ゆるむ body メソッド - Etsuko

〜気呼吸・ヨガ・気功を使って〜
身体の元気を伸び伸び働かせましょう♪

気と親しむ(4)

2017年10月26日 |  ├ 気と親しむ


気功や気を身近なものに感じて頂くことをテーマに、3回にわたり連載してきました。
最後となる今回は、気功を長年続けておられる方々が感じられている変化を紹介します。

長く気功を続けていくと、気功が身体を整えていくだけのものではないと感じる、不思議な変化にも気づきます
それがまた、皆さんが気功とさらに親しまれていく理由でもあると思います。

気功と長年親しんでおられる方々の言葉が、皆さんがさらに気功に興味を持たれるきっかけになればと思います。



気功を続けて〜感じること&変化したこと

今回紹介させて頂く感想等のほとんどは、私が学んでいる気功教室でお聞きしたものです。
(一部、気功の会で発行している季刊誌に掲載されているものを含みます)

身体や気持ちの変化

*身体のバランスが良くなって、片足で立てるようになったり、身体を楽に動かせるようになった
症状が変わらなくても、それが必要だから起こっている感じがして、気にならなくなった
*気持ちも身体も枠が外れて、自由になった気がする。
*気功をやって得られたものは、安心感
*自分の思い込みが外れた。

生活の中の変化

*変えようと意識したわけではないが、仕事の取り組み方や職場の人間関係が変わった
*自分から頑張って動かなくても、向こうからチャンスが訪れるようになった
季節の経過を感じたり、ふっと立ち止まって、周りの植物を見ていたり、
何気なく取った本に必要なことが書いてあったりと
、言葉にしにくいことも多いがそんな変化を感じる。


多くの方が、気功によって身体だけではなく、気持ち生活が変化したと感じておられました



生きることが変化してく気功

『私たちが生きていくということの中でもっとも大切なのは、生活そのものが充足していくということです。』

これは、私の気功の先生が、本の中で述べられていることです。
私が目指している”健康”(その人が望む生活を十分に生きることのできる状態)と繋がるものだと思っています。

そしてそれは、身体も心もゆるむことによって、可能となっていくと思っています

身体がゆるむと身体を身体自体が持っている力(元気)に、委ねられるようになります。
そして、身体が感じる心地の良い感覚を楽しめるようになります

心がゆるむと日々の生活を、人生自体が持っている力(流れ)のようなものに、委ねられるのではないでしょうか。
そして、緊張していたのでは感じない、様々な気持ち良さや楽しさに気づけるのではないでしょうか




目に見えなくて、つかみどころがないように感じやすい、気や気功についてお伝えしてきました。

気功をされている方気功に苦手意識を持たれている方気功を始めたいと思っておられる方
みなさん、それぞれの今の位置で、どう感じられたでしょうか?
もし、感想や疑問・質問などありましたら、コメント欄でお聞かせください💬


私にとって気や気功は、知れば知るほど、もっと知りたいという気持ちを大きくさせてくれるものです。
その気持ちに後押しされて、学び続けていきたいと思っています









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気と親しむ(3)

2017年10月13日 |  ├ 気と親しむ


前回のブログで紹介した、気を感じることが苦手な方におススメの【スワイショウ】を、
教室の生徒さん達に、感じることにポイントをおいて取り組んで頂きました。
今回は、その様子をご報告します。


私は、普段のクラスでも、スワイショウ(手を振る気功の動き)を行っています。
今回は、感じる感覚が自然に開くよう、特に次のようなポイントを意識して行なって頂きました。

意識したポイント

何も考えずに、淡々と動かす。( そのために、動きを変えるときのみ誘導しました )
何かを感じようとしないで、身体から感じられることだけを受け取るようにする


実践後に、気を感じるのは苦手と言われていた生徒さんから、次のような嬉しい感想を頂きました。

嬉しい感想

『今までと違ったのは、先生がいつも、両手をゆっくり上げて、気を包み込むような感じで、
それを上からゆっくり下して~と言われる動作の時です。
手を上げるときから、手の周りがフワァーとした感じがあって
上から下していくときも、そのフワァーとしたものの中を通っていく感じがしました。
それは、それまで全く感じたことが無かったので、嬉しかったです
終わった後は、手にモワァーとした温かさがありました
いつもは、力を抜いて~と言われると、それを直ぐに頭で追ってしまっていたんですが、
今日はそれもなく、気持ち良くできました


フワァーとモワァーと温かい
これは、身体の気を感じ始めた時に得られる、最初の感覚です

今回、この生徒さんが気を感じられたのは、何も考えずに動かすことができたからです
そうすることで、身体が自然にゆるみ、感じる感覚が自由に動くことができました。

この感覚を楽しみにしながら続けていくことで、それをさらにリアルに気を感じるようになっていきます。



教室での雑談

長く教室を続けていると、生徒さん達とも親しくなり、身体に関わることだけではなく色々な話しをします。
今回、気を感じる取り組みの際に、『幸せを感じやすい人』の話題になりました。
私の願いである、健康で幸せな日常にとって、大切なことと感じるので、ここで紹介させて頂きます。

気を感じる力と幸せを感じる力

私は、私自身の経験から、幸せを感じやすい人には、感じる力があると思うようになりました。
そして、”気を感じやすい人””幸せを感じやすい人”には、次のような共通点があると感じています。

身体も心も、程よく緩んでいて、穏やかである。
意識を広く持つことが上手で、色々なことに気づきやすい。
頭で、理解しようとし過ぎず、まとめようとし過ぎない。
~しなければならない的なところが少なく、臨機応変やだいたいの対応が上手である。


私自身も、気功を始めてから、幸せを感じやすくなっている気がしています
幸せを感じる範囲が広くなり、~しなければいけない的考えが少なくなり、心穏やかに過ごす時間が増えたと思います。

幸せを感じやすい人は、気も感じやすい
気を感じやすい人は、幸せも感じやすい

私の中では、この思いが日増しに大きくなっていますが、皆さんはいかがでしょうか?
こんなふうに感じている人間がいることを面白がって頂き、気に親しみを感じて頂けたら、とても嬉しいです









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気と親しむ(2)

2017年10月04日 |  ├ 気と親しむ



前回紹介したアンケートの中には、気を感じることに苦手意識を持っている方もおられました。
今回は、その感想と、そんな方にお勧めの気を感じる動きを紹介します。


その感想とは、次のようなものです。

気功をしていて、苦手に思ったり、難しく思うこと

・先生が、よく力を抜いてと言われますが、やりながら、私は力が抜けていないんだろうな~と感じます。
私は、真面目なので、先生の言われたとおりにやりたいと思ってしまって。
だから、気を感じてと言われると、何とか感じたいと思ってしまい、感じられないみたいです


気功を始められて、間もないうちは、同じような感想を持たれる方も多いです。
それは、初めてのことをする時には、間違えないようにしようとして、緊張したり、
力が入ったりしがちとなり、緩むことも感じることもできにくい状態となりやすいからです。


この感想を下さった方のように、真面目な方は、その傾向が強くなってしまいがちとなります。



そんな方には、次のようのことをおススメしています。


まずは、何も考えずに、動かしましょう

こんな時には、手足をただ振ったり、揺すったりする、【スワイショウ】をお勧めします。
そして、無理に力を抜こうとせず、何も考えずに、手足を動かしていきます。

すると自然に、動かしている部分の力が抜けて、気持ち良さを感じるようになります。
そしてまた、気持ち良さを、ゆったり味わいながら動かしていると、さらに気持ち良さが増していきます。

この気持ち良さを感じているというのが、気を感じているということです



身体をゆっくり丁寧に感じましょう

”動かす前””動かした後”、そして”動かしている時”の、身体の気持ち良さを丁寧に感じましょう。

身体を動かす時には、楽々と動かせる範囲を感じたり、また気持ち良さの違いを感じましょう。
動かした後は、動かす前の身体と比べるような気持ちで、感じてみましょう。
身体が、暖かくなったり軽くなったように感じられたり、また内側で何かが動いているように感じられたりすると思います。

こうやって、身体全体に広がっていく感じを味わっていくと、気を感じる感覚が開いていきます



気持ちの持ち方で、身体の状態や感じ方も大きく変わってきます。
まずは、苦手意識や気を感じられないのではないかという不安を横に置いて、
気持ち良さを感じることに意識を向けてみてください。

この気持ち良さを感じている状態が、健康な身体を作るベースになって行きます



気持ち良さを感じることを通して、みなさんにも気や気功を少しでも身近に感じていただければと思います

私のクラスでも、いろいろな試みをしながら、気を感じる取り組みを重ねていきたいと思っています。


気を感じることについての、過去のブログも参考にされてください。
質問に答えて(2017年6月5日)









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気と親しむ(1)

2017年10月01日 |  ├ 気と親しむ

日を追うごとに気温が下がり、過ごしやすくなってきています。
この時期には、多くの方が、心も身体も何だか落ち着いてきたように、感じられるのではないでしょうか

今のように、暑さにも寒さにも影響を受けない時期は、気持ちよく気を感じやすい時でもあります
この季節に、気や気功と親しんで頂けるよう、これから数回にわたり連載させて頂きます。

身体に感じる気の気持ち良さやだけではなく、力を抜いて生きる穏やかさ等を感じて頂けたらと思います




私が、教室に、気功を取り入れて、2年半が経過しました。
それは、私自身が気功をするようになって経験した、次のような理由からです。

身体も心もゆるみ、力や頑張りが抜けて、生活全体が穏やかになっていった。
身体をゆるませ、身体が持っている力に任せていくことが、健康にとって、とても大切だと感じるようになった。



教室で、気功についてのアンケートを取りました

今回、みなさんにもっと「気に親しんでもらいたい」と、ブログ連載を思いついた時に、
教室の生徒さん達は、気や気功ということをどう感じておられるのだろうかと思いました。

それで先日、【アンケート】を取らせていただきました。
みなさんが、それぞれの感じる感覚で、気というものを上手にとらえられていて驚きました

ここに、アンケートの一部を紹介させて頂きます。
生徒さん達それぞれの、実感に即した素の言葉から、気功は難しいものではないこと感じて頂けたら嬉しいです



気功を始めて変わったなぁと思うこと

・普段の生活の中で、力の入っている自分に気づくようになった。
”気”という言葉に敏感になり、気というものに目がいくようになった。”気持ちを込める””気持ちがよい”


気の感覚

普段の生活の中では感じられない、感覚。フワ~と浮き上がるような感覚。
・ゆっくりとした動きの中から、感じられる感覚。
・手のひらで、チリチリするようなものを感じる。
・見えないけれど、抵抗感のあるような物を感じる。


緩めたり気を感じて思うこと

手を当てるだけでも本当に効果があるんだなぁと思った。
身体を緩めることが、気持ちを緩めることにつながるんだなぁと思った。
・手や身体をさすった後に、手がつるつるしているのが分かる。
人に手を当ててもらうとは、こんなに気持ちの良いものだと思わなかった。


気功が好きなところ

・頑張ることなく、気楽にできる。
・ほかの人と合わせたり、比べたりすることなく、マイペースにできる。
・最初の2,3回は、緩すぎて頼りない感じがしたが、今は、緩むことが最高に気持ちよく
毎回、気持ちも楽になって、元気に帰っていける。


気功で好きな動き

・背骨をユラユラ動かしたり、気のボールを動かすような動きをしていると楽しくなってくる
・海藻のようにユラユラとか、自分が浮いたり沈んだりとか、イメージで動くと動きやすい。



気は、身体も心も緩むほど、感じるようになります。
そして、気功では、この感じるということが、とても大切です。


教室の皆さんの声を聞いて頂くと、それらに慣れていくのだということが、分かって頂けると思います
教室の皆さんの声が、気功に興味がある方や、気功に苦手意識のある方への、エールとなりますように〜





教室の皆さん〜
気功を、ご自分らしい感覚で取り入れて下さって、ありがとうございます
改めて、気功を通じて、みんさんの元気を応援できるようなクラスにしていきたいと、思っています









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