ゆるむ body メソッド - Etsuko

〜気呼吸・ヨガ・気功を使って〜
身体の元気を伸び伸び働かせましょう♪

夏の終わり〜(3)

2017年09月15日 | *足脚メンテナンス


前回の手のマッサージでは、指の末端まで気持ち良く動いていくのを感じて頂けたでしょうか
今回も、気温が下がる前に循環を促進して頂きたい、身体の末端である足のマッサージを紹介します。


足には、全身調整に大きな役割を担っている、次のような組織や構造が集まっていて
足をマッサージすることで、全身の循環や代謝を促進し、身体の元気を増していく効果が期待できます。

全身と繋がる神経
*血流・リンパ・気の流れと繋がる、ツボやポイント。


期待できる効果のいろいろ
足も身体も、暖まる。
心身ともに、緩んでリラックスへ動きだす。
身体のバランスが取りやすくなり、立つ、歩く、などの動作が楽になる。
老廃物が排出しやすくなり、むくみなどが解消しやすい。

足の気を感じやすくなる。気功的視点による効果

気功的には、手足からは多くの気が出入りしているとされています。
手や足が緩むと、感じる感覚が増すので、その気を感じやすくなります。



私の教室でも、ほとんど毎回、足のマッサージを行っています。
今では、クラスが始まる前に、皆さんが、自主的に足のマッサージをされるようになりました
それは足のマッサージが、気軽にできるからだけではなく効果を感じて頂いているからだと、私は思っています。

今回は、教室で行なっているものから、いくつかを紹介します。


足のマッサージ
足のマッサージは、椅子や床に、楽に座った状態で行ってください。

【足首回し】
*足指の間に、手の指を入れ、なるべく大きな円を描くように、足首を回していく。
まず、手前に10回~20回、次に反対に10回~20回、回す。


【足指を広げ、指間を刺激】
*足指の間に、手の指を入れて、握手するようにぎゅーと力を入れて、指の間を刺激する。


【アキレス腱から足裏、指先までをストレッチ】
*足裏やアキレス腱を伸ばすように、踵を突き出しながら、指先をそらす。


【すねから足の甲、指先までをストレッチ】
*すねから足の甲にかけて伸ばすように、指先を手前に伸ばす。


【指先のマッサージ】
*小指から順番に、根元から指先までねじり上げて、指先でポンと引っ張る。
親指は太いので、特に念入りに。


【足の4側面のマッサージ】
4側面(両側面・甲・足の裏)を暖めるようにこする。


その他、【足裏などを押して気持ちのよい場所を、痛気持ちよい程度に刺激】するのもオススメです。



効果を、感じましょう確認しましょう

片方の足をマッサージしてみて、行っていない方の足と比べてみましょう。
足の色がちがっていたり、暖かく感じたりすると思います
軽くなり、動かしやすくなっているのが、分かると思います


秋になり気温が下がってくると、真っ先に手足が冷たくなるのを、感じられる方も多いと思います。
そんな時は、ぜひ、手や足のマッサージを思い出して頂き、ぽかぽか暖まって頂ければと思います

以前の記事もご参照ください。
手足をほぐす(2016年11月17日)




3回にわたり、夏の終わりから秋の初めにかけての、身体の状態についてと、今におすすめのメンテナンスをお伝えしました。

季節が移り変わっていく中で、私たちが毎日を健康で過ごせるように、身体はいつも働き続けてくれています。
そんな身体を思いやりながら、簡単にできる手足のマッサージを生活に取り入れて頂き、
さらに心身ともに心地のよい幸せな秋を過ごして頂けたらと思います









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夏の終わり〜(2)

2017年09月08日 | *手腕メンテナンス



前回は、夏の終わりには、身体を休めることの大切さをお伝えしました。
今回は、少し元気が回復してきたかな〜という頃にオススメの、身体の軽いメンテナンスをお伝えします。


この時期に、軽いメンテナンスをオススメするのは、次のような理由からです

*暑さの中で、冷たさを求める環境にあった身体は、冷える方向へと動いていきやすい。
*循環が促進されやすい気温でのメンテナンスは、寒い季節でも循環や代謝が落ちない身体をつくる。


暑いと、冷たい飲み物や食べ物が欲しくなり、冷房がきいた部屋に心地良さを感じやすいです。
夏野菜は、夏に食べると美味しいですが、やはり身体を冷やすものが多いです。
こんな環境の中で過ごした身体は、冷える方向へ動く状態を強く持っていることになります。

そしてまた身体を少し動かすと汗ばむくらいの季節に身体の隅々への循環が落ちないよう、
少しずつメンテナンスを行うと、寒い季節でもすぐに温まる元気な身体をつくっていけます。



夏の疲れが残っている今の時期に、気軽に無理なくできるメンテナンスとしては、先日ブログで紹介した、
寝転がって行うタオルストレッチ金魚体操がオススメです

今回は特に、身体の隅々の循環を促し保っていけるよう、手のマッサージを紹介します。



手のマッサージ

【 手首から手全体を動かすストレッチ 】
*手の甲から前腕にかけて、気持ち良い伸びを感じるように動かす。


*手を返し、手のひらから腕の内側にかけて、気持ちの良い伸びを感じるように動かす。


【 指一本ずつ動かすストレッチ 】
*手のひらを上に向けたまま、親指から、指を手前に引く。
それぞれの指の、伸びの違いもゆっくり感じながら行いましょう。



【 指一本ずつストレッチ 】
*付け根から指先まで、圧をかけながらがら引っ張っていく。


*爪の両脇をつまんで軽くもむ。


【 手指全体でストレッチ 】
*手のひらを思い切り広げて、10カウントキープしてから緩め、指先や手のひらがジンジンするのを感じる。
( 親指と小指を思い切り広げるようにすると効果的 )

どこでも行える簡単なものですが、教室でも、手が暖かくなっていくのを感じる方が多い、効果的なストレッチです





効果を、感じましょう確認しましょう

片手を行なったら、行なっていないもう一方の手と比べてみましょう。
軽くなったような、広がったような感じがすると思います
少し涼しくなると、ポカポカと温かくなるのが分かると思います



手は、身体を整えてくれるツボ神経ポイントが、多く集まっている場所です

続けていると、両手だけではなく、全身が暖かくなったり軽くなったりするのも感じられるようになると思います。
それを楽しみに、気持ち良さで調整しながら力を加えたり動かしたりを、続けて頂けたらと思います

次回は、代謝を上げる足のマッサージを紹介する予定です👣









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夏のおわり〜(1)

2017年09月03日 |  ├ 初秋〜秋〜冬


9月に入りました。まだまだ暑さを感じる日も多い中で、
ふとした瞬間に日差しや風に、秋の気配を感じている方もおられると思います🍃🍂

どんなに暑い日があっても、季節は確実に秋へと、移行しています。
今回から、この時期にオススメの夏の暑さの疲れを取り&元気を回復するために、役立てて頂けることを紹介します。



夏の疲れはどこから‥

夏は疲れやすい‥と、感じられている方も多いと思います。
では、具体的にどんなことで、身体は疲れていくのでしょうか ❓

・暑さの中でも、体温調節や消化吸収や循環維持などために、身体のエネルギーをフルに使っている
・エアコンの効いた室内と外気との温度差のために、自律神経も乱れがちになる。
・湿度が高くなると、汗が出にくくなり、身体の循環が滞りやすくなる。
・暑さ対応が長引くと、身体は十分に働けなくなり、消化吸収も悪くなる。
・熱を放出するために、大量を汗をかき、その時に一緒にたくさんの気が失われている。( 気功的視点 )



夏の疲れをとるために~


リラックスして、身体も心も休める

昼寝したい横になりたいゆっくりしたい…は、身体が出している休みたいというサインです。
だからその身体からの声に従って、身体も心も、ゆっくりできる状態を探して休まれるのがオススメです。

その時に簡単に、心身ともに緩めてリラックスさせてくれる、金魚体操を紹介します。
金魚体操は、寝た状態で身体を揺らすだけの動きですが、全身から力を抜き緩めるのにとても効果的です。


金魚体操
・仰向けに寝る。
・両手を頭の上で繋ぎ、上(両手)と下(両足)へぐーっと引張り合って、一気に脱力する。
・金魚が泳いでいるようなイメージで、背骨をゆらす。
・身体が振動する気持ち良さを味わっていると、身体から徐々に力が抜けていく。
・力が抜けていく気持ち良さ、緩んでいく気持ち良さを感じながらゆらす。

身体が緩んだサイン
・動きを止めると、全身がぼわーっと緩んだような広がったような感じがする。
・次第に眠たくなってくる。

眠たくなったら、以前ブログで紹介した、屍のポーズで、そのまま休むのも効果的です。
最初、ゆらす間隔がつかみにくい時には、誰かに両足を持ち上げてゆらしてもらうと分かりやすいです。


身体が緩みリッラクスした状態で休むことで、神経も細胞も深い部分まで休養することができます。
十分休養した心身は、自然に元気を回復していきます



胃腸を休める

今の時期、食欲がないという方はおられませんか?
食欲がないということは、身体が欲していないということです。

そんな時は、無理をして食べずに、次のように工夫しながら、胃腸を休ませてあげましょう
*食べたり、飲んだりする量を調節する。
消化吸収のよいものを食べる。
*冷たいものや身体を冷やす食べ物を控える


食べたい/食べたくない/何が食べたいかは、身体からのサイン

食欲がない時には、身体が何か消化吸収に力を使えない・あるいは使いたくない理由があります。
全身を休養させたい時、疲れている胃腸を休ませたい時などもそうです。

こんな場合は、身体の元気が動き出す頃になると、自然に食欲が戻っていきます
だからこの時期に食欲がなかったら、身体のサインに添って、まずは身体をゆっくり休めることがオススメです。





夏の暑さで身体が疲れるのは、暑さの中でも、人間が生きていくために必要な身体の状態(健康)を保とうとして、
身体がその力や機能を働かせ続けてくれる
からです

そんな身体のために、この時期は、身体の声を聞きながら、身体に優しい時間を過ごして頂けたらと思います



昨年のブログもご参照ください。
夏の疲れをとる ( 2016年09月16日 )









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