おとぎ話の街ローテンブルグ

ドイツロマンチック街道の中でも有名な街ローテンブルグを散策しました。

タウバー渓谷の高台にあるローテンブルグは、おとぎ話に出てくるような美しい街で、城壁や色とりどりの塔、建物の軒先を飾る鉄看板、可愛い民芸品のお店を眺めて石畳の小路が続く中世の街並みを歩くだけでも街歩きが楽しくなります。

クリスマスビレッジは世界的に有名で、たくさんのツリーやオーナメント、グッズ、家の飾りなどクリスマスの品物がいっぱいです。

ドイツの鉄道は快適です

ドイツの駅のインフォメーションセンターは、初めての車窓の旅をサポートしてくれる心強い存在です。行き先を伝えると、出発地からの時刻表、ホーム、乗換駅など詳細をプリントしてくれます。

ハイデルベルグ駅を発ち、おとぎ話に出てくるような可愛い街ローテンブルグを見学し、ミュンヘンに向かうため、さっそく資料を求めに立ち寄りました。

車や観光バスを使えば便利ですが、列車ではとても遠いところで、ちょうど良い時間がないとローカル線を使わざるを得ません。

Heidelberg →stuttgart →anabach→ Steinach →Rothenburgとローテンブルグまでは４時間、乗り換えが３回ありましたが知らない街でも無事に到着できました。

車窓からのライン川

ドイツ旅行の観光スポットの一つにもなっているロマンチック・ラインでラインクルーズをすることも今回の旅の楽しみでした。沿岸には美しい城が点在し、優雅なひとときを堪能したかったのです。

細かいスケジュールは決めずに旅をしている私たちは、チケットを事前に予約せず、船着場にあるチケット売り場に駅から徒歩で向かいました。すると、ラインクルーズはもうすでに出発してしまった後で、静かに流れるライン川の前で一瞬立ちすくみました、が、こんなことは個人旅行では珍しくありません。

ライン川の両岸には、鉄道が走っています。雄大な車窓風景は素晴らしく、またその間を走る特急列車は、窓が大きく外の景色を十分楽しめるようにゆっくり走り、川より高い所を走っているため、お城がはっきり見えロマンチックな風景はクルーズに劣りませんでした。

ケルン大聖堂

ICに乗り、世界遺産にも登録されているケルン大聖堂を見に行きました。ドイツ最古で最大の大聖堂は、駅の正面に建ち、ゴシック様式の荘厳な建物です。

大聖堂は、ステンドグラスの素晴らしい教会で、内部の採光用の窓に作られたステンドグラスは、ゴシック様式最高の作品の一つに数えられています。

教会を出るとライン川沿いの散歩道につながり、帰りの列車を待つ間に散策を楽しみました。