるのは無理。昼間はかなり暑くなるので、お昼休みにさっとシャワーを浴びる時間しかありませんでした。まあアマゾンでテント暮らしを考えたら、全然贅沢な環境です。南半球なので今は初夏です。




朝は、6時半からヨガ。7時半から呼吸法をやり。8時から9時朝食。9時から授業。かなり濃い内容なので、最初に一週間は頭もクラクラするような感じでしたが、だんだんと慣れていきました。4匹のジャーマンシェパードが広大な敷地を自由に駆け回り、日陰でお昼寝。トカゲもいたり、タランチュラもいました。



参加者は32名。世界中から来ていて、一番若い人は26歳くらいでしょうか。主には40代、50代、60代が一番多かったと思います。一番年上は71歳のイギリス人のとても元気で頭も冴えているおばあちゃん。元看護師だったそうです。各専門の医師や元医師だった人も結構いました。アーティストやら金融業界にいた人もいました。孤児だった人、旦那さんが自殺してしまった人(娘が1歳の時の事で、その娘と一緒にアラスカからきていました)、子供の頃に親から虐待を受けていた人、離婚を奥さんに通告された人、親に精神病院に入れられて出て来た人、50年間肥満でずっと心を閉ざして来た人。。。医師などになり仕事では成功していても深い心の傷を持った人々が集まっていました。この深いヒーリング法を学びながら自分を癒し、人々に奉仕して行こうと思う高い志の人達が集まっていました。オリンピックのメダリストなど元アスリートも2名来てました。

シャーマンとは、よく傷ついた戦士と云われます。自分が傷ついた事があり、それを克服したからこそ、人々の役に立つ事が出来る。全ては起こるべくしておき、自分の能力を開花させていく過程には、色々な困難を乗り越える必要があるのがシャーマンの運命のようです。

夜には、3回火の儀式を行いました。火の儀式は、もう不必要になった感情や状況を手放す事を行います。そして、全部で9つのカーパイ - 儀式、イニシエーションを受けます。

1. Bands of Power - チャクラの周りにバンドを授かり、これを日々養って行くことで自分の光体を強くし、ネガティブな波動を受けなくしていきます。
2. Healer's Rites - インカのシャーマンの先祖達からヒーラーとしての力を授かります。
3. Harmony Rites - インカのシャーマンから7つのアーキタイプを授かります。
4. Seer's Rite - 第三の目を開く力を授かります。
5. Day Keeper's Rites - インカのシャーマンの先祖達から世界のバランスを整えていく力を伝授されます。
6. Wisdom Keeper's Rites - 世界の山々が保有する叡智を受け取り、それを守り、広めていく力を与えられます。
7. Earth Keeper's Rites - 宇宙のガーディアンである大天使達と繋がり、必要に応じてその力と繋がり地球を癒しバランスをとっていく力を授かります。
8. Star Keeper's Rites - これから起きる地球の大変動の時期を過ぎても安全に進んでいき、ホモ・ルミナスという新種の人類へと進化していける力を与えられます。
9. God's Rite - 神の光に目覚めて、自分が創造主となる力を授かります。これだけ、今の時代に入って初めて地球で行われるようになった儀式です。他のカーパイは過去何千年と伝統的に伝授されて来ました。

もちろん、このイニシエーションを受けたら、すぐにその能力が開花する訳ではなく、種を授かり、自分で日々実践して行く事で養って行く必要があります。

一番上に表紙にアップしている写真は、メサというもので、この中にヒーリングで使う石が13個入っています。この石達と一緒に9つのイニシエーションを受けました。もうこのメサは何よりも大事な宝物になりました。素晴らしい神聖な儀式を受ける度に、これらを授かる責任の自覚も強く生まれていき、光体フィールドの密度が濃くなっていく感じです。

私的にはかなり満足のいくレベルの高い内容でした。内容は、あまりにも幅広く濃いので、その体験を簡単に語るのは難しいですが、自分への理解も深まりましたし、本当に素晴らしい技法やセレモニーを沢山学びました。

今後、皆さんとシェアして行くのが楽しみです。どんどん本来の光を引き出して、輝くホモ・ルミナスになって行きましょう♪


今後は、また新しいブログを立ち上げて、こちらのインカのシャーマンの内容をご紹介して行こうと思います。HPも新しく立ち上げていく予定です。先生の本も翻訳して行きたいと思っていますので、来年も忙しくなりそうです。

色々なワークショップやセレモニーを企画して行こうと模索中です。

アロハ・スピリットのブログは、今後少し間が空くかもしれません。すでにホ’オポノ・ポノ・ケ・アラの教えやハワイの叡智については、10年近くブログに書いていますので、また検索して読み直して頂ければ幸いです。

また今後とも宜しくお願い致します。

今日は、とりあえずこの辺で終わります。

後は、写真をお楽しみください。

この奥のドームにてイーグルの黄金の視覚を持つと云われているシャーマン・パスクアルから素晴らしいヒーリング・セッションを受けました。毎日夕日で山々が真っ赤に染まるのが印象的でした。



シャーマン・パスクアル




食事をする一角より






神聖な四方角に挨拶をする事で全てが始まります。インカの伝統では南から母なる蛇。西から母なるジャガー。北からハチドリ。東からコンドルやワシを呼び込み、母なる大地と空なる父にも感謝を送ります。



最後の日には、デスパッチョ(お供え物)をみんなで作り、火の儀式で火の中に入れて、パチャママ(母なる大地)に感謝を送ります。タネ、豆、コメ、フルーツ、ナッツ、スパイスなどを綺麗に花のように盛り、聖なるコカの葉っぱと花びらを合わせて感謝のエネルギーを個々に入れて行き、それを金と銀の紐で結び包みます。







Munay、Munay ki, Munay sonko = ムナイ、ムナイ キ、ムナイ ソンコ = どれも愛という意味のケチュア語です。
インカのシャーマンは、アンデスに住んでおり本来ケチュア語を話します。

挨拶する時には、Munay sonkoと言います。アロハと同じ意味です。


ムナイ、アロハを込めて、

内なる光を輝かせて、素晴らしい一週間をお過ごしください。


 














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