あきじの気まぐれ日記Ⅱ

「あきじ」が日頃、撮影した鉄道・バス・船など
様々な写真などを紹介して行きたいと思います。

玉川光昭氏をお迎えして

2012年02月27日 | 音楽
昨日(2月26日)、広島市中区中町のクリスタルビル19階にある「Live juke」で

「フクシマ・ヒロシマ 人・家族 きのうよりきっと幸せに ~あれから一年~」 
というイベントが行なわれたので、indigo linerさま、シンコーさま、dendonさまと
行ってきました。
新聞やタウン誌などで紹介された事もあり、会場は立見が出るほど大盛況でした。

イベントの内容を簡単に紹介致します。
このイベントは、
福島県南相馬市で被災された、玉川光昭氏(玉川工務店代表)をお迎えして
講演が中心のイベントで、
今後、ずっと忘れてはいけない思いと、人それぞれの方向を考えるきっかけになればと
企画されたそうです。

イベントの内容
玉城ちはるさんの特別ライブ「歌・詩・愛・風」

「いま心の復興を本で・・・~本のある生活のすすめ~」
ブッククロッシング・ジャパン代表 財津正人

基調講演「フクシマからの風 きのうよりきっと幸せに」~彼はその瞬間、どのように動いたのか?~
講師:南相馬市 玉川工務店代表 玉川光昭氏

パネルディスカッション「プルトニウムの風にふかれて~FUKUSHIMA&HIROSHIMA~」

出演者
玉川光昭氏(南相馬市 玉川工務店代表)
財津正人 (ブッククロッシング・ジャパン代表)
玉城ちはる(シンガーソングライター)

ゲスト
安彦恵里香 (project now!代表)



玉城ちはるさんのライブ
今年初めて広島でのライブとなります。
ちはる姐さんの歌声は、いつ聴いても、優しさ、親しみやすさがあります。
また、心のこもった歌声に感動します。

ブッククロッシング・ジャパン代表 財津正人氏のお話に続いて
本日のメインイベント 玉川光昭氏の基調講演です。

玉川氏は奥さまとお子さん4人とご両親とおじいさまと3世代で暮らしていますが、
東日本大震災による福島原発から僅か15キロの所に自宅がある為、自宅に帰れず、
現在も避難生活を送られています。
玉川氏は経営している工務店の仕事の他に地元の消防団でも活躍されており、
福島原発事故の爆発音を活動中に聞いてから、玉川氏の闘いは始まったそうです。
被災されながらも、「被災地支援活動」を現在も行っておられます。

あれから一年を迎えようとしていますが、東日本大震災の報道も
徐々に少なくなっていく中、
玉川氏は、「震災の記憶を伝え続ける」ことに一生懸命取り組んでおられます。

あの日、南相馬で一体何が起こったのか、私は初めて直接話を聞く事ができました。
実際に関わって来られた方の本音部分知ることができ良かったと思います。
また勉強にもなりました。

ゲストの安彦恵里香さんを迎えて行なわれたパネルディスカッションでは、
風評被害、がれき処理等について色んな意見がでて、パネリスト意見もそれぞれ違い、
会場も積極的に自分の考えを述べられてました。


最後に会場の皆さんで、玉城ちはるさんの「風になれば」を歌いました。

今回のイベントをを企画されました
玉城ちはる様、財津正人様有難う御座いました。
ご多忙の中、広島にお越し頂き貴重なお話を聞かせて頂きました玉川光昭様
有難う御座いました。
また、当イベントに参加された皆様、お疲れさまでした。

昨日の模様はindigo linerさまのブログでも紹介されていますので、
こちらもご覧下さい。


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2 コメント

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Unknown (indigo liner)
2012-03-01 21:23:11
先日はおつかれさまでした。時間的制約もあって駆け足の行程ではありましたが、いろいろ自分では気付かない新たな発見があったのではないでしょうか。
震災の報道は少なくなってますが、しかし、傷跡はまだまだ消えていません。風化というのは恐ろしいことです。だから今回のように語り継いでいくという事は非常に大切な事だと実感しました。
こうやってブログのネタにして見てもらうというのもアリだと思いますよ。
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Unknown (あきじ)
2012-03-01 22:03:57
>indigo linerさま
先日はお疲れさまでした。
仰る通り、自分では気付かない新たな発見がありました。

語り継いでいくという事は非常に大切な事だと思いますが、
しかし、辛い思い出を話したくないという方もいるでしょうし、難しい所であります。
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