ゆるむ body メソッド - Etsuko

〜気呼吸・ヨガ・気功を使って〜
身体の元気を伸び伸び働かせましょう♪

self body メソッド

2017年07月27日 | 〜 自己紹介 〜

先日の、リフレッシュ講座の折に、私は”ヨガの先生”と紹介して頂きました。
それに違和感を感じて、改めて、自分の中で、体操教室の指導者としての立ち位置をはっきりさせて
皆さんにもお伝えできるようにしようと思いました。


確かに、ヨガも長い間、習ってきていますし、それは教室での大切な要素となっています。
ただ、私はヨガのみを教えている指導者ではありません。

昔から身体を動かすことが好きで、身体のことを学ぶことが好きだった私は、ある身体調整法に興味を持ち、
時間をかけてその資格を取得し、その肩書きの指導者として仕事をしていました。
また、そうやって仕事をしながらも、ヨガやその他様々な身体調整法の講座で、人間の身体について学んでいました。


そうやって過ごすうちに、気功に出会い、次のことを強く感じるようになっていきました。

身体は、自分で良い状態に整える力を持っている。
その力で整えられるのが、その身体の今にとって、ちょうど良い状態となる。


そう感じながら、人の身体を見ていると、さらに次のようなことも感じるようになりました。

人の身体は、人それぞれである。
それは、今の状態も、今の状態がその人にとって居心地良いのかどうなのかも、
また必要としている状態も違っていて、それを整えるために必要な具体的な方法も違う。


よく考えると、それはとても当然のことです。
DNAも違い、生きてきた環境も、今現在の生活も、仕事もやりたいことも違っています。
また、人の身体は、その人の気持ちや、変動する気候にも影響を受けていきます。
精妙な身体は、それらに敏感に対応するように、整えられたり、あるいは滞りや癖や歪みも作っていきます。



そういう経緯で私は、それぞれ違う身体の今に、最良の調整法を伝えていきたいと思うようになりました

私は、今の私をそれぞれの身体の今に最適な調整法を指導する立場であると、表現したいです。
ブログを始める時に、「それぞれの身体に良いことは何か?」を探求していきたい者として、
ブログ名を「 self body メソッド 」にしました。

今、改めて、この名称を積極的に使って、自分はどんな体操の先生なのかを、皆さんに知って頂きたいと思っています。
これからは、何かの機会に紹介して頂く時には、「 self body メソッド 」の 先生と呼んで頂けたらと思います




すでに体操の指導者となって、7年になります。
今のように肩書きにとらわれず、バラエティー豊かな内容で行うようになって、2年半になります。
今も、気功やヨガの指導を受けたり、体験してみたいセミナーに参加して、身体のことを学び続けています

教室での生徒さん達の様子や求めて下さることに刺激を受けながら、それぞれの今の身体が、元気をほどよく発揮していけるよう、
メニュー構成等を考えていく試行錯誤は、今の私にはとても楽しいものです


以前のブログにも書きましたが、”健康”とは、その人が望む生活を十分に生きることができることだと思います。
これからも、身体のことについて様々学びながら、それぞれの身体が持つ力が十分に発揮されて、そして、
それぞれの人が望まれている幸せな毎日を過ごされていく、お手伝いをさせて頂きたいと思っています


どうぞ、「 self body メソッド 」のEtsuko を、これからも宜しくお願い致します。






参考ブログ
健康とは? ①
健康とは? ②

今の私の健康に対する考え方や、またそこに至った経緯などを書いています。
お時間がある方やご興味のある方に、ご一読して頂けたら嬉しいです









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リフレッシュ講座〜気づき(3)

2017年07月20日 |  ├ 開催した講座内容


リフレッシュ講座での気づきとして、最後にお伝えするのは、
私が体操教室を行う時にも、みなさんに感じていただけるよう心掛けていることです


身体を動かす、気持ち良さ
動いた身体が緩んでいく、気持ち良さ

この二つを感じて頂けることを、私はとても大切にしています

今回の講座で行ったような簡単な動きでも、身体は緩み始めとても気持ち良いです。
この時は、身体にとっても良い状態を整えようとして動きやすい時でもあります。

そしてクールダウンしていくと、動かした身体だからこそ味わえる気持ち良さを感じることができます。
講座では、手足を天井に向けて、ブラブラさせた後、脱力して大の字になって寝るという誘導をしましたが、
寝入ってしまった方もおられるぐらいに、皆さんとても気持ちよくリラックスして頂けたようです

皆さんのその脱力感は、私から見ていても、本当に気持ちの良いものでした
講座後にも、スッキリしました気持ち良かったですなどの嬉しいお声もいただきました。



健康のためには、身体の気持ち良さを感じることは、とても大切なことです。
それは、マッサージであったり、入浴であったり、飲食であったり、人それぞれだと思います。
でも、私は今回、初めてお会いする方々を見ていて〜
身体の気持ち良さを感じるには、身体を動かすことは、とても良い方法だと〜と改めて思いました


参加者の中には、お子さんを連れの方や、お子さんを幼稚園に送られてから参加しされた方などもおられました
私自身の経験を思い出しながら、日々、お忙しい皆さんの様子を思い浮かべました。

これからも、そんなお母さん達が、身体を動かすことで、元気に過ごせるようなことを、お伝えしていきたいと思っています






参考ブログリラックスして終わる
リラックスして終わるためにお勧めの「屍のポーズ」を紹介しています。
身体の各部分から力を抜いていく方法もお伝えしていますので、ご興味がある方はご参照ください。









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リフレッシュ講座〜気づき(2)

2017年07月17日 |  ├ 開催した講座内容


リフレッシュ講座においての気づきをお伝えするのも、二回目になりました
今回も、日頃体操などをされない方々に、ぜひ知って頂きたい、身体を動かしやすくなるポイントをお伝えします


身体を動かす時に必要な支点(力点)

講座の中で、足を前後して手を大きく振るような動きをすると、ふらつく方が何名かおられました。
これは、日常とは違う動きをする時の支えとなるポイントを、身体自体が持っていないからと言えます。

力を入れたり動いたりする時には、それを支える支点(力点)を、身体のどこかに持つことが大切です

今回は、すぐに効果を感じやすい、丹田と身体全体としての中心軸を安定させる動きを紹介します。
どちらも少し行って頂くだけで、身体が安定して動きやすくなることを感じて頂きやすいものです。



丹田を安定させる動き

丹田は下腹にあり、身体を動かす時の中心となる場所です。
この丹田に意識を向けて安定させると、下半身も安定し、身体を動かしやすくなります。

丹田は、おへその指三本分下のおなかの奥と言われています。
その辺りに意識を向けて感じながら行うことがポイントです。

腰割り(相撲の四股を踏むような形)〜リフレッシュ講座で実施
息を吐きながら、丹田のあたりをきゅーと絞る。


身体の中心軸を通す動き

身体の縦を貫いている、中心軸が通ると、身体はさらに動きやすくなります。
これは肉体の部分ではなく、頭のてっぺんから地面まで通る、真っ直ぐな軸をイメージすることがポイントです。

頭で天井を押し上げるようなつもりで、つま先立ちをして踵を数回落とす。
頭上で両掌をあわせた後、手を下し、肩をあげ下げする。




丹田と中心軸

丹田に力が入り下半身が安定すると、身体の中心軸が通りやすくなるように、二つは補い合う関係です。
丹田と中心軸ができると、無駄な力も抜けやすくなり、身体は心地良い緩みの状態となっていきます。
そして、行いたい動きに必要な力を、必要な部分に使いながら、バランスよく動くことが可能となります。

丹田と身体の中心軸は、体操する時だけでなく、身体を動かす時のとても重要なポイントと言えます



ぜひ、今回紹介させて頂いたことを、日常生活でも試してみてください。
洗濯物を干したり、掃除をしたり、荷物を持って歩いたりする前に〜
いつもより安定感を感じたり動きやすかったり疲れにくかったりすると思います

丹田も中心軸も、身体の中にできていくものです。
それは、身体の上手な使い方&動き方を、身体自身が身に付けていく中で、整っていくものと言えます。

体操する時だけではなく、日常生活においても、丹田や中心軸を整えながら行っていると〜
丹田や中心軸が活きた身体になるばかりではなく、身体が持つ素晴らしい力も発揮されやすくなっていきます









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リフレッシュ講座〜気づき(1)

2017年07月13日 |  ├ 開催した講座内容


今回から数回にわたり、前回紹介した『ストレッチを中心としたリフレッシュ講座』の中で、
気づいたことや感じたことを、お伝えします

教室に通ったりして、定期的に身体を動かしメンテナンスしている方々ではなく、
身体を動かしたりストレッチしたり、そして感じたりすることに慣れておられない方々との時間は、
いつもとは違う気づき得られた、得難い機会となりました。

この講座を企画してくださったり、参加してくださった『ぱるっこ』のみんさん、本当にありがとうございました

気づきの中で、ぜひ、最初に皆さんに知って頂きたいことを、今回お伝えしたいと思います。



ストレッチの効果は比べられない


ストレッチと聞くと、「身体が硬くて苦手です」と言われる方が多いのですが、今回もそんなお声を耳にしました。
でも、ストレッチの効果は、身体が柔らかい人が高いという訳ではありません。

ストレッチの効果は、”気持ち良さ”を感じながら、丁寧に伸ばしたり動かしたいすることで得られるものです。

とても身体が硬い方で、ほんの少ししか伸ばせなくても、その方が”気持ち良さ”を感じておられれば、
それは、筋肉にも骨にも循環系にも刺激を与え、効果を得ていることになります

また、身体の柔らかい人が、ストレッチがうまくできているかというと、意外と使いやすい部分だけを使って、
無理に伸ばしていたり、その人の使い癖が出ていることもあります。


身体の今の状態は色々でも、次のようなことに留意したり工夫したりすることで、ストレッチの効果を上げることができます。
次のお勧めを、ゆっくり丁寧に感じながら行うことで、身体の使い癖も取れやすくなります。

ストレッチのポイント

*伸ばしているところの、気持ち良さを感じる。
*ツッパリ感があれば、少し揺らして感じる。
*無理な力を入れている部分があったら、揺らしたりして力を抜く。
*意識的に息を吐く。
*伸びが悪く感じる部分には、呼吸で気を集めるようにする。



継続してストレッチを行っていくと、身体は柔軟性を増していきます
柔軟性が増すと、感じる気持ち良さも増していきます

それらの変化も楽しみにしながら、まずは苦手意識を置いて、
今の自分の身体が感じる”気持ち良さ”を味わいながら、ストレッチを続けて頂けたらと思います









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開催ーリフレッシュ講座の内容

2017年07月04日 |  ├ 開催した講座内容



先日、『ストレッチを中心としたリフレッシュ講座』を開催させていただきました。
これはご依頼を受けて行った講座で、”ぱるっこ”の皆さんに参加して頂きました。

当日は朝から豪雨でしたが、その中を参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

お会いした皆さまが、講座内容をいつでも振返り、日常に役立てて頂けるよう、行った内容をブログで紹介させて頂きます。
また、限られた時間の中ではできなかった、詳しい動きや効果などについても知って頂けたらと思います。


ブログを読んでくださっている皆さまにも、役立てて頂けたらと思い、詳しく書きました。
少々長くなってしまいましたが、どれも簡単な動きなので、お気軽にお試しください



ご依頼が、一時間の『ストレッチを中心としたリフレッシュ講座』ということだったので、
次のような3部構成の内容とし、4種類のメソッドを中心に行いました。


【 1部 】スタート
全身を刺激しながら緩めて、循環を促進し、代謝を上げて、全身をリフレッシュさせる。
通常のストレッチと、身体は簡単な動きによって、リフレッシュできることを体感して頂くために、次の二つをメインに行いました。

日常でもできる簡単な動き
気功的な動き


【 2部 】 鍛える&安定 training&balance
今回は、普段の生活では、循環や必要な筋力が不足しがちとなる、下半身を取り上げました。

下半身の簡単なトレーニング


【 3部 】エ ン ド
使って動かした身体の力を抜き、全身をリラックスさせ良い状態に整える。
今回は、どの家にもあるタオルを使ったストレッチを紹介しました。

道具(タオル)を使ったストレッチ




ーーーー リフレッシュ講座 レジュメ ーーーーーーーーーーーー


日常でもできる簡単な動き

全身を緩める
軽くゆする、ジャンプする、歩く

下半身を緩める
・足をブラブラさせる
・足首を動かす
・脚の付け根を動かして、伸ばす
・アキレス腱や腿の後ろを伸ばす
・腰を回す

上半身を緩める
・腕をブラブラさせてる
・肩、腕や手首のストレッチ
・手をあげて、脇を伸ばす
・手を組んで、おなか側、背中側を伸ばす
・首のストレッチ


期待できる効果
骨や筋肉や内臓を刺激し、また血液やリンパの流れが促進されることで、次のような効果があります。
*骨粗しょう症の予防
*内臓の活性化
*関節の動きが良くなり身体が動かしやすくなる



気功的な動き

今回は、スワイショウという、代表的な手を振る気功法を二種類行いました。
二つとも、足を肩幅ぐらいに広げて立って行います。

スワイショウ
振り子のように、前後や横に手を振る。

カリン
身体をねじりながら、デンデン太鼓のように、手を身体に巻き付けるように振る。


期待できる効果
*肩こりや腰痛の予防や軽減
*疲労回復

*中心軸が整う、姿勢が良くなる

気功のオススメ
気功の目的は、身体を緩めて全身の流れを促進することです。
スワイショウもカリンも、とても簡単で単純な動きですが、高い効果が期待できるものです。
肩が凝ったなぁ~とか、腰が重いなぁ~と感じられた時に、気軽に試して頂き効果を感じて頂けたらと思います。

詳しいやり方や効果等は、以前のブログをご参照ください。
”ゆるむ”すぐできる気功



下半身の簡単なトレーニング

スクワット
両足を肩幅ぐらいに開いて立ち、お尻を後ろに引くようにして、膝をゆっくりと曲げていく。
下半身の筋肉を活性化する程度に、軽く行いました。

腰割り
足を開いて四股を踏むように、腰をゆっくりと落としていく。


期待できる効果
*下半身の活性化
*固くなりやすい、お尻や内股の活性化
*下半身が安定し、身体の中心が整いやすくなるく


下半身を十分に動かした後の身体
下半身はどっしりと安定し、上半身の力が抜けているのを感じられると思います。
気功では、この状態を『 上虚下実 』(じょうきょかじつ)と言って、理想的な身体の状態としています。



タオルを使ったストレッチ

タオルをかける身体の箇所や、タオルの形態を変えて、身体の色々な部分をストレッチしていきます。
全体を通して、寝た状態で行います。膝を立てた状態から、始めていきます。

土踏まずにタオルをかけて
まずは左足の土踏まずにタオルをかけて、三通りのストレッチを行い、次に右足にかけ替え行います。

*アキレスけん・膝・腿裏のストレッチ
・両手でタオルを引っ張るように、左足を身体の方へ近づけていく。
・踵を押し出し、膝裏あたりが伸びたら、さらに、つま先を少しずつ顔のほうに寄せていく。
*内股のストレッチ
・タオルの両端を左手で持ち、足を左に開いて、左内股を伸ばす。
(右のお尻が床から離れないあたりまで、開いていく。)
*太腿の横・お尻のストレッチ
・タオルの両端を右手に持ち替え、右脚を伸ばし、左脚を右に倒すようにタオルを引っ張っていく。

足の甲にタオルをかけて

*腿の前・すね・足の甲のストレッチ
・身体の右が下になるように、横向きに寝る。
・両脚は伸ばし、右腕で手枕するように、頭の下に入れて、全体を安定させる。
・上になる左膝を曲げ、足の甲にタオルをかけ、タオルを後方に引く。
・次に、身体の左を下にして、右脚も同様に行う。

タオルを結んで

*骨盤底・内腿の筋肉を使う&ストレッチ
・タオルを何回か結んで丸める。
・仰向けで膝を立てた状態で、丸めたタオルを、内股に挟み、内股&お尻&おなかに思い切り力を入れて、5秒ほどキープする。
・少し力を緩め、再度、思い切り力をいれ、内股で挟み5秒ほどキープ。これを5セットほど繰り返す。
・そして、両足裏を合わせ、膝を外に開き、力を入れた内股&お腹を伸ばし、お尻を緩ませる。

タオルを両手にかけて

*肩周りや身体の側面・背中側・おなか側のストレッチ
・仰向けに寝て、両手にタオルを持ち、上に伸びをする。


タオルを使う効果
*身体が硬い人も、タオルの助けを借りると、伸ばしやすくなり、ストレッチの効果が高まる。
*身体を使った後で床に横になると、それだけで身体から力が抜けて心地良い状態となる。
そのリラックスした状態で、タオルを使うと、ストレッチする場所を意識しやすく、また必要な力も入れやすい。




クールダウン&全身を感じる

最後は、床に横になり、軽く目をつぶり、全身脱力して休みました
そして、全身を感じて頂きながら『講座を始める前との違い』を感じてもらいました。

こんな変化が感じられると思います。
身体の緩み
心地よさ
軽さ
スッキリ感
呼吸の深さ


身体の変化を味わって頂くのは、気持ち良いな〜と味わう分、身体はさらにその気持ち良い状態へと動いていくからです。
通常の教室でも大切にしている時間です。



今回の講座で紹介させていただいたものは、簡単で、一人でもしていただきやすいものです。
まずは、思いつくものをしていただき、身体を動かす気持ちよさを感じていただければと思います









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