福井県の高校野球を応援する爺様の言いたい放題!

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春選抜出場高校・・・続々敗退

2015年07月29日 | 高校野球 中学野球

今朝、「みんなの甲子園」の録画を見ていて、

熱闘甲子園の解説者となる、古田敦也氏がこう述べた・・・

「挫折は、成功への一歩目」・・・と。

 

その言葉が、えらく胸に残ったわけは、月曜日ある元高校野球球児との飲み会での一言だった。

 

ある元高校野球球児とは、宮野氏・・・元敦賀気比高校野球部、夏ベスト4、夏ベスト8の2回の経験を持つ選手だ。

彼は、三上投手(ヤクルトスワローズ1位指名選手)と東出(広島1位指名)らと共に 、夏の準決勝、前橋工戦に挑んだ。

試合は、4-4のまま延長に、そして、10回の裏の守備の時、1アウト2塁で、捕手ゴロ、・・・捕手の金岡が、ファーストに送球・・・アウト 2アウトと思われた瞬間、2塁ランナーは、3塁ベースを既に駆け抜け、本塁へ

宮野氏の返球も間に合わず、サヨナラゲームセットとなった・・・

 

私目も、バックネット裏で見ていて、唖然、絶句だったのを覚えている。

 

飲み会では、その後の宮野氏の心境を聞いた・・・

「敦賀に戻り、方々でおまえのせいで負けた・・・」と叩かれ、コンビにでは石をぶつけられた事も・・・

あったそうだ・・・

 

辛かっただろう・・・17歳の少年にとっては・・・

 

しかし、今彼は、起業して奥さんと一緒に、スポーツ界に貢献しているが、彼の一言に「いいね」だった。

「あの時は、石を投げた人を憎みましたが、今こうやっていれるのは、あの石を投げてくれた人のお陰だと感謝しています。」・・・だった。

「挫折は、成功への一歩目」・・・と言うのを目の当たりにした瞬間だった。

 

今回、高校野球予選・・・色々なドラマが起きている・・・

最後に暴投で敗退した、光星学園の中川投手とキャッチャーは立ち上がる事が出来なかった・・・

 

それでけでは、無い!

どれだけの選手が、涙を流し、挫折感を味わった事か・・・

 

春選抜に出場した、32チームのうち

既に、

県岐阜商、平安、岡山理大付、米子北、宇部鴻城、八戸光星、大曲工、常総学院、木更津総合、二松学舎、東海大菅生、松商学園、近江、立命館宇治、奈良大付、英明、九州大九州、神村学園

糸満、豊橋工業、桐蔭、松山東、

そして、皆さんもご存知のように

春のベスト4チームの内、準優勝した東海大四、大阪桐蔭、浦和学院が敗退した。

 

如何に夏の大会が大変な事か改めて感じた。

 

横浜高校の渡辺監督も引退・・・又もや高校野球界から偉大な監督が去った・・・

高校野球を批判する人も多いが、私目は、高校野球が大好きだ・・・

今も、これからも!

そして、これから高校野球で活躍するであろう、選手を育成する手伝いをしたいものだ・・・

 

 そして、どんなに挫折しても負けない強い心を野球を通じて成長させて欲しいものだ。

 

 

そして、嬉しい出来事が!

育成に降格した、オールスター福井卒団生山田修義投手が、支配下登録に昇格!

 

頑張れ、修義投手!