ゆるむ body メソッド - Etsuko

〜気呼吸・ヨガ・気功を使って〜
身体の元気を伸び伸び働かせましょう♪

”ゆるむ”すぐできる気功

2016年09月24日 |  ├お勧めの動き

”ゆるむ”ことができるお勧めの動きを、気功から紹介します。

気功というと「気を感じる」ことと思われて、難しく考えておられる方もおられるようです。
でも気功は、自然に無理なく身体をゆるませていくためには、とても優れたものです

今回は、簡単で効果の高いスワイショウと、同じような効果のある華輪(かりん)を紹介します。



スワイショウ(前後腕振り)

これは、肩からも腕からも力を抜いて、手を”ふりこ”の様に振るという"単純"な動きの繰り返しです。

1.足を肩幅ぐらいに開き、楽に立ちます。
 自然と背筋が伸びるよう、天井から頭を糸で引っ張られているような感じを持ちます。
2.両手を頭ぐらいまで上げて、力を抜いてストンと落とします。
3.手が落ちた惰性で、そのまま手から力を抜いていくイメージで前後に振っていきます。
4.そのまま、自分がこれでいいな〜と感じるまで続けてください。

続けていくと、だんだん腕から力が抜けていくと思います。
脱力して緩んでいく気持ち良さを感じてください
自然に頭の中は空っぽになると思います。
慣れてこられたら、視線は遠くをぼーっと眺めるよにされると、姿勢が伸びやすいです。


*スワイショウを終えた後の”身体の感じ”を、感じてみてください。
首や肩周りが、軽くなっていませんか?
手がじゅわじゅわとしていたり、暖かくなっていたり、あるいは脈拍を感じるなどの変化はありませんか?

これらは身体が"ゆるみ”、血流、リンパの流れ、気の流れがよくなったという嬉しいサインです



華輪(スワイショウ 横回転)

この動きは、火消しの”まとい”をイメージして頂くと分かりやすいと思います。

1.足を肩幅ぐらいに開き楽に立ちます。
2.身体を軸にして、腰から左右にねじると、手が自然に腰に巻きついていきます。
3.そのまま、自分がこれでいいな〜と感じるまで続けてください。

華輪は腰を動かすので、腰回りの流れが促進されて、腰痛予防にも効果的です。




スワイショウも華輪も、試して頂くと分かると思いますが、とても”単純””簡単”な動きです。
そして身体が”ゆるみ”流れを促進するだけではなく、次のような効果も期待できる優れたものです。

スワイショウの効果

動かしている部分だけではなく、緊張しがちな頭もリラックスする。
身体全体のめぐりがよくなり、いらないものも排泄されやすくなる。
身体の中心が整い、姿勢が安定するようになる。


他にも気功には、単純な動きで心も身体も緊張することなく取り組むことができ、
簡単に"ゆるみ”ながら健康を促進してくれる動きも多いです。

がんばるのではなく、力をぬいてゆるむそこに、気功の基礎と極意があるそうです

これからも少しずつお勧めの気功を紹介していきますので、生活に取り入れて頂けたらと思います。









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夏の疲れを取る

2016年09月15日 |  ├ 初秋〜秋〜冬


今回は、夏の疲れを癒そうとする身体の働きを、ゆるめることで促進しましょうというお話です。


9月に入り暑さが和らぎだし、少し冷んやりと感じる時も多くなってきました。
過ごしやすくなる今頃から、身体は夏の暑さで疲れた身体を回復させながら、気温の低下に適応していこうとします。

人間の身体が元気を調整しようとする力は、眠っている間に最もよく働きます。
だから疲れた時は眠たくなりますし、眠たくなったら横になって眠るのが身体の回復には一番有効です。

ですからこの時期、疲れを感じたり、ゴロゴロと横になっていたいと感じるのは、とても自然なことなのです。
でも、昼寝をしたり、ゴロコゴと横になったりしていると、なんだかダラケている感じがして
心からゆっくりとできない人もいるようです。

横になりたい〜眠たい〜いうのは、元気を回復したい身体のサインですから大切にしましょう。



今回は、身体が回復力をスムーズに発揮していけるよう、寝る前にできる身体をゆるめる動きを紹介します。
簡単に気軽にやって頂けるよう、横になったままできる動きです。


寝転がったまま”ゆるめる”

1 床に仰向けに寝ます。手の平を頭の上で組みます。
2 手は上へ、カカトは下へ、押し出すようにして上下に伸びていきます。
3 ふっと脱力して、ゆるんだ心地よさを味わいます。
  2〜3回繰り返しましょう。
4 全身を感じて、伸ばしたい部分を感じたら伸ばして、ゆるんだ心地良さを感じましょう。

*腰まわりをゆるめるのに、脚を反対側へ倒す動きもお勧めです。手も伸びを感じやすくなるよう添えましょう。
*伸びてゆるんだ後は、すぐに次の動きをせずに、緩んだ心地良さをゆっくりと味わって下さい。



身体を構成している細胞の一つ一つが、自分の最良の状態を知っていて、
いつもより良い状態に整おうとして働いているそうです。

身体を”ゆるめ”て、身体の素晴らしい力に十分に働いてもらいましょう!









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”ゆるむ”〜重さに委ねる

2016年09月07日 |  ├お勧めの動き


自分の身体の重さを利用してストレッチをするという方法を紹介します。
力を加えたり無理な姿勢をするものではない分、ずっと感じていたくなるような
ゆったりとした”ゆるみ”を体感して頂けると思います。

ポイントは、力を抜き、自然に床の方に下がっていく重さに身体を委ねることです。



首の後ろのストレッチ

1.楽に座り背筋を伸ばし、頭を軽く動かして力を抜きます。
2.息を優しく吐きながら、頭をぶら下げるようにして前に倒していきます。
3.首の後ろが伸びている心地良さを感じます。
4.ゆっくりと頭を戻します。

*首の後ろが伸ばされるだけでなく、頭の重さに委ねて力を抜いていくストレッチなので、
より一層心地のよい”ゆるみ”を感じることができます。


脚の後ろのストレッチ

1.床に足を投げ出して座る。
 身体がかたい方は、お尻の下に厚みのあるもの(座布団やバスタオルを巻いたものなど)を敷くとよいです。
2.上半身の重さで前に倒れていくように頭を床の方に沈めていきます。
3.腰や脚の後ろ側全体に伸びている心地良さを感じたら、ゆっくりと戻ってきてください。

*力の抜けた上半身の重さで、身体の広い範囲にゆるみ伸びている心地良さを感じると思います。
上半身が倒れる度合いには関係なく、ご自分が感じる心地良さを大切にしてください。



身体の重さを利用したストレッチは、力を抜くことで感じる身体の重さに委ねていきますから、
力を加えていない分、”ゆるむ”心地良さを無理なく感じることができると思います。









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”ゆるむ”〜ストレッチ

2016年09月01日 |  ├お勧めの動き



これから数回にわたって、”ゆるむ”をテーマにお話しします。

朝の起きたてや長時間同じ姿勢をしたときなど思わず伸びをして、
気持ちがいいなぁ~と感じられたことはありませんか?
それはかたまった身体がゆるんだからです。
ストレッチはそんな心地よさを感じながらすることがポイントです。

では、そんな心地良いストレッチはどうすればよいのでしょうか?

ストレッチしたい場所をやんわりと感じて、気持ちの良い範囲で伸ばすことです。
(力を入れて無理に伸ばさないことが大切)


教室では身体を整えるのに有効なヨガのストレッチ的な要素も取り入れています。
ヨガもストレッチも身体の四側面(おなか側、背中側、左右脇側)を伸ばすに加え、
ねじる動きを入れるということは共通しています。

この身体の四側面が”ゆるみ”流れがよくなると身体は元気でいられるのです。



まず、背中周りのストレッチを紹介します。
身体を立てている間は、常に力が入っている場所です。


背中周りのストレッチ

1.床やイスのに楽に座ります。軽く身体をゆすって、背中周りをやんわりと感じます。

2.胸の前で軽く手を組んで、おなかに大きなボールを抱えるようにして、
 息を吐きながら手とおなかの間に空間を作っていきます。
 視線はおへそを覗き込むようにします。
 背中全体が広がっていくように感じます。
 
3.背中側に心地よさを感じたら、ゆっくりと息を吐きながら、元に戻ります。

*背中全体が伸びたことで”ゆるみ”、流れが促進されたことで心地良さを感じます。
 もし、強いツッパリ感がある部分があれば、そこで呼吸をするように意識してみてください。



背中がゆるむと、今度は胸のほうをストレッチしたくなりませんか?
身体には全体をバランスよく整えようとする力がありますから、そんな自然な感覚を大切にしてください。
次に、胸周りのストレッチを紹介します。


胸周りのストレッチ

1.床やイスに楽に座ります。胸のあたりをやんわりと感じます。

2.後ろで手を組み肩甲骨を寄せるように、徐々に肩を後ろに引いていきます。
 胸の真ん中からふわ~と、胸が開いていくイメージで行って下さい。
 後ろに引く手に意識が行きがちですが、心地よく広がっていく胸全体を感じて下さい。

3.心地よさを味わったら、ゆっくりと元に戻ります。

*胸がひろがって”ゆるみ”、呼吸も楽になった感じがしませんか?



「ストレッチ=ゆるむ心地よさを味わうもの」と思ってやっていただくと
身体が整うのために効果的なストレッチになります。









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