ゆるむ body メソッド - Etsuko

〜気呼吸・ヨガ・気功を使って〜
身体の元気を伸び伸び働かせましょう♪

ストロー呼吸〜ゆるむ

2018年11月29日 |  ├呼吸
今回は、11月の教室で行ったストロー呼吸を紹介します

実際に、”ストロー”を使って息を吐いていくもので、繰り返すことで、ゆっくりとした呼吸へと自然に変化していきます。

ゆっくりとした呼吸を繰り返すと、全身が”ゆるみ”、その心地良さが広がっていきます。
ただ、呼吸を単純にゆっくり長く行おうとしても、最初は、長〜く吸ったり吐いたり出来ない方が多いです

でも、細く長く”息を吐く”ことを、イメージさせ誘導してくれるストローを実際に使用すると、
見違えるくらい呼吸はゆっくりとなり、全身がゆっくり”ゆるんだ”状態となっていきます



とても簡単な方法ですが、数分続けて頂くだけで、その効果を実感して頂けると思います



11月の教室風景


教室で行った、ストロー呼吸は次のような内容です。

ストロー呼吸

1分間の普段の呼吸数(吸う、吐くで一回として)を数える。
②ストローを軽く口に加え、鼻から吸ってストローで吐く呼吸を3分間繰り返す。
③ストローを外し、再び、1分間の普通の呼吸数を数える。
※ストローは太めのものを使用しました。

効 果
*呼吸数の減少* みなさんの、1分間の呼吸数が平均4~5回少なくなっていました
8回も回数が減った方もおられました
*ゆるんだ実感* みなさんが、呼吸がゆっくりと深くなったことも実感しておられました

みなさんが、呼吸に集中されている間の”空気感”が、静かで凛としていてとても心地よいものでした。
それくらい全員の意識が、ゆっくりとした呼吸に集中していたのだと思います


ストローが無い時
"細く長く息を吐いていこう"とイメージして、イメージのまま行うことがポイントです
だから、そのイメージを実際に感じて行えるならば、次のような方法でも同じような効果を得ることができます。

少し長いもの(箸など)を、軽く口でくわえて、それの表面に添わせて先っぽまで息を送るつもで吐いていく
*目を閉じて、ストローをくわえているようなイメージで、15㎝ぐらい先に息を吐いていく




ゆっくりとして心地よい時、全身は”ゆるみ”、呼吸数は減り、お腹を使った深い呼吸を繰り返しています
”ゆっくり”や”ゆるむ”が難しいと思われる方でも、こんなに簡単な方法で、それを実感することができます。

ストロー呼吸は、他のクラスでも行い、ほぼ全員の方の呼吸数が減っている優れたメソッドです。


ゆっくりとした呼吸は、生活に簡単に取り入れやすい”ゆるむ”メソッドとして、今までにも紹介してきました。

ゆっくり動いて~ゆるむ
呼吸をゆっくりと感じて

今の自分が気軽に行えそうなことを、見つけて頂けたらと思います















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呼吸をゆっくりと感じて

2018年02月20日 |  ├呼吸


日中の暖かさが増し、寒さの中で力が入りがちだった身体も、自然にゆるむ季節となってきました。
今回は、身体の気持ち良さを感じやすくなるこの時期に、ゆっくりと呼吸を感じてみませんかというお勧めです


私は、気功やヨガを行うようになり、呼吸の気持ち良さを感じるようになりました。

そして次第に、数回、ゆっくりと丁寧に感じながら、呼吸を繰り返すだけで、
身体の隅々の細胞まで、心地よく動き出すような感覚に満たされるようになりました


この心地よく動いている感覚は、
身体の隅々まで緩み、そして身体が持つ元気が繊細に働いているからこそ得られる感覚です

呼吸によって得られる、この全身に静かに響き渡るような心地よさを、皆さんに感じて頂けたらと思います



意識せずに繰り返している呼吸ですが、一つ一つの吐く息・吸う息を感じながら、丁寧に呼吸を行われた経験は少ないと思います。
まずは、次のように、ゆっくりと丁寧に感じながら、呼吸を繰り返してみましょう


軽く目を閉じて、吸う息・吐く息を、丁寧に感じましょう

(1)まず、口から軽く息を吐きます。

(2)鼻からゆっくりと、息を吸っていきます。
鼻の中を通っていく息を、丁寧に感じましょう。

(3)息を吸いきったら、口からゆっくりと、息を吐いていきます。
口からふぅーと細く長く、吐き出しながら、その息を丁寧に感じます。

(4)息を吐ききったら、2,3を、ゆっくりと丁寧に感じながら、繰り返していきます。


吐く息・吸う息を感じることに集中して続けていくと、次のような変化を感じられませんか

*一息一息が、より鮮明に感じられる
*一息一息の、心地よさが増していく
*呼吸が、どんどんゆっくりになっていく


普通呼吸に戻して、全身を感じてみると、力が抜けて全身が落ち着いているような感じがすると思います。
次に、さらに、ゆっくりとした呼吸に親しんで頂くために、呼吸を繰り返しながら、全身や呼吸自体を感じていきましょう。



ゆっくりと呼吸をしながら、さらに、全身や呼吸自体を感じましょう

すると、次のような、普段では気づかないことに、気づいていく方が多いです。

*吸うときは、身体が膨らんで、吐く時は、身体がしぼんだ感じがする
*吐く息より、吸う息がつまる感じがする
*吐く息は、吸う息より緩む感じがする
*吸った息が、鼻の奥に当たるを感じる
*細く長く吐いていこうとすると、たくさん吐ける気がする
*吐く、吸うのリズムは、波のようで心地よく感じる


繊細に感じることができ、気づきが増えるのは、
ゆっくりとした呼吸を感じながら繰り返すことで、身体の隅々まで緩み、落ち着き、感じる感覚が働きやすくなるからです



普通呼吸に戻して、目を閉じて、改めて全体を感じてみましょう

次のような心身ともに健康にとって好ましい状態を、多くの方が感じられます。

吸う息、吐く息ともに、ゆっくりとした深い呼吸になっている
身体や気持ちが、ゆったりとしていて、心地よい
雑念がなく静かで、今ここにいる感じで、すっきりと落ち着いている



心身の健康に良い状態とは、とても気持ちが良いということです
それは、いつもの呼吸を、ゆっくりと丁寧に感じながら繰り返すだけで、実現できてくということです。

そして、気持ち良さを楽しまれながら、この呼吸を習慣にしてくと、身体をより繊細に深く感じるようになります。
呼吸自体の気持ち良さも増して、身体の隅々までの感覚が目覚めていくのも感じるようになります



ぜひ皆さまも、1日5分からでも、呼吸をゆっくりと丁寧に感じながら行うこと、始めてみられませんか
私自身、これからも、呼吸をさらに極めながら、目覚めていく身体の感覚を楽しんでいきたい思っています






興味のある方は、呼吸について紹介した以前のブログも参照ください。
深呼吸&腹式呼吸~春のおすすめ
腹式呼吸~効果








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腹式呼吸〜効果

2017年04月13日 |  ├呼吸



前回、腹式呼吸を紹介しましたが、試して頂けたでしょうか
今回は、腹式呼吸の効果を、お伝えします。


腹式呼吸を行ってみると、お腹を絞ったり緩めたりして、お腹の内部を大きく動かすことが分かります。
慣れてくると、横隔膜も大きく動き、肺や胸にも刺激を与えることも、実感するようになります。

腹式呼吸は、日常の生活では、動かすことのないような、
身体の内部に、マッサージするような刺激を与えることができるのです。


そんな腹式呼吸が与えてくれる効果は、とても高いものがあります。
今回は、一般の方が、気軽に腹式呼吸を行ってもらうだけで、期待できる効果を紹介します。



腹式呼吸の効果

横隔膜を大きく動かすことによって、肺にしっかり空気が入り、身体の隅々まで酸素がいきわたるようになる。

息を吸うと、横隔膜は下がり、肺にたくさんの空気が入ります。
息を吐くと、横隔膜は上がり、肺から空気が出ていきます。

お腹を大きく動かすことにより、自律神経が刺激され、交感神経・副交感神経のバランスが整う。

お腹を絞ったりするだけではなく、横隔膜でお腹を刺激するので、内臓の動きが促進される。

日常的で動かす範囲を越えて、お腹を動かすので、お腹周りに、姿勢や呼吸に関係する筋肉がつく。

空気をたくさん吸って、たくさん吐けるようになる。
それにより、身体が活性化しやすくなったり、声量が大きくなったりする。


生きるために欠かせない呼吸を、意識して丁寧に行うだけで、こんなに嬉しい効果があります

私自身も、生活の中で、気分転換をしたい時には、よく腹式呼吸をします。
お腹をしっかり動かすと、身体全体を動かしたようにスッキリとします



春らしい暖かい日が多くなり、今、自然界も元気です
これからの時期、私たちの身体の代謝も、ますます上がり、活性化していきます

この時期、簡単でも効果の高い腹式呼吸に、親しんで頂き、
みなさんの毎日の当たり前にして頂けたら嬉しいです









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深呼吸&腹式呼吸〜春のおすすめ

2017年04月09日 |  ├呼吸



本格的な春が始まり、自然界の草花も木々も、元気に息づいています
寒さに縮こまりがちがった身体も、暖かさに緩み、さらに伸び伸びと動き出そうとします。

今回は、思わず深呼吸したくなるこの季節に、意識的に深い呼吸をしましょうというお勧めです。
暖かさで緩んだ身体では、ゆっくりと深く呼吸しやすく、呼吸の効果も全身に伝わりやすいです



行動を止めて深呼吸

背筋を伸ばして、春の明るい日差しをいっぱいに吸い込むつもりで、ゆっくりと吸い、ゆっくりと吐きましょう

暖かさに緩んだ身体が、さらにゆったりと緩み、そして全身が心地よく落ち着いていくと思います

人間は、普段の生活の中では、浅い呼吸を繰り返しています。
時々、行動を止めて、ゆっくりと深い呼吸をすることは、酸素を全身に送り新陳代謝を高めるだけでなく、
気持ちを落ち着かせるという効果もあります。



次に、身体の代謝が促進されやすくなってくる春に、さらに、
身体の力(元気)に働いてもらいたいとう方にお勧めの、腹式呼吸を紹介します。

腹式呼吸は、呼吸と一緒にお腹に力を入れて絞ったり緩めたりするものです。
詳しく説明しますが、簡単ですから、ぜひお試しください。


腹式呼吸

1.座りやすい座り方で、背筋を立て座ります。

2.軽く息を吐きます。最初は、お腹に手を当て行うとやりやすいです。

3.軽く口を閉じ、鼻から思い切り息を吸い込んでいき、これ以上吸えないと感じるまで吸います。
お腹が膨らんでいくのを感じましょう。

4.口から息を吐きます。体中の空気を全部吐ききるつもりで、キューとおなかを絞りながら、吐き切ります。
自然に身体が丸まってくると思います。お腹が凹んでいくのを感じましょう。

5.お腹を緩めて、鼻から息を入れます。
おなかを緩めると自然に息が入ってきます。


これを、数回繰り返します。
もし、頭がクラクラするようなことががあれば、休みを取りながら行いましょう。
急に深い呼吸をすると、このようなことが起こることがあります。



腹式呼吸を行う前と、行った後の、状態を比べてみましょう。

身体全体も気持ちも落ち着き、整ったような感じがしませんか?
呼吸がゆっくりと静かになり、深くなっていないでしょうか?
身体が熱いように感じませんか?
身体が柔らかくなり、細部まで感じられる気がしませんか?

これらは身体が持つ元気が働きやすくなっているよ〜というサインです。



私の教室でも、意識的な呼吸や腹式呼吸を行っています
ゆっくりと深い呼吸を行うと皆さんの気持ちが落ち着いてよい感じで体操に集中して頂けるように感じています
このように、腹式呼吸は少しするだけで効果を得られる呼吸法です。


次回は、この呼吸法の具体的な効果をご紹介します









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