ゆるむ body メソッド - Etsuko

〜気呼吸・ヨガ・気功を使って〜
身体の元気を伸び伸び働かせましょう♪

紐トレ講習会に参加して (2)

2017年05月02日 | *紐を使って動く


前回に引き続き、参加した小関さんの紐トレ講習会についてお伝えします。

講習会では、色々な事例が紹介されたり、実際に紐を巻いたり使ったりしながら、身体を動かしました。
今回は、その中で、改めて実感した素晴らしいと感じる効果を、お伝えします。

(実践例は、講座で、行ったものと紹介されたものです。)



身体のバランスが整った時の感覚を味わえる。

身体のバランスがとれていると、楽に無理なく動くことができますから、動きやすいです。
余分な力や筋肉や神経などを使わないので、疲れにくいです。
また、安定感もあり、必要な力を無理なく発揮することもできます。

実践例
・椅子に座った状態で膝の上に紐をまくと、長時間でも比較的楽に座っていられたり〜
・立った状態で、鼠蹊部あたりにかかるよう胴体に紐を巻くと、肩を押されても、ぐらつきにくかったり〜
(先ず、紐を巻かない状態で試すと、よく分かります。)



自分の身体が、本来望む動きを体感できる。

人には、自分では気づかない、身体の偏りや、身体を動かす時の癖などがあります。
それが紐を使うことによって、外れたり薄められたりしていきます。

だから、その人の本来の関節の可動域を使う動きを、体感することができます
これは、とても心地よい体感です

実践例
・頭に紐を緩く巻くことで、首が回しやすくなったり〜
・紐を股関節に巻くと、階段の上り下りが楽に感じたり〜
・紐を使ったストレッチで、痛みで手が上がりにくい肩の可動範囲が広がったり〜


他にも、身体の癖が外れることで、思わぬ効果が報告されているようで、
今では、小関さんの予想を超えた使い方が広がっていると、話して下さいました

私も、紐のいろいろな使い方などを楽しみながら、工夫していきたいと思いました





小関さんのお話には、私が、身体を動かすうえで求めているものが多くありました
この紐トレを、これからも続けていきながら、ブログでも紹介していきます。

身体のバランスが整った時の動きやすさ心地良さを感じて頂けるよう、お伝えしていければと思います









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紐トレ講習会に参加して (1)

2017年04月27日 | *紐を使って動く



私の教室でも取り入れ、そしてこのブログでも紹介した、紐トレを考案された小関勲さんの講習会に参加してきました。
緩んだ紐で”ゆるむ”
紐を使って動く
紐を使って動く〜効果

今回は、その講習会に参加して、印象に残ったことや、改めて思ったこと等をお伝えします



小関さんは、こんな経歴の方です

現在、バランストレーナーとして活躍されている、小関さんは、ボディバランスボードの販売をキッカケに
オリンピック選手、プロスポーツ選手を中心に、バランストレーニングやカラダの使い方等を指導されてきました。
紐を使ったトレーニングは、そのバランストレーニングの一環として2009年から始められたものです。

小関さんは、スポーツ選手にとっても一般の人にとっても、身体を動かす・使うために必要なのは、
身体自体が持つバランスを整えることであるとされています。

この紐トレは現在、アスリートに対してだけではなく、次のような方々にも広く指導されています。
・普通の生活が可能な人
・運動をする子供
・身体の各部位に衰えが出始めた高齢者
・けがや病気のリハビリが必要な人
・障害を持つ人



小関さんが、大切にされていること

頑張らない我慢しない心地よく動きやすく

これが小関さんが、トレーニングの時に大切にされていることです。
この状態が、身体の力を一番発揮して求める動きを効率的に行うことができるとされています。
これらは、身体の持つ力に気づいた私が大切だと日々実感を深めている思いでもあります


*「効果を追い求めないで欲しい、目的は身体のバランスを整えるということ」

最後に小関さんが強調されていた、印象に残った言葉です
効果は、あくまでも副産物であり、その効果自体を追い求めると、様々な身体の歯車が狂い始めると言われています。
その理由を、人の身体はそれぞれ違うからとされています。

確かに、私の教室でも、効果には個人差がありますし、紐があるとかえって動きにくい人もいます。
紐によって効果を得られる人もいるけれど、効果を期待して他の人に、同じように紐を使おうとすると、
その身体のバランスを狂わせてしまいかねないということ、改めて心に留めたいと思います




この講習会に出て、私が、身体について学んでいる方向を確認できたように感じています。

紐トレは、身体のバランスを整える、有効な手段の一つです。
小関さんは、目的にしてはいけないと言われていますが、多くの嬉しい効果(副産物)があります。

私は、さらに紐を使った動きやストレッチを試しながら教室の皆さんの
それぞれ違う身体のために役立ってていきたいと思います









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紐を使って動く〜効果〜

2017年04月01日 | *紐を使って動く


前回のブログで、紐を使っての単純な動きを紹介しましたが、楽しんで頂けたでしょうか
今回は、お知らせしていたように、紐を使って動く具体的な効果を、私なりにまとめて紹介します。


普通の生活をされている人の身体は、スポーツ選手とは違い、力の支点(中心軸)を持てていない場合も多く、
バランスよく望む動きをすることができず、力んでしまい余計に動きにくくなったりしがちです。

この紐を使ったストレッチを提唱されている、小関さんは、紐を使うと動きやすいのは、
自分のクセを通さずに”純粋な動作”ができるようになるからだと言われています。

その効果は、身体を緩めバランスを取り戻すだけではありません




嬉しい効果

身体機能の活性化&筋力増強

紐を使って動くことで、力まずに、その動き(ストレッチ)が求めている純粋な動作に近づくことができます。
するとその動作をするために必要な、身体機能が活性化されたり、筋力が増したりしていきます。
すると次第に、紐を使わずに、身体自体の機能と力で、その動きを軽々と効果的に行えるようになっていきます。

健康&元気の増進

前回紹介した動きは、肩関節を大きく動かしました。
以前のブログ”暖かく”〜関節を緩めるで紹介したように、関節を動かすと、
血管•リンパ•神経の流れをスムーズにし、身体が持っている力の働きを促進します。




簡単にできる単純な動きで、身体が持っている力が増していくのは、とても嬉しいことです

紐を使うと、その単純な動きを、さらに簡単に行えて、身体を動かす気持ち良さも味わって頂きやすいです。
身体を動かすことが大好きな私は、この身体を動かす気持ちよさを、皆さんにも感じて頂けたら嬉しいです。

これからも紐を使った動きを色々試しながら、紹介していきたいと思っています









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紐を使って動く

2017年03月23日 | *紐を使って動く



以前のブログ緩んだ紐で”ゆるむ”で、紐を使って動くことを紹介しました。
その後も私は、身体を緩めバランスを取り戻す効果を、教室に活かしたいと色々試しています。

今回はそんな中で、生徒さんが効果を感じやすかった、手首に紐をかけて行う動きを紹介します。
指導している私も、生徒さんを見ていて、有効だと感じたものです。



手首に紐をかけて動

使用する紐は、以前のブログおすすめの紐で紹介したものと同じです。

・まず、紐で輪っかを作ります。肩幅より少し広い程度でOKです。
・輪っかにした紐を、手首に掛けます。
・手首にかけた紐が張っている状態をキープしたまま、動いていきます。

それぞれの動きを、紐を使った時と、使わない時で、ぜひ比べてみて下さい



両手を上にあげる

立ちやすい足幅で立ち、両手を上にあげていく。
手首に紐を掛けて行うと、楽に腕を上げられたり、上げる腕の可動域が広がりませんか。

上体を前に倒しながら、両手を後ろにあげる

立ちやすい足幅で立ち、両腕を背中側におろした状態から、上体を前に倒しながらゆっくりと腕を持ち上げていく。 
手首に紐を掛けて行うと、前屈の重心が取りやすく、腕も楽に動かすことができ可動域も広がりませんか。

上体を左右にねじる

足を腰幅ぐらいにして立ち、腕を前に真っ直ぐに上げて、そのまま上体を左右にねじる。
手首に紐を掛けて行うと、ねじりやすかったり、可動域も広がりませんか。



いかがでしょうか ⁉︎
動きやすさ可動域の広がりそして動く気持ち良さなどを、感じて頂けたでしょうか


紐を手首にかけて動くと、張った紐に身体を任せることができ、それが動きの支点となり動きやすくなるようです。
無駄な力を入れずにすみ、身体も緩みやすくなり、意識しなくても身体自身がバランスしながら動きます。




体操教室では、肩が痛くて上がりにくい方も、紐のガイドがあると腕が上がりやすくなるようです。
紐があることによって、動かす不安や怖さが和らいで、身体の力も緩み動かしやすくなるのかもしれません

他にも、お伝えしたい嬉しい効果があります。
それは、次回のブログにまとめます









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緩んだ紐で”ゆるむ”

2017年01月19日 | *紐を使って動く



今回は、最近教室で取り入れ始めた、紐を使って”ゆるめる”という方法を紹介します。

これはバランストレーナーの小関勲さんが提唱されているもので、紐を緩く身体に巻いて動くという方法です。

身体を緩めバランスを取り戻す効果が高いと聞いたので、教室でも取り入れることにしました。
全員ではありませんが、今までにない”ゆるみ”や”身体の使いやすさ”を実感されて、喜ばれている方もあります。

ポイントは紐を緩くゆったりと身体にかけるということです。
紐を巻く場所は、いくつも紹介されていますが、今回は肩と腰回りの紐掛けを紹介します。



肩周りの巻き方

紐で大きめの輪をつくり、肩にたすき掛けのようにかけます。
わきの下に余裕ができるぐらい、ゆったりとがポイントです。

腰周りの巻き方
 
おへその上を目安に、指が入るぐらい、ゆったりと紐を巻きます。


紐を巻いたら、動きましょう。
いつもの体操をしたり日常の生活を過ごしたり、寝たりと、色々試されて下さい。



実際にみられた効果

私が、先ず効果を実感したのは、体操教室で、肩にたすき掛けにして動いてもらった時でした。
普段肩の力が抜けにくい生徒さんの肩から、徐々に力が抜けるのが分かりました。

その他、私が感じたり、試してもらった生徒さんが感じられた効果です。

・手の上げ下げが楽になる。
・自然と胸が開いて姿勢ががよくなる。
・肩が楽なような気がする。
・腰に紐を巻くと、身体の安定感がでる。
・身体の中心ができるような気がする。
・紐掛けをすると、片足立ちでバランスが取りやすくなる。
・年末の大掃除に腰に巻いたら、重心が安定するような、体軸ができるような感じがした。
・朝起きた時、腰が痛いなと感じたら、腰に紐を巻くと、身体の立ち上がりが楽になるような気がする。

他にも、巻き方や使い方があるのですが、クラスで色々試しながら、効果をお伝えしたいと思っています。


おすすめの紐

100円ショップや手芸店で売っている、お弁当の巾着に使うようなまる紐がおすすめです。
太さは、身体に食い込みにくい直径6㎜~8㎜ぐらいが良いようです。
平な紐や伸縮性のある紐は、効果が半減したり得られなかったりするようです。




小関さん自身は、なぜ緩むかは、はっきりとは分からないと言われています。
私は今のところ、二つの理由を感じています

緊張して力が抜けきらない身体の周囲に、緩んだ紐が巻かれることで、意識が”緩み”に向き、
”緩み”を感じることで、身体の方も”ゆるむ”方向へ動く。
中心軸が整っていない身体が、緩んだ紐によって、動きを制限されることで、バランスが取りやすくなる。
中心軸が整っていないと、中心に力がなく、動きがまとまらず、余計な部分に力を入れ過ぎてしまいがちです。




身体が”ゆるむ”と、元々持っているバランスする力が発揮されて、身体は楽に動かせるようになります。
すると、肩こりや腰痛が軽減されるだけではなく、今まで出来なかった動きができるようになったりします。


そんな状態を自然に取り戻せる一つの方法として、みなさんも一度この紐を試してみられませんか




参考ブログ
紐を使って動く 2017年03月23日
紐を使って動く〜効果 2017年04月01日









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