ゆるむ body メソッド - Etsuko

〜気呼吸・ヨガ・気功を使って〜
身体の元気を伸び伸び働かせましょう♪

そけい部( 脚の付根 )を伸ばす

2019年05月12日 | *足脚メンテナンス


今回は、4月の草津教室で行ったそけい部を伸ばすストレッチを紹介します


これは、滞りやすい下半身の循環を促進するためのメニューの一つとして取り組んだものです。
脚の付根のそけい部は、次の通り、通常行って頂く腰まわしでも動く、健康にとって大切な部位です。

そけい部は、神経・リンパ・太い血管等が集まっている。
→→刺激し活性化することで、全身の循環代謝を促進することができる

そけい部は、脚、股関節、腰の動きや身体の安定に関わる、筋肉・関節・腱・筋が集まっている。
→→ストレッチすることで、下半身の動きがスムーズになり、全身のバランスが向上する



そけい部を伸ばす

今回は、膝を床について、脚を前後に広げて伸ばす方法を紹介します。
継続して行っていくと、次第により深い部分を丁寧に緩めてけるようになります。


①脚を前後に開き、膝立ちになる。

前の膝の真下に、かかとがくるようにします。


②お尻を下に落としていく要領で移動しながら、後ろ脚のそけい部を伸ばします。
伸びている気持ち良さ(痛気持ち良さ)を、ゆっくり感じます

この時に、膝がつま先より前に行かないようにしましょう。

余裕がある方は、さらにそけい部を押し出すようにして伸ばし、後ろ脚の甲からみぞおち辺りまで感じてみましょう

・膝の痛い方・・・膝の下にタオルなどを敷く。
・バランスが取りにくい方・・・イスや壁に片手を軽く置いて、身体の安定を感じてから行う。


ストレッチ後は、脚を付根部分から動かす気持ち良さ軽さを感じてみましょう。
*歩いてみる、モモを高く上げてみる、腰を回してみる。
*床に座り脚を開いてみる、腰割り(四股踏み)を行ってみる。



気温的にも気候的にも過ごしやすい今は、自然に身体の循環が促進されていく時期です。
また、身体を動かしやすい時期でもあります。

ぜひこの時期に、身体の循環や、様々な動きにとって大切な、そけい部のメンテナンスを取り入れて頂けたらと思います

今日ご紹介した方法を、”立った状態”で軽く行うこともできます
(前後に脚を開いて立ち、腰を落としながらそけい部を前へ出す)
ぜひ、お試しください















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足指まで自由に動かす〜10月の教室から

2018年11月07日 | *足脚メンテナンス
先日の10月の教室では、足指が思うように動かなくなっている方がおられ、ご自分でも驚いておられました。
今回は、このことを踏まえて、教室で行ったいくつかのことを、お伝えします。

身体の端にあるような足指ですが、全身の健康にも幸せにも、とても大切な箇所です。
でも、実際に足指を動かしてみると、年齢に関係なく思うように動かせない方がおられます

これまでもブログで、足指のメンテナンス方法とその効果などを、お伝えしてきましたが、
改めて、今のご自分の”足指の動き”を確認しながら、丁寧に行って頂けたらと思います。




10月の教室風景 〜 行った足指ストレッチから

私の教室では、毎回足指のストレッチを取り入れています

その時には、まず、5本指ソックスを履くか、裸足になっていただいています。
それだけで、靴や靴下の中で一つになっていた足の感覚が解放されて、より繊細に感じられるようになります。
また、足の細かい骨・筋肉・腱などを、1つ1つバラバラにするつもりで動かすと、より繊細な部分を動かすことができます。


足指の体操を行いながら、思うように動くか確認する。

足指でグー・チョキ・パー
グー ・・・→5本の指全部に力が入っているか?
チョキ ・・・→親指が手前のチョキ、向こうのチョキの、両方ができるか?
パー ・・・→開きにくい指はないか?

足指でタオルをつかむ
足指でタオルの端などを挟んで、持ち上げます。
前のグー・チョキ・パーよりも、もっと繊細に指先を使うので、少し難易度が上がります。


今回の教室では、足がつりそうになった方、ある指が全然動かない方、指がきれいに開く方など様々でした。
また、タオルをつかめた方はごくわずかでした。

どちらも動ける範囲に関係なく、日頃は使いきれない細かい神経や筋肉などの良い体操になります。


足指&足を丁寧にマッサージする。
上記の後には、足首から下を、ほぐしたり・動かしたりして、丁寧に全体的にマッサージをすることがオススメです
今回の教室でも以前に、夏の終わり~(3)のブログで紹介させて頂いた中から行いました。



今回、新しく参加されたAさんは、意思する通りに足指が動かないことに、とても驚かれていました。

普通の生活をしていると、足指の細部まで丁寧に動かす機会は、そんなにないものです
また、身体は、少しぐらいの不具合があっても、それを受け入れて、動けるように生活できるようにバランスしていきます。
だから、Aさんのように、気づかないまま、足指に、ご自分の意思が伝達されにくくなっている方は案外とおられます。

Aさんは、肩こり腰痛もあるそうです。
今のAさんの身体は、これまでの”日常の中の必要”や”身体の状態”に対応してきて、この今の状態になっていると言えます。

足指&足は、全身の神経や経絡と繋がっていますし、身体の大小の動きをバランスさせている場所です
だから今できることとして足指のメンテナンスを継続して頂けたら、少しずつ肩こりや腰痛も緩和されていくと思います



長い時間かかってできた今の状態が、より良い状態になっていくには、少々時間がかかります。
でも、それは、身体が、全体的にバランスしながら良い状態へと調整している時間なのです


私の他の教室にも、Aさんのように、足指の動きの悪さに気づかれ、驚かれた方がおられました。
その方は、それから毎日お風呂で動かされていたそうで、今では自在に動かされるようになられています

足指先まで自由に動かすことは、全身機能をフルに活かすことに繋がっていきます。
1人でも多くの方に、何時でも何処でもできる、足指のグー・チョキ・パー体操を実践して頂けたらいいなと思います




※ここに紹介させて頂いている個人的な内容は、ご本人の了解を得て掲載しています。













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教室風景〜骨盤歩き・ボールを使って

2018年09月29日 | *足脚メンテナンス
今回は、前回のブログでお伝えした9月の教室で行った骨盤歩き・テニスボールを使ったお尻のマッサージを紹介します


これらのメニューは、参加されている方々の、足腰全体をさらに細部まで動かして頂こうと行なったものです。

腰(&お尻)は大小いくつもの関節が集まっていて、その分、神経リンパ血管も、そして筋肉も集まっています。
それらの動きを活性化させると、足腰だけではなく全身の循環&代謝を向上させることができます


腰は、身体全体に大きく関わっている重要な箇所です。
骨盤歩きは、腰全体(細部まで)と、また腰の動きと関係している部位や部分を動かすのにとても有効な動きです

お尻は、足腰の動きを守ったり支えたり、またバランスさせたりする大切な箇所です。
テニスボールでお尻をマッサージすると、通常は刺激を与えにくい部分のコリや張りをほぐし”ゆるめる”ことができます




9月の教室で行ったメニューから~ 教室風景


骨盤歩き

①足を前に投げ出して、腕を振りながらお尻で前に10歩ほど歩く。
②同じように、腕を振りながらお尻で後ろに10歩ほどもどる。


※これを2~3往復くらい行う。

お尻を片方ずつ上げて動く、腕を大きく振るなど、”骨盤”と”肩甲骨”をしっかり動かすことを意識してみましょう


教室では、数回往復して、皆さんの息が大分上がったところで止めて、楽な姿勢で全身を感じて頂きました。
ゆっくりとした呼吸が整うまでの間に、全身が”ゆるみ”心地良い脱力を感じておられる方もおられました。
また、後ろに戻る方が楽に感じる方もおられ、普段とは違う身体の新しい感覚も感じて頂けました

骨盤歩きは、全身を使うので、身体全体がポカポカしてくる方も多いです。
これからの寒い季節にも、とてもおオススメの動きでもあります。




テニスボールでお尻のマッサージ

身体を横向けにし、腰の真横(ズボンの縫い目の辺り)にテニスボールが当たるようにセットし、徐々に自分の体重をかけていく。
②腰の真横でテニスボールを移動しながら、痛気持ち良い場所を押していく。(一か所3秒ぐらい)

 
ボールをあてる位置は、矢印➡の辺りが目安です。

身体を仰向けにして、お尻の上の方にテニスボールを当てるようにセットし、徐々に自分の体重をかけていく。
テニスボールを移動させながら、痛気持ち良い場所を押していく。

 
ボールをあてる位置は、矢印➡の辺りが目安です。


ボールを当てている部分を感じながら、少しずつ体重をかけていきましょう
一度に体重をかけると刺激が強すぎたりします。

痛気持ち良い部分を集中して行うのではなく、心地良さを大切に全体的に行いましょう
全身の様々な動きに応えていく腰には、精妙な構造と働きがあり、腰自体の力で良い状態へと整うことが大切です。
そのため腰への外からの力は、眠っている動きや働きに軽く刺激を与えるつもりで、行い過ぎないようにしましょう。


マッサージ後は、股関節や足の動き&動く気持ち良さを感じてみましょう。
お尻は、足腰を動かしたり支えたりするための、神経や筋肉や関節などが集まっています。
マッサージでそれらが緩むと、可動域が広がり動く気持ち良さも大きくなります。

教室では、お尻のコリに気づいておられない方も多く、思いもしない部分の痛気持ち良さを楽しんでおられました。
その分、マッサージの後には足の動きを楽に感じられたり可動域の広がった心地良さも味わっておられました




人間の身体は、動くように動かし”ゆるんで”必要な循環が促進されると、その時期に必要な健康へ整っていきます。

特に、全身にとって大切な部分である足腰には、動くようにできている部分が多いです
また、足腰は、全身と繋がり支えている部分ですから、足腰を動かすことは全身の健康の促進になります。

今回ご紹介したメニューは一人でも簡単にできて効果も高いものです。
寒くなるこれからの季節にもとてもオススメですので、ちょっとした時間に試して頂けたらと思います




〜 ご参考までに 〜 テニスボールについて
教室では百均で購入したテニスボールを使用しています。
硬過ぎずに弾力性があり、また刺激するにも丁度よい大きさだと感じて使用しています。













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膝のストレッチ〜6月の教室から

2018年07月19日 | *足脚メンテナンス

今回は、前回のブログでお伝えした膝のストレッチを、写真入りで改めて紹介させて頂きます。

膝に不調を訴える方に出会うことが多いので、写真で紹介させて頂くことにしました
文章で読むと難しく感じても、写真で見ると、とても簡単な動きであることが分かって頂けると思います。

すぐに覚えられる動きですから、日常の生活の合間に、気軽に実践して頂けたらと思います
前回もお伝えしたように、ポイントは次の二点です。

各関節の、力を抜きゆるめる。
各関節を、丁寧にしっかりと動かす。



膝のストレッチ


足全体の力を抜く動き

①足を投げ出して、楽に座る
②膝の下に、タオルを丸めて(膝と床の隙間が無くなる位の厚み)置く。
タオルを当てることで、脱力しやすくなります。
足自体を動かさず、手で足を揺するつもりで、足先をバイバイするように動かす。
足の付け根・膝・足首・足先と、順番に”ゆるめていく”イメージで、揺らします

途中で動きを止めて、反対の足との違いを感じてみましょう♪
足の軽さはどうですか・・・
関節の動かしやすさはどうですか・・・

*反対の足も同様に行い、再度、両足を比べてみましょう。




膝関節をしっかりと伸ばす動き

があれば、壁に向かって足を投げ出して座る。
柱、タンスや本棚など、多少押しても動かないものであればOK。
②かかとを壁に押し付けて、押し出すように力を入れて、膝裏を伸ばす
そのまま3秒位キープして、脱力する。これを数回繰り返す。
膝裏が”伸びきる”イメージで伸ばします。

反対の膝裏と比べてみましょう♪
膝裏が伸びた感じがありませんか・・・
太腿の前を使った感じがありませんか・・・

*反対の足も同様に行い、再度、両足を比べてみましょう。




膝関節をしっかりと曲げる動き

テニスボールを膝裏に挟む。
テニスボールは、タオルを丸めたものなどでも代用できます。
②そのまま、テニスボールを感じながら、スネをかかえる。
膝裏全体が刺激されているのを感じてみてください。

テニスボールを外して、足を延ばしてみましょう♪
膝裏が前より床に近づいていませんか・・・
反対の足と比べてどうですか・・・

*反対の足も同様に行い、再度、両足を比べてみましょう。





ワンポイントアドバイス

”力を抜く感覚”が分かりずらかったら…

ぎゅ〜っと力を入れてから、脱力すると、”力が抜けた感覚”を感じやすいです。
なので2番目の膝関節をしっかり伸ばす動きを、最初に行ってから、足全体の力を抜く動きを始めてください。
・誰かに、足を揺らしてもらってください。自力を使わずに揺らされていると”ゆるみ”やすく、とても心地良いです。

足全体を”ゆるめ”て、さらに膝の状態を改善しましょう。

・揺れて振動している心地良さを、足全体にも感じましょう。
・膝の動きに関係の深い、ふくろはぎ太腿は、丁寧に揺らしたり軽くストレッチしたりして”ゆるめ”ましょう。

さらに丁寧に、足全体のストレッチを行いたい時には、
暑い季節にオススメの、寝たまま足全体を伸ばせるタオルストレッチ(1)(写真入り)をお試しください。



紹介させて頂いている動きは、単純簡単なものばかりです。
身体の各部位に元気に動いて(働いて)もらうには、身体のメカニズムに添った動きで刺激を与えて”ゆるめ”、
必要な循環が整うことがとても大切です。


その身体のメカニズムに添った動きというのは、とても単純で簡単だということです
膝が元気になる効果的なことを行なっているんだと、楽しんで実践して頂けたらと思います。



"感じながら"ストレッチすることで、効果は一段と高まります
次のブログを、ご一読頂いて感じるを、身近なものにして頂けたらと思います。
感じて動かす~☆効果☆










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夏の終わり〜(3)

2017年09月15日 | *足脚メンテナンス


前回の手のマッサージでは、指の末端まで気持ち良く動いていくのを感じて頂けたでしょうか
今回も、気温が下がる前に循環を促進して頂きたい、身体の末端である足のマッサージを紹介します。


足には、全身調整に大きな役割を担っている、次のような組織や構造が集まっていて
足をマッサージすることで、全身の循環や代謝を促進し、身体の元気を増していく効果が期待できます。

全身と繋がる神経
*血流・リンパ・気の流れと繋がる、ツボやポイント。


期待できる効果のいろいろ
足も身体も、暖まる。
心身ともに、緩んでリラックスへ動きだす。
身体のバランスが取りやすくなり、立つ、歩く、などの動作が楽になる。
老廃物が排出しやすくなり、むくみなどが解消しやすい。

足の気を感じやすくなる。気功的視点による効果

気功的には、手足からは多くの気が出入りしているとされています。
手や足が緩むと、感じる感覚が増すので、その気を感じやすくなります。



私の教室でも、ほとんど毎回、足のマッサージを行っています。
今では、クラスが始まる前に、皆さんが、自主的に足のマッサージをされるようになりました
それは足のマッサージが、気軽にできるからだけではなく効果を感じて頂いているからだと、私は思っています。

今回は、教室で行なっているものから、いくつかを紹介します。


足のマッサージ
足のマッサージは、椅子や床に、楽に座った状態で行ってください。

【足首回し】
*足指の間に、手の指を入れ、なるべく大きな円を描くように、足首を回していく。
まず、手前に10回~20回、次に反対に10回~20回、回す。


【足指を広げ、指間を刺激】
*足指の間に、手の指を入れて、握手するようにぎゅーと力を入れて、指の間を刺激する。


【アキレス腱から足裏、指先までをストレッチ】
*足裏やアキレス腱を伸ばすように、踵を突き出しながら、指先をそらす。


【すねから足の甲、指先までをストレッチ】
*すねから足の甲にかけて伸ばすように、指先を手前に伸ばす。


【指先のマッサージ】
*小指から順番に、根元から指先までねじり上げて、指先でポンと引っ張る。
親指は太いので、特に念入りに。


【足の4側面のマッサージ】
4側面(両側面・甲・足の裏)を暖めるようにこする。


その他、【足裏などを押して気持ちのよい場所を、痛気持ちよい程度に刺激】するのもオススメです。



効果を、感じましょう確認しましょう

片方の足をマッサージしてみて、行っていない方の足と比べてみましょう。
足の色がちがっていたり、暖かく感じたりすると思います
軽くなり、動かしやすくなっているのが、分かると思います


秋になり気温が下がってくると、真っ先に手足が冷たくなるのを、感じられる方も多いと思います。
そんな時は、ぜひ、手や足のマッサージを思い出して頂き、ぽかぽか暖まって頂ければと思います

以前の記事もご参照ください。
手足をほぐす(2016年11月17日)




3回にわたり、夏の終わりから秋の初めにかけての、身体の状態についてと、今におすすめのメンテナンスをお伝えしました。

季節が移り変わっていく中で、私たちが毎日を健康で過ごせるように、身体はいつも働き続けてくれています。
そんな身体を思いやりながら、簡単にできる手足のマッサージを生活に取り入れて頂き、
さらに心身ともに心地のよい幸せな秋を過ごして頂けたらと思います









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