薔薇色ガーデン

１０００本以上の薔薇が満開の神奈川県立、花と緑のふれあいセンター「花菜ガーデン」に出かけました。

野生種、原種から近代のバラが咲きそろい、四季折々に咲き乱れる宿根草との取り合わせも見事で、バラをいっそう引き立てているように感じます。

バラの美しい季節は、各地を訪れて鑑賞するのですが、花菜ガーデンの薔薇の轍はまるでイングリッシュガーデンのようにストーリー性があり、あまりの美しさに魅了されました。

楽園生活

台風一過の透き通るような美しい青空に誘われて、箱根の森を散策しました。

平日ということもあり、数時間散策して、お気に入りの温泉に浸かり、夕方の別の予定に間に合わせるには、箱根旧街道あたりを散策するのがぴったりです。甘酒茶屋に車を止めて、木漏れ日が差し込む石畳の坂道を登り、お玉が池に向かいました。

箱根の森を散策していると、池のほとりでアルプホルンを奏でる夫婦を見かけました。山にこだまする美しい音色にしばし聞き入り、偶然の素敵な出会いに感動しました。まるで楽園生活そのものです。

平日なら空いていると思って立ち寄った温泉は、大勢の人で賑わい、休日と錯覚するほどでしたが、快晴の日は、森林浴に飛び出したいと思います。

森林セラピー

久しぶりの秋晴れに、里の秋の風情を楽しみたく厚木七沢方面に出かけました。

今年は各地で熊の出没が話題になっていて、伊勢原あたりにも現れている様子なのでハイキングはやめ、県立七沢森林公園で森林浴を楽しみました。

森林公園は、神奈川県内唯一の森林セラピー基地として認定され、森林が持つ神秘の癒しを醸し出しています。「大山眺望ぶらぶらコース」「春～秋景観エンジョイコース」「こもれび森林満喫コース」「七沢森林公園完全踏破マスターコース」と３０分から２時間のお勧めコースの案内も充実しています。

尾根のさんぽ道と沢のさんぽ道は、お気に入りのさんぽ道でのんびり森林浴を楽しみました。

静かな開花

日の出とともに目を覚まし、鎌倉の鶴岡八幡宮に向かいました。蓮の開花を楽しむためです。わずか数日間の開花ですが、早朝にひっそりと咲く、清楚な蓮の花は、優しく心癒されるたたずまいです。日中は３０度を超える暑さですが、早朝の鎌倉は涼しく、静かに花を楽しめます。

境内には、嵐で倒れた大銀杏の切り株に新芽が萌え、エネルギーが満ち溢れています。冬の寒い頃には、大きな明るい牡丹の花が咲き誇り、盛夏のこの時期は、涼しげな蓮の花が咲き、四季それぞれ風情があります。

海岸に向かい、朝食をとり、江の島方面に向かうとそろそろ海水浴客が海岸にピーチパラソルを立て始めていました。３連休の最後の快晴の日ということもあり、今年最高の人出になることは間違いありません。

渋滞を前に、岐路につき、猛暑のこの時期は早朝散歩が心身ともに楽になりました。

まるでヨーロッパ！

数十年ぶりに、東京駅丸の内南口で下車し、会食予定のブリックスクエアーを目指し散策しました。美しい高層ビル、広い通り、高級ブランド店が並ぶ街並みに、まるで浦島太郎のような驚きです。

欧米諸国の目抜き通りを彷彿させるような街角、休日で人も少なかったせいかどの国にも負けないほど静かな雰囲気にカルチャーショックです。

なかでもひときわ目立つ、煉瓦仕立てのビルのパティオは、ヨーロッパの小さな美術館の中庭のようにお洒落で、噴水の周りの植物や木立に木漏れ日が差し、贅沢な気持ちになれる空間です。

ランチは、２階の「グリルうかい」で楽しみました。雰囲気、ワイン、お料理は言うまでもなく素晴らしく、この街角にぴったりです。

東京がこんなに素敵に変身していることに感激し、たまには東京散策を楽しみたいと思いました。

紫陽花の散歩コース

６月の梅雨の頃は、色とりどりの紫陽花が咲き乱れる鎌倉散策が、趣があって素敵です。

紫陽花のピーク時には整理券が配られるほど大人気の長谷寺に、混雑覚悟で出かけました。境内には、２５００株の紫陽花が植えられ、可憐な花々が満開です。

境内で配られた花の写真が載ったうちわを参照しながら、展望散策路をのんびり歩くと、紫陽花の種類の多さに驚かされ、花見を堪能できます。眼下に見える海岸や境内の竹やぶも紫陽花の美しさを演出しているようです。

長谷寺を出た後は、成就院、極楽寺と紫陽花ロードを散策し、この季節ならではのしっとりとした鎌倉を楽しみました。

横浜をご案内！

素敵な旧友たちをお招きして、総勢５人で横浜の休日を楽しみました。

集合は、数ヶ月前から予約を入れた、インターコンチネンタルホテル、３１Fの中国料理店で、快晴の横浜の景色を眺めながら、最高級の料理に舌づつみを打ち、優雅なランチを楽しみました。

午後からのプランですが、会食と横浜散策が大きな目的です。まずはホテルを出て赤レンガに向かいました。シャボンの香りと珈琲片手に買い物と・・・何歳になっても気持ちが華やぎます。

赤レンガから遊歩道を歩き、セピア色のお店を覗きながら大桟橋を目指しました。大桟橋から受ける浜風は心地よく、まるで船旅をしているようです。１Fフロアーではアフタヌーンコンサートが開催され、電子ピアノとサックスの演奏でムード満点、まるでこの小さな旅を演出してくれているようです。

大桟橋を後に、山下公園まで歩きました。公園では大道芸の熱心な演技に大勢の人が集まり、タイミング良く出くわした私たちも、時がたつのも忘れるほど引き込まれました。公園は薔薇の花が満開で、港の景色に彩りを添えています。

夕暮れになり、横浜までシーバスに乗船しました。海から見えるみなとみらいの景色は、散策した風景とは異なり、横浜が美しい街であることを実感します。友人たちの表情からもそれが感じられました。

素敵な時間を共有できたこともあり、名残惜しく夕食はたくさんの野菜ソムリエが腕をふるう野菜レストランで楽しみました。お洒落な横浜にはぴったりのお店です。

半日という短い時間ながらも充実した時間を提供、演出してくれる横浜は大好きな散歩道です。

寒い時ほど歩きたい

立春を過ぎ、暦の上では春ですが、２月は１年で最も寒い季節です。家に籠もると暖房器から離れられないので、太陽が出ている時は、元気よく外に飛び出します。

この時期の山中湖畔は雪に覆われ、湖面には氷が張っているところもありとても美しいです。雪に覆われた富士山の姿も太陽の光を受け輝きを増しているようです。パウダースノーの湖畔を散策すると、寒さを忘れ、汗ばむほどです。

北風の中を散歩し始め、体がポカポカしてくるのを実感できる冬の散歩は得した気持ちで大好きです。

満腹ウォーキング

横浜駅東口からみなとみらいの海を目指すと、散歩にもウォーキングにもぴったりの潮風が気持ちの良い公園にぶつかります。芝生で昼寝をしている人、釣り糸を垂らしている人、美しい横浜の風景にバランスよく調和してのどかな風景です。

海沿いを赤レンガ、大桟橋、山下公園と足を進め中華街あたりまで散歩するのがお気に入りのコースになっています。風景が飽きないため、疲れを感じません。

遅い昼食を兼ね、中華街ではバイキングに立ち寄りました。バイキングはずいぶん前に卒業していたのですが、値段の安さとウインドーのメニューに魅かれてしまいました。中華街の大通りにあるお店で、時間無制限ひとり１９８０円です。有名店の一皿分の値段です。

夕方から映画の予約が入っているので、滞在時間は１時間半。自分で取りに行くのではなく、席に運んでくれるのでお気に入りのメニューの番号を思いつくまま注文しました。一皿が少ないため、いろいろな種類を選べ、味もとても良く美味しくて、気が付いたら前菜、デザートを含めて２０皿近くも注文していました。

紹興酒と満腹感の余韻を抱えながらも映画館に向かい、今話題の映画「アバター」を観ました。大ヒット上映中だけあって映像も内容も素晴らしく、すっかり引き込まれました。

冬休み最後の休日は、心もお腹も満腹で贅沢な１日になり今年も元気に頑張れそうです。

ストラスブールのマルシェ・ド・ノエル

フランス北東部のアルザス地方にある都市「ストラスブール」で４００年以上続くフランス最大のマルシェ・ド・ノエル（クリスマスマーケット）が東京にやってきたので、さっそく出かけてきました。

ストラスブールはパリからTGVで２時間ちょっとで、ドイツ国境の街でノートルダム大聖堂、アルザスの伝統建築が並ぶ地区など世界遺産に登録されていて、とても静かで美しい街です。夏に滞在してからすっかり気に入り、住んでみたい街の一つになりました。

この街が最も賑わうのはマルシェ・ド・ノエルが開催される時期で、モミの木のクリスマスツリー発祥の地としても有名です。そんな伝統あるマルシェ・ド・ノエルが東京で開催されるのは夢のようで、ワインを片手におとぎ話の雰囲気を楽しみました。