野球をしていると後攻有利と見る人が多い。
その理由は華やかなサヨナラゲームが存在するからだろうが・・・
今年のセンバツ高校野球ここまで26試合
先攻の勝利 17勝
後攻の勝利 9勝
と圧倒的に先攻が有利になっている。
以前もこの事に対してブログを書いた事があるが
山口県の下関国際だったか宇部鴻城だったか忘れたが
絶対に先攻を取るチームもある。
今年のセンバツでもここまで勝ち上がっている健大高崎は全て先攻
先攻後攻はじゃんけんで決め、高校野球の場合じゃんけんに勝った
チームは後攻をとる傾向があるから、健大高崎はじゃんけんに弱いのかも
知れないが・・・・
プロ野球では47:53で後攻有利
しかし、プロの場合は後攻=ホームゲームだから
後押し応援もあるから参考にならないが
高校野球では48:52
昨今だけの統計を取るとほぼ互角だ。
要は、指導者が自分のチームの戦力・戦略を考えて判断するのが要だ。
そこを考えずにただ単に後攻を選択するのでは・・・
そして昨今のタイブレーク・・・ここは後攻が有利と思う事もあったが
2023年夏では先攻17勝:16勝、後攻となって来ている。
タイブレークの戦いは、先攻は取れるだけ取る!
後攻は取られた点数で戦略を変える。
昨日の浦和実業と聖光学園のタイブレークはあれだけの点差がひらくと
聖光は強攻で行くしか無い。
ノーアウト1・2塁高校野球だけでなく負ければ終わりの野球では
送りバントと言う定石が出来ない訳だ。
先攻が2点であれば、間違いなく同点逆転を目指す為に送る戦略
3点以上は中々考えないと・・・そこが運であり打順だな。
今年のセンバツは間違いなく浦和実業はダークホースだ。
ゆっくり観させて頂いたが、本当に振れている
エースのタイミングも取りにくい・・・監督も高校野球を熟知しているが!
明日の智弁和歌山も強烈だ。
長男は、けんさきVSちわかやろ~と言っていたが
爺さんもそう感じるがどうやろ?
楽しみな準決勝だ。