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全女準決勝 常盤木-INAC

2010-12-28 21:00:00 | 女子サッカー


〔常盤木学園高校/チャレンジリーグEAST〕

【スタメン】
GK 1 青柳 麻理鈴(3年/リトルスターズ)
DF 2 小野田 莉子(3年/クラブフィールズリンダ)
DF 3 繁浪 由希(3年/FCTONレディース)
MF 5 木下 愛(3年/鳴門ポラリスLFC)
MF 6 鈴木 里奈(2年/秋田LFCユース)
MF 7 坂本 理保(3年/河内FCジュベニール)⇒早大ア式
MF 8 児玉 桂子(3年/FCみやぎバルセロナ)
MF 10 斉藤 あかね(3年/浦和レッズJr.YL)
FW 11 仲田 歩夢(2年/武田消毒JADE)
FW 15 道上 彩花(1年/鳴門ポラリスLFC)
FW 16 松山 智(3年/浦和本太LFC)
【リザーブ】
GK 17 林崎 萌維(1年/FC VICTORIES)
DF 4 永井 聖乃(3年/秋田LFCユース)
MF 14 一原 梓(3年/大和シルフィード98)⇒早大ア式
MF 22 二宮 早紀(2年/青崎SC HANAKO)
FW 9 京川 舞(2年/KASHIMA LFC)

HT後 15道上 彩花 → 9京川 舞
77分 3繁浪 由希 → 4永井 聖乃
82分 16松山 智 → 22二宮 早紀
監督:阿部 由晴


※FW 18権野貴子(3年/星陵PELJr.Y)⇒早大ア式 はベンチ外だった。

高校女子サッカーの名門校はいずれも全国各地から生徒さんが集まる私立高校。地域密着を試みる藤枝順心は例外の部類に入るのでは。



〔INAC神戸レオネッサ /プレナスなでしこリーグ4位〕

【スタメン】
GK 1 海堀 あゆみ(24歳/FC高槻)
DF 3 坂井 優紀(21歳/TASAKI)
DF 4 甲斐 潤子(26歳/TASAKI)
DF 16 小野 鈴香(28歳/伊賀FCくノ一)
MF 6 那須 麻衣子(26歳/伊賀FCくノ一)
MF 7 高良 亮子(20歳/神村学園高等部)
MF 8 田中 明日菜(22歳/TASAKI)
MF 13 中島 依美(20歳/FC VITORIA)
FW 9 川澄 奈穂美(25歳/日本体育大学)
FW 10 高瀬 愛実(20歳/北海道文教大学明清高校)
FW 14 米津 美和(31歳/豊津女子FC)

【リザーブ】
GK 19 久野 吹雪(20歳/武蔵丘短期大学)
MF 5 柳井 里奈(21歳/INACレオネッサアマチュア)
FW 24 小川 志保(22歳/ジェフ千葉レディース)

77分 3坂井 優紀 → 5柳井 里奈
79分 14米津 美和 → 24小川 志保
84分 1海堀 あゆみ → 19久野 吹雪
監督:星川 敬

※INACは改めて見ると、田崎真珠とFC高槻(FC VITORIAも含む)と伊賀FCくノ一の混成軍だということがわかる。関西中心に選手集めが成功している感有り。
※リザーブが3人。この意味は?
※米津美和31歳。来季も現役続行だろうか?
※このチームだと意外な感じだが、川澄奈穂美が年齢的に上の方になっている。大卒だから当然と言えば当然か。




INAC練習中。さすがプレナスなでしこリーグ。上手い。
マネージャーの根本さんが走り回っている。現役中は怪我させちゃってごめんね。


常盤木学園高校も練習中。


阿部監督の言葉掛けが超面白い。本人は大真面目なのかもしれないが。佐々木代表監督といいとこ勝負だろう。


アップ場から移動すると直ぐにピッチ内練習へ


今回はエントリーメンバーだけのピッチ内練習だった。


メンバー発表。INACは今大会スタメンの変わらず。常盤木は左足を痛めた京川舞が外れる。


注目のレフリー発表。このメンバーは豪華。国際大会でもいけそうだ。


今回のボールはかなり軽いので、このくらいの風でも影響を受けてしまう。


INACに掲げられた「悪役上等」の応援横断幕。上手だな、コピーが。
なでしこリーグの看板を背負って文字通り憎たらしいヒールになりきった。


本日のセンターポジションは徳島県出身「木下 愛」


和やかなコイントス


一段と気合が入った円陣


怪我から復帰した鈴木里奈が先発したことで、繁浪由希がアンカーの位置に入った


INACのボールコントロールの良さが試合開始から際立つ


中盤のキーマン児玉桂子も攻撃に絡みたいのだが、なかなか守備に追われて前へ出れず
受け手もマークされ、いつものようにパスを通すことができない


INACの前線の選手を抑えることに必死で、中盤まではなかなか手が回らない


斉藤あかね一人では重戦車高瀬愛実を止めることができない
数人掛かりで押さえ込もうとするとスペースが空いてしまう


川澄奈穂美をフリーにさせると一気にゴール前へ仕掛けてくる


前半を何とか0-0に持ち込む


田中明日菜のさりげないレフリーへの抗議
この辺が高校生にはない大人の知恵


GKマリリンとキャプテン、お互いに励ましあう
ちなみにプレナスなでしこリーグ10チーム中、常盤木学園高校出身のGKは浦和の小金丸、東電の天野と斉藤、狭山の大谷の4人。


無得点には抑えたものの肉体的精神的なダメージはかなりのもの
INACの選手達から放たれた無数のジャブは常盤木の体力を奪うに十分だった


本気モードのINAC


1失点した後は、ただただ守備に追われる常盤木学園高校


どんどん下がらされてしまって前線になかなか攻撃枚数を揃えられない


京川舞が個人突破を図るもINAC守備陣ががっちりガード
元伊賀FCの小野鈴香が守備陣を統率している


試合終了。常盤木学園高校の全女は0-5で終了
INACがプレナスなでしこリーグの面目を保ってくれた


準決勝は試合終了後に敗者の表彰式がある


表彰式


32回全日本女子サッカー選手権 第3位 常盤木学園高校


日本サッカー協会副会長から表彰状とメダルの授与


当然、3位の記念撮影に笑顔は無い



泣き顔の常盤木学園高校の選手を追うカメラクルー





社会人チームがしっかり勝つことで高校生の先が開けるってもんだ。どんな競技でも。
今回の常盤木学園高校の勝ち上がりは女子サッカーの競技者達の将来にとってはマイナスでしかない。
そういう意味でINACが普段通りの実力を見せ付けたことは良かったが、来季のリーグ戦を見据えるとINACが勝ったことを喜んでばかりはいられない。


INACも常盤木学園高校も次が今シーズン最後の大一番となる






32回全日本女子サッカー選手権 準決勝 2010年12月26日 11:00K.O
東京都・国立西が丘サッカー場(1,224人)晴 風弱し 芝良 主審 山岸佐知子

常盤木学園高校 0-5(0-0、0-5) 常盤木学園高校


49分 米津美和(I)、66分 田中明日菜(I)、74分 坂井優紀(I)、75分 米津美和(I)、81分 田中明日菜

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