ゆるむ body メソッド - Etsuko

〜気呼吸・ヨガ・気功を使って〜
身体の元気を伸び伸び働かせましょう♪

冬〜身体の力を活性化する

2018年12月30日 |  ├ 初秋〜秋〜冬
今回は、前々回のブログで少し書かせて頂いた、次のことについて、詳しくお伝えしたいと思います

寒い時期だからこそ、身体自身が持つ力を活性化することができる


それは、次のような理由からです。

人間の生命維持には、身体の様々な機能が働いていることが必要です。
その主なものは、主要な臓器の働きと、それと共に働く新陳代謝循環の機能と言えます。

そして、それらが働くには、36.5度前後の体温が保たれることが必要です。
だから、人間の身体は”気温”に大きく左右されます。

暖かい時期 →→ 体温は維持されやすく、気温に助けられて、代謝や循環の機能は働きやすい。
代謝や循環に使われる、身体の力は少なくてすみます。

寒い時期 →→ 身体は体温維持のために力を使い、また気温の助けも得られず、代謝や循環の機能は働きにくい。
さらに、身体は体温を逃がさないようにするために、丸まらせたり、縮こまらせたりします。
代謝や循環のためには、”体温を保つ工夫”をしたり、”身体が持つ力自体”に働いてもらう必要があります。


つまり寒い時期は、気温のプラスの影響がない分"身体の持つ力自体"が働ける度合いが大きくなるということです


このような観点から、12月の教室では、より深く繊細な部分が動いていくよう取り組んで頂きました。
参考ブログ:肩回し・腰回しの効果アップ~12月の教室から


暖かい時期の、少し動かすと”ゆるみ”、全身にふわ〜っと広がっていく、心地良さも気持ちよいものです
でも、寒い時期だからこその、なかなか動かない身体の奥の方から伝わってくる・・・・
繊細に”ゆるんで”いく感覚は、格別な心地良さがあります


皆さんにも、寒い時期だからこそ、ゆっくり丁寧に身体を動かして頂けたらと思います。
そして、身体の奥から繊細に”ゆるんでいく”心地よい感覚を味わって頂けたら、嬉しいです

参考ブログ寒さが引き起こす不調




今年も残すところ、あとわずかとなりました。
皆さまには、ブログを読んで頂いたり、教室に参加して頂いたりと、たくさんのお力を頂戴しました。
本当に、ありがとうございました
来年もみなさまの健康と幸せにお役に立つ”ゆるむ”を、紹介していきたいと思っています。
どうぞ、よろしくお願いいたします











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寒さが引き起こす不調

2018年01月19日 |  ├ 初秋〜秋〜冬


1月から2月にかけては、一年で最も寒い時期といわれています
今回は、寒さに対応しようとする身体の働きが、体調不良の引き金になることもあるという、お話しをしたいと思います。

身体のどこかが具合が悪くなると、不安になりがちですが、寒さも要因になっているかもしれないと知ると、
気持ちも落ち着きますし、対応も考えやすいと思います




寒さで緊張する身体

暖かい部屋から、寒い屋外へ出た時に、思わず身を縮めた経験は、皆さんがお持ちと思います。
首をすくめて、肩にも腕にも力を入れて、全身が小さく縮こまるような感じです

この時身体は、全身に力を入れて緊張させて、温度を逃さないようにしています。
外気にさらされる部分が少ない方が寒さの影響も受けにくいですし、筋肉は力を入れると熱を発するためでもあります。

人間の身体は、気温や環境の変化に対応しようとして自然に動きます
生命を維持するための、とても大切な身体の力といえます。


問題は、この緊張状態が、緩まないまま続くということです。

寒さで緊張し縮こまった身体も、温かくなると、力が抜けて、身体も緩んでいくのが望まれる動きです。
ただ、そうではなく、緩みきらないまま、力が入った状態が続いている場合があります。

緊張状態が続くと、身体の循環が悪くなり、回復力も低下し、神経も過敏になり、身体に様々な不調をきたしていきます

私の周囲で見られた、寒さが原因ではないかと思われた不調は次の通りです。
*口内炎などの、様々な炎症が、治りにくい。
*神経が高ぶって、眠りにくい。
*首回りが硬くなり、首が回らなくなる。
*肩こりや神経痛がひどい。
*肩~首~身体が硬くなり、認知症が悪化。



【緊張状態が続く原因】

医学的には様々な原因があると思いますが、私としては、対応できることとして次の二つのことを考えています。
●寒さ対策が不十分なまま、緊張状態が長く続いたり、繰り返したりすること。
●緩んでいく身体の力が鈍くなっていること。




寒さの中で、体調が悪くなられたり、持病が悪化しておられる方はおられませんか
それを、寒さが原因と思われない方も多いと思いますし、確かに、寒さばかりが原因ではない場合も多いと思います。

でも、冷えすぎないように寒さ対策をされたり、冷えた後には、身体の隅々まで十分に温めて緩めることがオススメです


私がお伝えしている、身体を自分で動かして緩めながら温めていく方法身体が持っている力も活性化します。
ぜひ、お役立て頂けたらと思います

参考にして頂きたいブログ
 ”温かく”~なでる/さする
 ”温かく”~関節を緩める
 ”ゆるむ”すぐできる気功










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夏のおわり〜(1)

2017年09月03日 |  ├ 初秋〜秋〜冬


9月に入りました。まだまだ暑さを感じる日も多い中で、
ふとした瞬間に日差しや風に、秋の気配を感じている方もおられると思います🍃🍂

どんなに暑い日があっても、季節は確実に秋へと、移行しています。
今回から、この時期にオススメの夏の暑さの疲れを取り&元気を回復するために、役立てて頂けることを紹介します。



夏の疲れはどこから‥

夏は疲れやすい‥と、感じられている方も多いと思います。
では、具体的にどんなことで、身体は疲れていくのでしょうか ❓

・暑さの中でも、体温調節や消化吸収や循環維持などために、身体のエネルギーをフルに使っている
・エアコンの効いた室内と外気との温度差のために、自律神経も乱れがちになる。
・湿度が高くなると、汗が出にくくなり、身体の循環が滞りやすくなる。
・暑さ対応が長引くと、身体は十分に働けなくなり、消化吸収も悪くなる。
・熱を放出するために、大量を汗をかき、その時に一緒にたくさんの気が失われている。( 気功的視点 )



夏の疲れをとるために~


リラックスして、身体も心も休める

昼寝したい横になりたいゆっくりしたい…は、身体が出している休みたいというサインです。
だからその身体からの声に従って、身体も心も、ゆっくりできる状態を探して休まれるのがオススメです。

その時に簡単に、心身ともに緩めてリラックスさせてくれる、金魚体操を紹介します。
金魚体操は、寝た状態で身体を揺らすだけの動きですが、全身から力を抜き緩めるのにとても効果的です。


金魚体操
・仰向けに寝る。
・両手を頭の上で繋ぎ、上(両手)と下(両足)へぐーっと引張り合って、一気に脱力する。
・金魚が泳いでいるようなイメージで、背骨をゆらす。
・身体が振動する気持ち良さを味わっていると、身体から徐々に力が抜けていく。
・力が抜けていく気持ち良さ、緩んでいく気持ち良さを感じながらゆらす。

身体が緩んだサイン
・動きを止めると、全身がぼわーっと緩んだような広がったような感じがする。
・次第に眠たくなってくる。

眠たくなったら、以前ブログで紹介した、屍のポーズで、そのまま休むのも効果的です。
最初、ゆらす間隔がつかみにくい時には、誰かに両足を持ち上げてゆらしてもらうと分かりやすいです。


身体が緩みリッラクスした状態で休むことで、神経も細胞も深い部分まで休養することができます。
十分休養した心身は、自然に元気を回復していきます



胃腸を休める

今の時期、食欲がないという方はおられませんか?
食欲がないということは、身体が欲していないということです。

そんな時は、無理をして食べずに、次のように工夫しながら、胃腸を休ませてあげましょう
*食べたり、飲んだりする量を調節する。
消化吸収のよいものを食べる。
*冷たいものや身体を冷やす食べ物を控える


食べたい/食べたくない/何が食べたいかは、身体からのサイン

食欲がない時には、身体が何か消化吸収に力を使えない・あるいは使いたくない理由があります。
全身を休養させたい時、疲れている胃腸を休ませたい時などもそうです。

こんな場合は、身体の元気が動き出す頃になると、自然に食欲が戻っていきます
だからこの時期に食欲がなかったら、身体のサインに添って、まずは身体をゆっくり休めることがオススメです。





夏の暑さで身体が疲れるのは、暑さの中でも、人間が生きていくために必要な身体の状態(健康)を保とうとして、
身体がその力や機能を働かせ続けてくれる
からです

そんな身体のために、この時期は、身体の声を聞きながら、身体に優しい時間を過ごして頂けたらと思います



昨年のブログもご参照ください。
夏の疲れをとる ( 2016年09月16日 )









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”温かく”〜関節を緩める

2016年10月13日 |  ├ 初秋〜秋〜冬

前回に続いて、寒さに向かって行く中で、温かく過ごしていただくお勧め動きを紹介します。
温かく過ごすというのは、身体の力に働いてもらうためにも大切なことです。


健康のためには、冷たい身体ではなく、温かい身体が望ましいことは、皆さんよく知っておられると思います。
それは温かいと、元々身体が持っている、健康を整えていこうとする身体の力(元気)が働きやすいからです。

そして元気が発揮されている身体では血液•リンパ•気が滞りなくスムーズに流れています。

今回お伝えする動きは、次のような素晴らしい身体の仕組みを生かしたものです。
血液•リンパ•気の流れが促進されると体温が上がり、身体の力も働きやすくなる。
関節を動かすと、それら大切な流れが促進される。

という訳で、関節を簡単に動かす動きを紹介します。
なかでも大きな関節である肩関節と腰回りの関節を動かすことがお勧めです。
大きな関節には、たくさんの血管•リンパ•神経が集まっていて、動き出した流れは全身に伝えらていきます



その場で”なんば歩き”をする

皆さんは、”なんば歩き”をご存知でしょうか?
気功ではよく取り入れられますが、”同じ側の足と腕を出しながら歩く”歩き方です。
この”なんば歩き”をしながら、肩関節、腰回りの関節を動かしていきます。


1.肩幅ぐらいに足を開いて、背筋を伸ばして立ちます。
2.歩くときのように腕を交互に振っていきます。足はその場から動かしません。
 膝を少し曲げてゆるめると、腕と腰が連動しているのがわかる思います。
3.動きに慣れてきたら、膝の屈伸をつかいながら、腕の高さを肩ぐらいまで上げていきます。
4.次に少し勢いをつけて、腕をもっと上に振り上げていきます。
5.だんだん腕の振りを小さくしながら、元に戻ります。

*腕を振りながら、次第に力を抜いていくようなつもりで楽に動かして下さい。
*徐々に腕を大きく振っていきながら、肩と腰が大きく動き全身に動きが広がっていくのを感じてみてください。


”歩く”という動作は、全身の関節を動かす、優れた動作です。
軽く散歩した後のように身体が全体が温かくスッキリしたような感じが広がっていたら、
全身の”ながれ”が良くなり、身体の力(元気)が働いているというサインです。



今までのブログも、身体の力(元気)が働くには、”ゆるむ”こと”リラックスする”ことが必要なことをお伝えしています。
身体が”ゆるみ””リラックス”すると、大切な流れが促進されていきます。

身体が温かいと、なんだか心もほっとして顔も緩んで笑顔なりますね
”ゆるんで””温かく”なって、そして”元気”に働いてもらって、笑顔が輝く秋を過ごしていかれますように









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”温かく”〜なでる/さする

2016年10月01日 |  ├ 初秋〜秋〜冬

秋に入り早くも身体に冷えを感じている方もおられると思います。
今回は、”なでる”ことや”さする”ことで、身体を温かくしませんかというお勧めです。


気功では、気の流れをよくするために体中をなでたり、さすったりします。
特に足は、身体の末端にあり冷えやすい部分ですから、寒い時期にはよくケアーします。


足をなでる

ゆっくりと丁寧になでていきながら温かさ心地良さを感じていきます。

1.楽な姿勢で座り、なでる方の足を引き寄せます。
2.足裏、指先、足の甲、かかと、アキレスけん、足の側面など、イタワルようになでてみてください。
3.特に、さわって冷たかったり気になるところは、両手で優しく包みこみ温かさを伝えます。
4.同じように、もう片方の足もなでていきます。
 

両足をなで終わる頃にはじんわりと身体全体が温かくなってくると思います。
それは、なでられている両足と、なでている両手には、全身に繋がっている経絡や神経が通っていて、
ほどよい”ゆるみ”と”温かさ”が全身を巡っていくからです。



身体が、温かくて心地良いというのは、身体が良い状態であるというサインです。
繊細な感覚を持つ身体を、身体自体で刺激していくことで、自然な”ゆるみ”と”温かさ”が広がります。
ぜひ、カイロや靴下で温めるのとは違う心地良さを、味わっていただければと思います。









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