ゆるむ body メソッド - Etsuko

〜気呼吸・ヨガ・気功を使って〜
身体の元気を伸び伸び働かせましょう♪

リラックスして終わる〜シャバーサナ

2016年11月23日 |  ├効果UPのために


今回は、体操教室の終わりに取り入れていることを紹介します。
教室を終わる時には、次のことを大切にしています。

色々な動きをして使った身体全体からも、心からも、全部の力を抜いてリラックスすること。
それはリラックスによって、動いた神経や気や筋肉などが、ほどよい状態に落ち着いていくからです。




その理由でよく取り入れるのがヨガの「屍のポーズ」と言われるシャバーサナです。
仰向けに寝て、全身を床に預けていくようなイメージで行います。


シャバーサナ (屍のポーズ)

・床に仰向けに寝て、目を閉じます。
・手のひらは上に向けて、腕も足も心地よく広げます。
・身体の色々な部分から、力を抜き緩ませるために、背中や足を揺すったり伸びをしたりします。
・顔からも力を抜いていきます。眉間や顎は丁寧に緩めていきます。
・呼吸も自然に任せて、力が抜けていく全身の心地良さを感じていきます。

ポイント
なるだけ頭の中も空っぽにして、意識は身体や呼吸に向けていく。
力が抜けていくと身体が重たくなって床に沈んでいくよう感覚がします。この感覚を大切にする。




人間には、緊張や活動の時に働く“交感神経”と、休息やリラックスの時に働く“副交感神経”があります。
二種類の神経が、緊張と弛緩を繰り返しながら、身体をよりよい状態に整えようと働いています

ただ忙しい方や、一生懸命になりやすい方には、緊張優位の人が多いようです。
緊張優位の生活を長く過ごしていると、身体や神経がゆるむ方へ動きにくくなります。

この簡単なシャバーサナで、ゆるんでリラックスした心地良さを味わいながら、
ゆるみやすい身体、リラックスしやすい身体を整えて頂けたらと思います

ゆるみやすい身体、リラックスしやすい身体とは、元気が働きやすい身体です









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手足をほぐす

2016年11月17日 | *手腕メンテナンス


私は体操教室で指導しています。
教室で行うメニューは、その教室に参加して下さる方のニーズや年齢、また季節等によって、組み替えています。

今回から数回に渡って、どの教室でもよく取り入れているメニューについて紹介します。
よく取り入れるものは、多くの人が簡単に行うことができて、必要とする効果を得やすいものです。



まず、教室の始めに行うことの多い、手足をほぐす簡単な動きを紹介します。

教室の始めは、身体もかたく動かしにくい状態です。
身体の末端である手足を刺激しほぐしていくと、全身の神経が目覚め、血液や気の流れが促進され、
身体が温まりながら動かしやすい状態へと整っていきます。



手足をほぐす


・手首から手をブラブラ振る。 ( 手の位置を、心臓より上にしたり、腕を下げて肘を伸ばしたりして行う。)
・指を動かす。 ( 全部の指を一緒に動かしたり、一本ずつ動かしたり、指関節を丁寧に曲げたりする。)
・手を擦る。 ( 手の平を擦り合わせたり、指と指を組むようにして擦ったり、片方ずつ手の甲を擦ったりする。)


/ 足を前に投げ出して座って行います。 /
・かかとを支点にして足先を内外にパタパタと動かす。脚全体、脚の付け根の部分まで動くのを感じる。
・膝をトントンと軽く床に落とす。脚全体が振動するのを感じる。
・足首を回す。 ( 足を伸ばしたまま動かしたり、片足ずつ腿の上にのせて手で回したりする。)
・足指を動かす。 ( グーパーしたり、片足ずつ腿の上にのせて指一本ずつ手で動かしたりする。)



手足には、身体中の神経だけではなく、気の流れにとって大切な経絡やツボも集まっています。
さらに、手や足は気が出入りする場所でもあります。
手足を刺激しほぐす動きは、とても簡単ですが、身体の持つ力(元気)を目覚めさせ循環を促します。


手や足は、気軽にいつでも動かせる部分です
家事や仕事を始める前や、玄関を入ってほっとされたい時に、あるいはテレビを見ながらでも、
生活に取り入れて頂き、みな様それぞれの健康を増進する一助にして頂けたらと思います










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健康とは? ②

2016年11月09日 |  ├ 気づき


私自身の経験の中で気付き実感したことがもう一つあります。

不調や不快さを感じている時に、不安や心配を大きくしたり、自分の力で何とかしようと頑張ったりしても、
それは身体には良い効果を生まないことが多い。

不調や不快は、身体が何かを教えているサインです。

…気候や生活の変化に適応していこうとして、一時的に休養が必要だと伝えているのかもしれません。
…長い間の無理を支えられなくなってきていると、伝えてくれているのかもしれません。
…あるいは単純に食べ過ぎだよ、緊張しすぎだよ、頑張りすぎだよと伝えているのかもしれません。
…お医者様に見てもらうことが速やかな改善を生む時もあるでしょう。

身体が出しているサインの意味は個人的で個別的で色々です。
でもまずは、そのサインを出した身体の力が働きやすいよう、ゆるめリラックスすることがお勧めです。

不調や不快や痛みを、すぐに悪いものとして捉えて、なんとかしてそれを軽減しようとしていた以前の私…。
今は、私たちに何かを教えてくれる、不調や不快や痛みも、身体の力の現れだと思っています。



私の健康への考え方は大きく変わりました。
以前の私が考えていた病気も不調もないピカピカの健康は、身体のことをよく理解していない偏った理想像でした。

”健康”とは、その人が望む生活を十分に生きることができる状態ではないでしょうか。

人間の身体は年齢とともに変化していきます。
一年を通しての気象の変化にも適応してきます。
そして身体は、個々人の生活環境によっても柔軟に変化し適応していこうとします。
身体は計り知れない力を持っていると思います。

身体の持つ力を引き出し十分に働いてもらって、望む人生をその人らしく楽しむことができることが、
その人にとって心身ともに健康な状態なのだと、今の私は思っています。




身体についてまだまだ探求中の私です。
それぞれの方がそれぞれの幸せに必要な健康を実現されていくお手伝いができる指導者として
成長してけるよう、もっと身体について様々なことを学んでいきたいと思っています









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健康とは? ①

2016年11月04日 |  ├ 気づき


これから二回に渡って、私が今まで身体や健康について学びながら得た、気づきや変化した考えをお伝します。

”健康”というとみなさんは、どんな状態のことを思い浮かべられるでしょうか❓

以前の私が思い描いていた健康は....
いつも元気で身体のどこにも不調がなく、病気もしていないということでした。
数値的にも正常値の真ん中くらいに位置しているのが、理想的な健康体だと思っていました。

その健康を保つために....
運動をして、食べる物にも気をつけて、身体に良いというものは何でも取り入れるような生活をしていました。
身体というのはほっておいてはダメだと言わんばかりに、頑張って健康を保たなければと思っていました。
もちろんその頃の私は、自分の身体から発信されている大切な声(サイン)に耳を傾けることもなかったです。



そんな私を大きく変えてくれたのは、私自身の体調が優れずに苦しんだ時間でした。
最初の頃は、それまでの私的発想から、出来ることは何でも行って、身体を健康に調整しようとしました。
でも頑張って何とかしようとすればするほど、かえって心身ともに調子が悪くなることもありました。

そんな中で私が心身ともに落ち着くきっかけを与えてくれたのが、ゆるめることを大切にする気功でした。
気功では、身体には本来必要な健康を整える力があるとし、その力を引き出そうとします。
この新しい身体への視点が、私を今まで知らなかった健康の考え方や整え方と出会わせてくれました。


この経験の中で、私は多くの気づきを得て、身体や健康を次のように捉えるようになりました。

身体は本来自ら整う力(元気)を持っていて、病気や痛さや不快さも身体が整っていこうとする一つの過程である。

身体が整える力を一番発揮できる状態というのは、心も身体も”ゆるんで”リラックスしている状態である。

身体がよりよい状態を実現していくためには、心の状態がとても大切である。



私は、今までの私の健康の考え方を大きく変えたのです









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