ゆるむ body メソッド - Etsuko

〜気呼吸・ヨガ・気功を使って〜
身体の元気を伸び伸び働かせましょう♪

気功〜大樹をイメージして(2)

2017年05月25日 |  ├ 気と親しむ


前回、大樹をイメージして行っていく、簡単な気功を紹介しました。
今回は、さらにそれを進めて、大樹になって、大地のエネルギーと繋がっていく気功的な動きを紹介します。

自然の気と親しみ、そして良い感じに全身を緩めたら、次には、豊かな大地のエネルギーを感じて、
さらに元気になって頂けたらと思います


大樹をイメージして感じることを、楽しんで頂けているでしょうか?
”上手く感じているか” という見えない気の世界は、なかなか比べ難いものです。
だから、上手くできているどうかを気にせずに、自分の感じを味わうことが大切です

今回も、自分の”感じ”を信頼して、大地のエネルギーを感じてください



大樹になって ”大地のエネルギー (気)” を感じる

前回と同じように、立ちやすい足幅で、楽に立ちます

足の裏を感じ、次に足の下に広がっている豊かな大地を感じます。
そして、足の裏で大地のエネルギーを、呼吸しているようにイメージして感じていきます。

さらに足の裏から、大地に伸びていく根っこをイメージしましょう。
どんどん深く広く根っこを伸ばしながら、大地のエネルギーを感じましょう。


嬉しいサイン
豊かな大地のエネルギーと繋がると、こんな感じがする方が多いです

・足裏が、地面にしっかりと吸い付いているように感じる。
・足裏がムズムズしたり、感じやすくなる。
・下半身に安定感があり満ち足りているように感じる。
・気持ちも落ち着き、安心感を感じる。
・大地の大きなエネルギーを感じる。



大きな樹も小さな木も、それぞれに、大地にしっかりと伸ばした根っこから豊かなエネルギーをもらい、
この時期、さらに枝を伸ばし、青葉を茂らせていきます。
そんな樹々のように、私たちも、大地から豊かなエネルギーをもらい、さらに元気になっていきましょう




『 上 虚 下 実 』(じょうきょかじつ)

これは気功の言葉で、次のような、理想的な身体の状態を表しています。

上半身ー肩の力が抜け緩んでいる。
下半身ー充実して安定している。

二回に渡り紹介した、大樹をイメージして感じてく気功は、(1)が上半身を整え、(2)が下半身を整え、
『上虚下実』の状態を実現させてくれるものです。

年輪を重ねていく樹々は天からの豊かな気(エネルギー)と大地からの豊かな気(エネルギー)をいっぱい受け取っています。
私たちも、大樹にあやかるように、気を感じて緩み、大地に根を張るように安定して、さらに健康に楽しく過ごしたいですね



気功には、他にも、鳥の羽ばたきをイメージして行うものなど、何かになったイメージで行うものがあります。
またの機会に、紹介させて頂きます









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気功〜大樹をイメージして(1)

2017年05月17日 |  ├ 気と親しむ


5月も半ばとなり、木々の新緑が美しさを増しています🌿
みなさんは、大きな樹を見つめて、気持ちよさそうだなと思われたことはないですか〜

今回は、自分が大きな樹になったイメージで行ってもらう、気功を紹介します。
これは、気功では”立禅 (りつぜん)" や "站椿功 (たんとうこう)”と呼ばれる型に含まれるものです。


喧騒から離れて、樹々に囲まれたような自然の中に入ると、ふっと気持ちが緩んだような感じがしませんか
あるいは、神経や心を緊張させたり疲れさせていることに、しみじみ気づかれる事も多いと思います。

それはなぜか‥、という説明は難しいですが、でも、目に見えない気の流れを整えていこうとする気功では、
屋外で外気を浴びながら行ったり、樹や大地や風を感じながら行ったりすることは多いです。
それは、自然界の気、あるいは気の流れには、人を心地良い状態(健康)へと整えてくれる力があるからだと思います。

人の心地良い状態(健康)は、神経や緊張が緩んだ状態です。
外が気持ちのいいこの季節に、自然の気と親しまれながら、緩んだ状態を楽しんで頂けたらと思います



一本の”大きな樹”になったイメージ

楽な足幅に立って、大きな樹になったつもりで立ちます。
そして、樹の全体(全身)を感じましょう。

を感じましょう。地面に根を下ろし、そしてまっすぐに空に向かって伸びています。

幹からが伸びているのを感じましょう。🍃青々した葉っぱが茂っているのも感じてみましょう。
イメージしやすいならば、両手を広げてもいいです。

樹全体にあたる太陽を感じましょう
空から注ぐ太陽の光はポカポカと暖かく、風があたる枝や葉っぱは心地良くゆれています。


嬉しいサイン
身体の気が緩み、全体がよりよい状態に整ったらこんな感じがする方が多いです

・身体が緩んで、ふわぁ~と外に広がった感じがする。
・背筋が、上に伸びたような感じがする。
・気持ちもゆったりと落ち着いて、意識も広くなったように感じる。
・身体と周りとの境がなくなったように感じる。
・普段より、太陽や風の心地良さを感じる。




大切なイメージする力
気の世界では、気の動きは意思に従うとされています。
だから、イメージをしながら動くと、気の集まりのような身体はイメージ通りに動いていこうとします
最初は、写真などの映像で、好きな樹を見つけて、その樹を見ながら行うとイメージしやすいです。
また、屋外にある、気持ち良さそうだな〜と感じる樹を見ながら、その樹になったつもりで行ってみるのもお勧めです。


大きな樹や小さな木、庭にある木や公園にある樹など、違った感じがするかもしれませんね〜
樹々が元気なこの季節に、遊び心で楽しんで頂けたらと思います。









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紐トレ講習会に参加して (2)

2017年05月02日 | *紐を使って動く


前回に引き続き、参加した小関さんの紐トレ講習会についてお伝えします。

講習会では、色々な事例が紹介されたり、実際に紐を巻いたり使ったりしながら、身体を動かしました。
今回は、その中で、改めて実感した素晴らしいと感じる効果を、お伝えします。

(実践例は、講座で、行ったものと紹介されたものです。)



身体のバランスが整った時の感覚を味わえる。

身体のバランスがとれていると、楽に無理なく動くことができますから、動きやすいです。
余分な力や筋肉や神経などを使わないので、疲れにくいです。
また、安定感もあり、必要な力を無理なく発揮することもできます。

実践例
・椅子に座った状態で膝の上に紐をまくと、長時間でも比較的楽に座っていられたり〜
・立った状態で、鼠蹊部あたりにかかるよう胴体に紐を巻くと、肩を押されても、ぐらつきにくかったり〜
(先ず、紐を巻かない状態で試すと、よく分かります。)



自分の身体が、本来望む動きを体感できる。

人には、自分では気づかない、身体の偏りや、身体を動かす時の癖などがあります。
それが紐を使うことによって、外れたり薄められたりしていきます。

だから、その人の本来の関節の可動域を使う動きを、体感することができます
これは、とても心地よい体感です

実践例
・頭に紐を緩く巻くことで、首が回しやすくなったり〜
・紐を股関節に巻くと、階段の上り下りが楽に感じたり〜
・紐を使ったストレッチで、痛みで手が上がりにくい肩の可動範囲が広がったり〜


他にも、身体の癖が外れることで、思わぬ効果が報告されているようで、
今では、小関さんの予想を超えた使い方が広がっていると、話して下さいました

私も、紐のいろいろな使い方などを楽しみながら、工夫していきたいと思いました





小関さんのお話には、私が、身体を動かすうえで求めているものが多くありました
この紐トレを、これからも続けていきながら、ブログでも紹介していきます。

身体のバランスが整った時の動きやすさ心地良さを感じて頂けるよう、お伝えしていければと思います









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